2月17日開催第二回全体会議について、毎日新聞がコラムを出しています。
第二回全体会議で議論されたのは「皇族数確保のための第1案『女性皇族の婚姻後の皇族の身分保持』」における「女性皇族の配偶者と子の身分について」。
立憲民主党は「家庭内に皇族と一般国民がいることの是非」、自民党は「配偶者・子は、皇族の身分を有することなく、 一般国民としての権利・義務を保持し続けることが適切」と事前に意見を出していました。
記事は自民党・衛藤晟一氏の第二回全体会議での発言「円満にやることができる。皇族である妻と、皇族でない夫が協力して活動、生活していくことは十分可能だ」を紹介した上で、「家庭内に皇族と一般国民がいる」とは、どういうことかを端的に示します。
皇族は天皇・皇族の戸籍に相当する皇統譜に登録され、姓を持たない。夫と子を皇族としない場合、夫と子は男性の戸籍に登録されて男性の姓を名乗る一方、妻の女性皇族は姓を持たない「夫婦別姓」の新たな形の家族が誕生する。
選択的夫婦別姓に反対しつつ、女性皇族には「夫婦別姓」を求めるのは欺瞞そのもの。
「男性皇族の配偶者が皇族になる」現状に照らしても真っ当な「女性皇族の配偶者が皇族になること」を「先例にない」と主張する側が、「夫婦別姓」の新たな形の家族案を標榜するとは大いなる皮肉。
「愛子さまが念頭に置かれている」第1案が活かされる道は
「女性皇族の配偶者と子が皇族になる」=
「愛子さま立太子」実現に繋げることのみです。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
SSKA
2025年4月5日
法的な違いは実際その通りで、政治家や識者は言葉を選んでいるのかもしれませんが、もっとはっきりと家族の一体性が失われ温かみを感じさせず、人を人とも思わない冷酷な人権無視の制度を自民党が選挙対策の為に強制しようとしていると切り捨てる指摘があってもいいと思っています。
言葉を選んで穏便に扱おうとするのも本当は誰の為かよく分かりませんが、そもそも与野党協議が始まるより前、党内で話し合われた段階で極めて非常識と思われた内容が、こうして易易と国会にまで上がって来た事に違和感を抱いていますから、何故批判や圧力が強まらないのか謎です。
京都のS(サタンのSじゃねーし)
2025年4月5日
「夫と子は男性の戸籍に登録されて男性の姓を名乗る一方、妻の女性皇族は姓を持たない『夫婦別姓』の新たな形の家族」とは、中韓儒教式の夫婦別姓という自民の似非ホシュらが理想とする韓鶴子への帰依を形に表したものでしょうか(笑)。