与野党協議再開の直後に、読売新聞が社説を出しました。
社説:皇位継承の議論 皇統の存続最優先に結論急げ【読売新聞】
女性宮家を認めても一代限りでは、皇統が安定するとは言えまい。また、長く一般国民だった人を唐突に皇族に位置づければ違和感を覚える人は多いだろう。伝統の尊重は大切だが、社会通念の尊重と一体で考える必要もある。
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「女性宮家を認めても一代限りでは、皇統が安定するとは言えまい」は、女性皇族の配偶者と子を皇族として、女性天皇、女系天皇を公認することを示唆し、
「長く一般国民だった人を唐突に皇族に位置づければ違和感を覚える人は多いだろう」は養子案に疑義を呈し、
「伝統の尊重は大切だが、社会通念の尊重と一体で考える必要もある」は、伝統を真っ当に捉えており、端的に皇統問題を著した名文のように思います。
非常に残念なのが、国連の女性差別撤廃委員会の勧告に対する言説で社説が結ばれていること。
国連の一付属機関が、一方的に見直しを要求すること自体、筋違いも甚だしい。委員会が日本政府の抗議を受け付けない以上、対抗措置を取るのは当然である。
読売新聞が勧告の直後に出した社説にも、かなり違和感を覚えたものでした。
社説:皇室典範に勧告 歴史や伝統を無視した発信だ【読売新聞】
1月25日開催のゴー宣DOJOにおいて、森暢平先生は「2001年は産経新聞でさえ、女性天皇賛成、良識ある保守なら女性天皇賛成と社説。産経新聞は読売新聞と差別化する時に社論を極端に変えた 56:42頃~」と語っておられます。
現在の産経新聞は、ゴロンさん曰く男系新聞、国連の勧告にも噛みついていました。
<主張>皇位継承への干渉 政府は国連の暴挙許すな:社説【産経新聞】
読売新聞が皇統問題はまともな言説を唱えながら、国連の勧告には男系派と見紛う社論になるのも、他紙と差別化するためということになるのでしょうか。
笹幸恵先生の胸の空く指導が素晴らしい!
【読売新聞社説、お茶を濁して終わらすな。】
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
3 件のコメント
SSKA
2025年2月1日
以前自民党の皇室制度案を厳しく批判した人とその後国連に嚙みついたのは同じ人物なんですね。
性別によって大きな差がある現状を男女平等に近付けるのが女性宮家案で国連勧告の目指す所と同じ内容になるはずですが、筆者は文章の途中で書きながら矛盾に全く気付かなかったのでしょうか。
メディアの側も今回の件で早急に政府に引導を渡してやらないと国の恥が際限無く広がる事になるばかりか自社の名誉も(どこぞの機関紙同様に)地に堕ち続けると自覚してもらいたいですね。
サトル
2025年2月1日
「地道に築く信用、信頼」がなければ商売できんだろ、そもそも…を。
サトル
2025年2月1日
いつもありがとうございます。
せっかくの名社説になったものを、最後の最後に…。
残念至極。
「武士は食わねど高楊枝」を送りたい。
いや、武士ではなく「商人」なんですぅ…も、苦しい台所事情なんだろうが。
「この絶好の機会に…産経読者を…」も、商売として、わからんでもないのですけどね。