産経新聞のサイトに、与野党協議に関する記事が掲載されています。
古代より紡いできた男系継承を守れるか 与野党が31日に協議再開 夫婦別姓論議が影響も【産経新聞】
令和7年は、政治が安定的な皇位継承や皇族数の確保で方向性を打ち出せるかが焦点となる。・・・
(リンクより、有識者会議報告書のポイントと、本文が少し読めます)
「古代より紡いできた男系継承」から始まるタイトルの記事、「男系」「女系」という言葉が使われていなかった古代に依拠しようとするのは、如何なものかという判断があるのでしょうか、基礎医さんによれば、紙面には掲載されていない模様です。
サブタイトルは「「准皇族案」浮上も…」「衆院トップ2の関係は良好」「伝統は再生できない」
女性皇族の配偶者と子は皇位継承権を持たない「準皇族案」に野田代表は反対するという見方があること、
玄葉副議長の「腹案」が注目されること、
「夫婦別姓」の次は「女系容認」となる可能性、などが述べられる中で、
特に看過できないのは結びの中にある文言です。
そもそも男系継承の背景が女性差別ならば、なぜ皇祖神の天照大神は女神と解されているのかという疑問も残る。
皆さま、ぜひ、分かりやすくこの疑問に答えて差し上げて下さいませ。
さらに、タイトルからも共に明治に定められた「夫婦同姓」と「男系男子限定の皇室典範」の問題には、通底するものが感じられます。
「愛子さま立太子」を実現する「皇室典範改正」に寄与するならば、立憲民主党、および「当事者の意思を大切に」としている公明党が早期導入を目指す「選択的夫婦別姓」についても注目した方が良さそうですね。
「安定的皇位継承を巡る与野党協議」は、本日より始まります。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
5 件のコメント
まいこ
2025年2月2日
皆さま、コメントいただきありがとうございます。
京都のSさん、歴史的背景から説いて下さってありがとうございます。『解される』というところにも、男尊女卑を感じますね。
mantokunさん、元毎日新聞記者の森先生の記事の御紹介、ありがとうございます。男系は商売でやっているのがよく分かりますね。
SSKAさん、「世系第一である皇祖神が女性ならば、その子孫の神武から一貫して男系のみで続く考えでは天皇の起原を語れません」疑問への端的で見事なお答え、そのまま男系新聞にお送りしたいです。
パワーホールさん、「古代から男系」とはこじつけ、「男尊女卑」という「旧き陋習」が原因、本当にそうですね。疑問そのものが女性差別です。
パワーホール
2025年1月31日
「古代から男系」とはこじつけにもほどがありますね。男系になってしまったのは、「男尊女卑」という「旧き陋習」が原因です。
SSKA
2025年1月31日
神武天皇を始祖とし男系継承のみで繋がる万世一系は性別を問わず子孫が治める天壌無窮の神勅とは無関係です。
世系第一である皇祖神が女性ならば、その子孫の神武から一貫して男系のみで続く考えでは天皇の起原を語れませんし、実在した女性天皇や女系の皇位継承の事実を蔑ろにするのも正しい歴史と呼べないものです。
古代人が伝承の神々を変わらず敬う一方で大陸から学んだ歴史記述に倣い人間の歴史をがっちゃんこしてしまうのも、独自の文化と外界のものとを折衷してしまう現代まで続いて来た日本民族の特性に近いものなんでしょう。
mantokun
2025年1月31日
先日のDOJOでも登壇された森暢平先生の「サンデー毎日」連載中の最新記事は、「これでいいのか「旧宮家養子案」―第40弾―女性天皇推しだった『産経新聞』の変節」ですね。
この記事によれば、2001年4月に雅子さまのご懐妊が発表されたことを受けて、産経新聞は5月11日の2面の社説(「主張」)欄で「女性天皇 前向きな論議を期待する」という論考を発表し、「女性天皇を認めることは皇位をつつがなく継承する意味でも重要」と断言し、「古代の推古天皇、持統天皇など皇位の尊厳を高めた女性は多いとし、外国でもビクトリア英女王のように長年君臨し、国民の敬愛の的になった「名君」もいるのだから、「懸念は少ない」」と非常に真っ当なことを書いていました。それが3年後の2004年になると完全に男系派に闇落ちしていたと。
産経新聞が急進的な男系派に舵を切った理由は、「部数競争で他紙に大きく水をあけられ、同じ保守の『読売新聞』と差異化し、独自色を出すため、日本会議など保守系団体の主張と社論をシンクロさせるようになった。読者を極端な保守に絞る路線を採用した」というものであり、要は単なる商売上の方便です。売らんかなのために皇族バッシングを続ける週刊誌、商売の都合でノイジーマイノリティにおもねり、皇位の安定継承を危険に晒す新聞紙。どちらもあさましい精神が通底しています。
日本には古来、男系継承を絶対と見なす背景などなかったから皇祖神の天照大御神が女神と解されているのであって、令和有識者会議報告書が述べる「皇位継承は悠仁さままではゆるがせにしない」と同じく、前提そのものが間違っています。
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年1月31日
産経子「そもそも男系継承の背景が女性差別ならば、なぜ皇祖神の天照大神は女神と解されているのかという疑問も残る」
尊皇派「『解される』も何もアマテラスは最初っから女性神なんだが?古代から中世までは双系継承だったんだが?戦国期の男性性プレゼンス⤴で男系継承が蔓延し始め、近世の朱子学官学化を機に男尊女卑と男系継承が定着し、それが時を経ても明治期の人民の脳髄を支配していたがために『謹具意見』が出され、明治典範が男尊女卑に染め上げられたんだが?君らは順番を間違えてるぞ?」