突然ですけどみなさん、吉高由里子さんって
「女優」だと思いますか?
それとも「俳優」だと思いますか?
所属事務所の公式サイトでは「俳優」だし、Wikipediaでは「女優」
になってるし・・・。
いや吉高さんに限らず、ここ十年ぐらいか、ジェンダーフリーな空気に流されて女優も「俳優」と言い換えてる風潮は、俺はあんまり好きじゃなかったんですけどね・・・??
軽く歴史を紐解いてみたところ、俺のそんな固定観念も「シナ男尊女卑」の産物に過ぎないかも知れないと、自分を客観視してみる事を覚えたおりこうさんでございます。
まるで京都のSさんばりに、話題のドラマネタで始まりました今回ブログのネタに使えそうな、いい獲物が釣れるかと思いましてね。 X上にこんな感じの、「ダンケーホイホイ」をばら撒いておいたんですけども☟。
末尾の「殿下は皇長子なんだから・・・」がミソだよ(笑)。
けどなかなか噛み応えのある大物は、引っかかりませんねぇ。
ちなみにここ最近、俺に恨みが出来たせいか、俺の投稿ポストに執拗に絡んでくるsuso君は、こんな事を言ってます。
曰く、皇室典範第2条に規定される「皇長子」は男系男子だけが対象だから、愛子様は該当しないんですってwww
その他の男系カルトのお客様方も、異口同音にこんな反論を返してきます。
要するにこの人達、「皇長子」という言葉には、女は含まれないと言いたいようです。
網走湖のワカサギの方が、よっぽどコイツ等より食い応えがあるわw
コトバンクで見ると確かに、「子」には主に成人男子を指す如く書かれた項目もありますが、例文として示されているのは「孔子」「君子」等、シナに起源を持つ単語が多い事が特徴的でした。
一方で、日本で昔から一般的に言われる「踊子」「針子」等の職業を表す言葉は主に、女性を指す意味で使われる事が多いようです。
ここでなんとなく、先程の男系カルトの反論に「シナ男系主義」のニオイを感じ取った読者のみなさん、大正解です!
今回のブログでは、古代の日本、特に律令制度が導入される以前の「男女双系」社会においては、「王」とか「皇子」のような、社会的地位を表す「称号」さえも、シナとは違って男女同じが基本だったというお話を、ごく簡単に紹介させていただきます!
文責 北海道 突撃一番
参考文献
・コトバンク「子」(URLは、引用箇所に)
4 件のコメント
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年3月7日
突撃様、私も「セクシー女優」への言い換えには欺瞞を感じます。だから「『男優』と『セクシー男優w』を脳内で分離して…」と、つい「w」を入れてしまうわけです。
突撃一番
2025年3月7日
掲載&コメントありがとうございます!
ぶっちゃけ、「セクシー女優」という言い換えも俺はあんまり好きじゃないんですよね•••。なんか本質を覆い隠してるみたいで。
安易に流行に流される事には警戒しておきながら、伝統に沿ったアップデートをしていくにはやはり、歴史をちゃんと学ぶのが近道だと思います。
SSKA
2025年3月7日
男尊女卑の精神で男系のみが正統と遡るのと根は同じですね。
国民の価値観や言葉の意味の変化と共に法律や制度も社会の事情に合わせるのが自然な考え方で、それに逆らって自分は古い時代に染まっているとアップデート出来ないのは単なる未練や意固地で何の自慢にもなりません。
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年3月7日
突撃様、素晴らしい論考でした。
「皇子」が「皇男子」と「皇女子」で構成されるのは当然です。奈良期から流入し始めた「儒教」の『礼記』(シナ男系主義やシナ的男尊女卑の根本経典)が普及した平安期の摂関政治頃から「皇女子」が皇位継承から排除され、継承権の無い「皇女」となり、それゆえ皇女は伊勢神宮や賀茂社に送られて斎宮・斎王となったわけです。つまり、暗山満らクソ男系固執派が「先例」と宣っているものは、平安期からの「シナ男系主義」「シナ的男尊女卑」の影響を受けた一時的な「新儀」に過ぎず、飛鳥・奈良期には皇位継承も双系だったという「真の伝統」を奴らは知らないわけです。
ちなみに冒頭の「女優か俳優か論争」ですが、「皇子」に「皇男子」と「皇女子」が含まれるように「俳優」に「男優」と「女優」が含まれるわけですから、区別したい場合は「男優」と言えば良いでしょう。「男優」と聞けば「AV男優」とか「汁男優」を思い浮かべてしまうという御仁も居られましょうが、ちょうど「AV女優」が「セクシー女優」と言い換えられている時期でもありますから、「男優」と「セクシー男優w」を脳内で分離していただく方向でアップデートをお願いしましょう(笑)。