産経新聞のニュースサイトに、月刊正論の記事が掲載されました。
皇統にまで文句をつける…日本を赤く染める国連勧告との攻防【月刊正論】
国連の事務局のあるジュネーブでの左派NGOと保守系「右派」NGOとの攻防や、勧告に至る経緯などを保守系NGOの視点で記した上で「今回の皇室典範改正の勧告だけでも、女性差別撤廃条約の締結国から抜け出し、条約を脱退する理由ではないか。女性差別撤廃条約だけでなく他の人権条約も含めて、本当に日本国民の人権向上に必要なのか」と政府や政治家に求めています。
3月21日開催の外務委員会において、立憲民主党の竹内千春議員は、その勧告への対抗措置の撤回を岩屋外務大臣に求めました。
フランス革命直後の国民議会では、王党派が「右翼」と呼ばれたのに対して共和派が「左翼」と呼ばれた。(ウィキペディアより)
安定的皇位継承のために、男系男子限定にするのか、女性皇族に皇位継承権を広げるのか。
どちらの要求が真に日本の未来に資するのかは、自明ですね。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
3 件のコメント
SSKA
2025年3月25日
皇室の伝統を理由にしつつ実際は我が国社会全体の男尊女卑を変えたくない為に国連許し難しと、低劣で品を欠いた感情が更にコアな読者向けの媒体に溢れ出ていますね。
同様に国連に噛み付いた読売新聞もですが、男女平等が進む社会に反抗し呪いたい為に建前と本音を使い分けて国の象徴である天皇を利用したいだけだと自ら漏らし過ぎです。
ダダ
2025年3月24日
皇統に文句を付けて、神武天皇からの男系継承という妄想を広めているのが自称保守派の方々ですよね。
男尊女卑でしか自尊心を保てないのが憐れです。
mantokun
2025年3月24日
産経新聞は「旧宮家の養子案を認めよ」という主張は、すなわち「昭和天皇の直系を断絶させるべし」という主張であることが認識できないのでしょうか。
産経新聞が2017年に出版した『立憲君主 昭和天皇』の謳い文句は、「昭和天皇伝の決定版! 昭和天皇でなければ、日本は救えなかった。」というものです。書籍紹介のWebページには、「立憲君主とはどうあるべきか。君主は政治とどう関わるべきか。あの戦争で、終戦の「聖断」はどのように下されたか。」と、最大限に昭和天皇への謝意と敬意を示した言葉が書き連ねられているのですが、その立憲君主たらんとした昭和天皇の思いを真っ向から打ち砕き、踏みにじる憲法違反まみれの「旧宮家養子案」を主張するのは、産経新聞の中では一体どう整合性をつけているのでしょうね?
《壮年期は時代の波に翻弄され、軍部の暴走に悩み、後半生は先の大戦を十字架として背負い続けた。その生涯は、激動の一言ではとても言い尽くせない。ただ、昭和天皇は崩御の直前まで、国民と国家の将来を固く信じていた。》(本文より)
とありますが、まさに令和の現在、戦時中に昭和天皇を悩ませた「暴走する軍部」と化している自覚が、産経新聞には全くないようです。
産経新聞も、とりあえず「皇位継承は男系」とさえ言っとけば保守ぶれると思ってる政治家たちも、「崩御の直前まで、国民と国家の将来を固く信じていた」昭和天皇に対して、どうやって申し開きをするつもりでしょうか。昭和天皇の直系、皇統を断絶させようとしている罪深さを少しは自覚してほしい。