私は愛知在住の中日新聞読者ですが、先日安定的な皇位継承の有識者会議について、次の記事を見かけました。
皇位継承や宮家創設、内親王に資格拡大の声 有識者会議
https://www.chunichi.co.jp/article/250268
冒頭には、
“安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議で、天皇の子や孫に当たる女性皇族「内親王」に限り、皇位継承や宮家創設の資格を与えるべきだとの意見が出ている。”
と書かれています。
まさにこれが正解だと考えられます。
皇位継承の資格を今のまま男性皇族に限ると、眞子さま、佳子さま、愛子さまはご結婚と同時に国民となられるので、将来的には皇室に悠仁さまお一人になってしまう可能性がある、と容易に想像できます。
むしろ、この危険な状態が今まで放置されてきたことが異常と言えます。
なぜ、今の状態のまま放置されてしまったのかは記事の最後を読むと分かります。
“官邸内ではもともと、女性・女系天皇容認に踏み込むのは時期尚早として、一代限りの女性宮家が「将来の選択肢を確保する意味でも有力な案」(政府高官)とする声があった。
保守派内では女性宮家への異論も根強く、内親王家に限定すればより現実的な案になる可能性もある。”
結局のところ、保守派と呼ばれる一部の人々が強硬に反対していて、官邸がそれに配慮しているために、国民の8割以上が賛成している女性天皇・女性宮家の議論が進まないということだと思います。
眞子さまのご結婚と皇室典範改正のどちらが先になるのか分かりませんが、日本の将来にかかわることなので、常に関心を持ち続けたいと思います。
文責 愛知県 I.Y.
3 件のコメント
基礎医学研究者
2021年5月16日
I.Y.様のおっしゃるように、私もすでに答えはでていると思います。しかし問題はそれを阻む勢力で、侮れないとも思います。でも、皇統の安定継承は結局のところ、日本人(過去、現在、そして未来)の望んでいるところであることを、私は信じます。
ダダ
2021年5月15日
官邸(政府高官)が一代限りの女性宮家を提案している(していた)ということでしょうか?
男系男子の縛りがある限り、女性宮家当主とお子様は即位できません!
それがなぜ「将来の選択肢を確保する意味でも有力な案」になるのか。。
I.Y.さまの仰る通り、正解は出ています。
しかし、政府が本当にその正解を分かっているのか、まだ半信半疑です。
安定的な皇位継承のために、皇室典範改正を求めていきましょう!
ねこまる
2021年5月15日
正解は既に出ている!
その通りだと思います。
官邸は選挙を意識して内輪しか見ていませんが、国民の8割が望んでいるのだから、女性天皇・女性宮家に舵を切れば、国民の支持を得られる事に早く気付くべきです。