皇室の皆さまのお言葉から、皇位継承を考える

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平成28年8月8日に、上皇さま(当時天皇陛下)が私たち国民に皇位の安定継承を願われました。

上皇さまは、天皇陛下在位時、ご即位20周年の記者会見にて、将来の皇室の在り方に関して

将来の皇室の在り方については,皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います。二人は長年私と共に過ごしており,私を支えてくれました。天皇の在り方についても十分考えを深めてきていることと期待しています。

と話されています。
(宮内庁HPより引用:https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h21-gosokui20.html

では、陛下、秋篠宮さまのお考えはどうなのでしょう。
もちろん政治的な発言は許されないお立場なので、はっきりしたことは話されません。
そのため、おことばを見ていきます

昨年の秋篠宮さまのお誕生日会見

問2 悠仁さまが39年ぶりに男性の成年皇族となられました。ご成長の過程で思い出に残っていることや、成年に当たって掛けられた言葉、将来皇位を継承されるお立場である悠仁さまへの期待をお聞かせください。先日、皇嗣職大夫が悠仁さまの進学を巡り「根拠のない情報が流れていることに心を痛めている」と発言しました。「自然誌」を学べる大学への進学を目指す悠仁さまの最近のご様子や、進路について親子で話し合われていることもお聞かせください。

こちらの問いに、

 9月6日に成年になったわけですけれども、いかんせん高校3年生の忙しい時ですし、その時に取り立てて何か声を掛けたということはないと思います。ただ、折々に成年になってからのことというのは話をすることがあって、私や妻が娘たちに言ってきたことと同じになってしまいますけれども、成年後、実際にはもうちょっと後が多いと思いますけれども、いろいろなところから声が掛かることが予想されます。そのときに、声を掛けていただいたものに関わるときには一つ一つ大事に思って丁寧に取り組んでほしいということは、成年に当たってというよりも、一定年齢になってからの話として、度々にいたしました。

(宮内庁HPより引用:https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/269)

将来皇位を継承されるお立場である悠仁さまへの期待と記者に聞かれましたが、特別な扱いとはお考えでないようです。「妻や娘たちに言ってきたことと同じ」

そして今週行われた、天皇陛下のお誕生日会見

問3 成年を迎えられた悠仁さまについてお聞きします。筑波大学への進学が決まりましたが、ご自身のご経験を振り返り、どのような学生生活を送られてほしいと思われますか。成長ぶりや最近の印象に残った会話についてもあわせてご紹介ください。皇位継承順位第2位の成年皇族として、どのような役割を期待されていますか。

こちらの問いに

 悠仁親王は昨年18歳となり、成年を迎えました。小さい時から甥として成長を見守ってきましたが、近頃は、都内や地方への訪問であったり、外国の方々との交流であったり、皇室の一員としての務めを果たしてくれていることを頼もしく思います。
 会った時には、地方や都内への訪問に関する話題のほかにも、関心を持って取り組んでいるトンボ、野菜の栽培、バドミントンなどについて生き生きと話してくれますので、充実した日々を送っているのではないかと思います。
 先日、悠仁親王の大学の進学先が決まり、うれしく思っています。私自身の大学時代を振り返ってみると、専門の日本史の研究や部活動としてのオーケストラでの練習などを通じて、年齢の幅もある様々な人と出会うことができたと思います。そして、様々な背景や関心を持った先生方や友人たちから多くのことを学びました。高校時代までの友達も大切ですが、大学で知り合った人々との交流も続けています。研究面でも、大学時代に研究した日本中世の瀬戸内海の水上交通の研究は、オックスフォード大学でのテムズ川の水上交通史の研究へとつながり、現在も取り組んでいるより広い分野の「水」問題へと発展していったように思います。
 悠仁親王には、大学生活を通して、本当に自分がやりたいことを見つけるとともに、様々な人と出会い、自身の将来をしっかりと見つめつつ、実り多い学生生活を送ってほしいと願っております。

(宮内庁HPより引用:https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/367)

皇位継承順位第2位の成年皇族として、どのような役割を期待されていますか。との質問ですが、悠仁さまを特に皇位継承者として意識されていないのでは?と私は考えました。

悠仁さまを含めて、皇室の皆さまの中では、愛子さまを皇太子にが既定路線なのでしょう。
そうとしか考えられません。
大御心は「愛子さまを皇太子に」ですよ!

天皇陛下のお誕生日会見。その後の質問で

 皇室の情報発信については、昨年もお話ししたとおり、皇室の活動についての情報発信を考えるに当たって、その前提として、皇室の在り方や活動の基本に立ち返って考える必要があると思います。
 皇室の在り方や活動の基本は、繰り返しになりますが、国民の幸せを常に願い、国民と苦楽を共にすることだと思います。また、時代の移り変わりや社会の変化に応じて、状況に対応した務めを果たしていくことが大切であると思います。 
 皇室を構成する一人一人が、このような役割と真摯に向き合い、国民の幸せを願いながら一つ一つの務めを果たし、国民と心の交流を重ねていく中で、国民と皇室との信頼関係が築かれていくものと考えております。

国民の幸せを常に願い、国民と苦楽を共にすること
時代の移り変わりや社会の変化に応じて、状況に対応した務めを果たしていくこと
国民と心の交流を重ねていく中で、国民と皇室との信頼関係が築かれていく

もう、これ以上大御心を無視して、皇室の皆さまのお気持ちを無視して、
自分のメンツにしがみつくのはやめましょう。国会議員。

旧宮家養子案はやめましょう。
「俺は男だから愛子さまより皇位継承者にふさわしい」
こんなこと考えてる旧宮家系国民はいません。

皇位の安定継承を願われた上皇さまが御元気なうちに
愛子さまを皇太子にを実現しましょう。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

5 件のコメント

    SSKA

    2025年2月26日

    すいません、高校ではなく大学時代でした。

    SSKA

    2025年2月26日

    天皇陛下が高校時代、中世の瀬戸内海の水上交通に関心を深めたところから、現在の世界規模の水に係る研究に繋がっていると述べられているのは、将来有望な多くの若い方達へのエールであり、悠仁様もそのお一人として期待を込められているのを感じました。
    学問は必要無いと言うバカの勧めを聞き入れる余地なんて何処にもありませんね。

    ダダ

    2025年2月25日

    皇室の願いは愛子天皇で間違いありませんが、宮内記者の皇位継承に関する質問は、毎年同じことを聞いても同じ答えが返ってくるだけなので、生活困窮者,被災者,差別,国際親善等、他の出来事に絡めて工夫しないと、お言葉からの進展はこれ以上は無いと思います。

    同じ質問を繰り返すなら、上皇陛下の平成17年の誕生記者会見で質問した『問3 皇室典範に関する有識者会議が,「女性・女系天皇」容認の方針を打ち出しました。実現すれば皇室の伝統の一大転換となります。陛下は,これまで皇室の中で女性が果たしてきた役割を含め,皇室の伝統とその将来についてどのようにお考えになっているかお聞かせください。』の方がまだマシだと思います。

    そもそも、お言葉と権能はイコールでは無いはずです。
    国内外の平和や、生活困窮者・被災者への支援や安寧を願うお言葉があっても、政治的発言としては捉えられていません。
    皇室典範に関するお言葉だけを政治的発言とし、静謐な環境で皇室を消し去ろうとする国会議員の姑息さが浮き彫りになっています。

    パワーホール

    2025年2月25日

    ”国民の幸せを常に願い、国民と苦楽を共にすること
    時代の移り変わりや社会の変化に応じて、状況に対応した務めを果たしていくこと
    国民と心の交流を重ねていく中で、国民と皇室との信頼関係が築かれていく”
    このお言葉はまさに「一君万民」と「時代とともに皇室の在り方も変わっていく」を表していますね。素晴らしいお言葉です。

    突撃一番

    2025年2月25日

    「畑のトンボは〜♪ もう消えた〜♪」
    と、吉田拓郎も歌っているように、日本文化とトンボとは、密接に関わっていると思います。
    あんまり詳しくは語れないけど。

    悠仁様のトンボ研究だって絶対、国益に繋がってる筈なんですよ。
    愛子天皇の孤独な務めを、国事行為の臨時代行その他でお支え出来るのは、悠仁親王殿下しかいない。

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