山尾しおり先生の公認見送りについて、ぶら下がりで玉木氏が答えました。
該当部分を文字起こしでお伝えします。
7:45~
毎日新聞:山尾しおり候補についてですけれども、先ほど公認の見送りが決まったということなんですが、見送られた理由についてと、代表、先日の会見で、組織の長として候補を決めた責任があるという風に発言されてたと思うんですけれども、代表の責任っていうのはどのように果たされるのか教えてください。
玉木氏:まず今、全ての公認候補予定者を、いずれかの段階で公認に移行させていかなければなりません。今日両院総会で決定したのは、山尾しおり氏については、公認候補予定者から公認には切り替えないということを決定をいたしました。その理由については、まず擁立をしたのは、やはりこの間、特に憲法中心にですね、我が党の憲法調査会にも多大なる貢献をいただきましたし、彼女のこれまでの経歴を見ても政策能力に大きく期待をしました。またもちろん、過去、様々なあのことが取り上げられたこともありますけれども、ただどんな人にもチャンスを与えるというのが私たちの政治姿勢でもありますので、そういった観点から擁立をしましたが、ただ正直、有権者、全国の仲間、支援者、こういった方々からですね、十分な理解と信頼が得られないと判断をいたしました。その意味では擁立をした代表の私にも責任があると思っていますので、こうした擁立の経緯、そして公認候補予定者から公認に移行しない、その理由、こういったことについては、有権者また自治体議員も含めた仲間や、支援者にもしっかりと説明していきたいと思います。
毎日新聞:理解が得られなかった部分っていうのはどの部分に当たるのか教えていただけないでしょうか。
玉木氏:この間もですね、全国幹事長会議をやり、そして昨日も全国の地方議員の会議をやりですね、丁寧にご意見を聞いてまいりました。その中からはですね、やはり大変、街頭でも厳しい声をいただくし、なかなか選挙戦を積極的に展開できないという、そういう厳しい声を、全ての都道府県からもいただきました。多くの自治体議員からもいただきました。その意味ではですね、改めて一丸となって戦う体制を整え直すという意味で、今回の決断に至りました。
質問:今日、両院議員総会は何時から開かれたんですか。
玉木氏:両院議員総会はですね、17時からですね。
質問:ここで決まったんですか?
玉木氏:17時からで決まりました。もちろん他の他の案件もありましたけれども。
質問:そうしますと、これ一般的に明日発売の週刊文春は、皆さん見ていないんですか?
玉木氏:見てない。私も見ておりませんでした。
質問:これ私は定価510円を出して買ってきました。朝の10時頃、いろんなルートがありますけど、11時半にお宅様の事務所ですね、第1議員会館の3階の事務所にコピーして渡しましたけども、それで見ませんでしたか?
玉木氏:見ていません。
質問:じゃあこれの影響はないということですね。
玉木氏:全くありません。
質問:昨日の山尾さんの会見というのは、山尾さん個人から、出してやったものですか。それとも党がやれと言ったんですか。
玉木氏:会見でも何回かお答えしてるようにですね、疑問があればしっかり答えるべきだということは、私からも会見でも何度も申し上げてますし、そういったいろんな声が来てるよということは本人にも伝え、やっぱりしっかりと会見すべきだということは私からも伝えています。
質問:それからあれは第一議員会館の大会議室を使ったんですけども、山尾さんは、あそこを取る資格は無かったんですけども、誰が取ったんでしょう?
記者会見で山尾先生に質問していた人物ですね。
玉木氏:それは党の事務局で取っています。あの時点では公認候補予定者ですから、最低限の便宜は共有したということだと思います。
NHK:山尾しおりさんの公認見送りの件で、先ほど榛葉幹事長からの説明で、昨日の会見で疑問が払拭できなかったという声もあったという説明があったんですけど、疑問が解消できなかったのはどういうところが解消できなかったかという風に党として判断しているのか。
玉木氏:昨日の会見も1つですけれども、一昨日行われた両院議員総会、これ会見の前に行われてますけども、また昨日、地方議員からも意見を伺いました。昨日の会見を受けて、今朝、両院議員懇談会を朝8時から行ってですね、所属国会議員にも話を伺いました。そういう中で、やはり特にこれから都議選、参議院選挙と控えている中で、やはり選挙を展開することが極めて難しいという声や、様々な問い合わせをいただいてる中で、答えることがなかなか難しいという声も多数いただきまして、その意味では有権者、そしてまた自治体議員を含む仲間や支援者のですね、理解と信頼を得られるには至っていないという判断で今回の決断に至りました。
NHK:信頼と理解っていうのは過去の不祥事であったりとか、いろんな不倫の疑惑に対しての説明が不十分で理解や信頼が得られなかった、そういう認識でよろしいですか。
玉木氏:そういう声が多かったですね。精一杯、質問が切れるまで答えていた姿勢は、私は誠実に取り組んだと思いますけれども、なかなか明確に答えにくい点があったことも、多分事実なんだと思います。ただそのことを、どのように有権者や一般の方が、また仲間が思うのかという結果ですから。今朝そして今日の5時、改めて両院総会、両院懇談会に集った衆参の仲間に図った結果ですね、やはり理解と信頼を得るには至っていないということで、今回の決断に至った次第です。ただ、いろんなもちろん、過去は誰にもあります。そんな中で、常に挑戦できる。そういった再チャレンジのチャンスを用意することも、また政治の仕事だと思います。ただ今回はその理解と信頼をいただくには至らなかったということだと認識しています。
日経新聞:今回、山尾さんの擁立当初から慎重論がある中で、公認にいったん至りました。さらに記者会見で説明を求めた後に開催翌日の擁立の取下げという風になったわけなんですけれども、この一連の党の判断をどう評価されますか?
玉木氏:遅かった、あるいはもっと別の対応があったのではないかという批判は真摯に受け止めたいと思っております。ですから今後、選定プロセスについては改めて見直してですね、ガバナンスについての指摘もいただいておりますので、この機に改めてですね、我が党の候補者擁立プロセスに限りません、物事の決定の仕組みを、もう一段、高度化していくことが必要だということで、我が党のガバナンスのあり方、ルールのあり方について浅野青年局長に、我が党としてのガバナンス高度、より高度なですね、そういった判断をするための一定のルールやプロセス、これをもう一度、整え直そうということで、そのルール作りを、今、指示しておりますので、今回のことも教訓に改めて我が党のガバランスを強化していきたいと思ってます。
日経新聞:今のガバランスの点についてですね、特に具体的に代表としまして改善すべき点が、もしございましたら。
玉木氏:今、浅野代議士に検討をゆだねています。
朝日新聞:山尾さんがエンドレスで会見に応じられて、選挙に出られるために、選挙に勝つために応じたと思うんですが、今回、この決定があったことは、本人には本人に伝えられているのか、どういう反応があったのか。
玉木氏:はい、事前に伝えています。反応は相手のあることなので控えたいと思います。
朝日新聞:理解はしているということですか?
玉木氏:お伝えはしています。
質問:選んだ、その代表としての責任を感じると説明していくってことですが、説明して終わりですか?代表としての責任取り方、どう考えてますか?
玉木氏:はい。厳しく受け止めたいと思います。
ガバナンス:組織が持続可能な成長を実現するために、意思決定のプロセスやルールを整備すること
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
3 件のコメント
サトル
2025年6月12日
文字起こし&動画を見る限り、新聞社社員は、やはり国民民主党の「卑劣さ」に気づいてる(普通気づくが)。
ガバナンスの問題では無いことを。
各新聞社は、SNSの危険さを改めて認識しただろう。
それを踏まえた「意見」を各新聞社に送らねばならない…と強く思う。
特に毎日新聞社。
この一連の動きを速報…スクープとして出したのは、毎日新聞社です。
それがどの「場」「人々に」、どのような反応を引き起こすのか…一番良く知っているのは、毎日新聞社に他ならない。もちろん、読売、朝日、日経…もでしょう。
「まず」私たちに今出来ることは、上記新聞社に「感想を送る」こと。
「評価」を送ること…と思います。
その為にも、明日の新聞各紙に注目したい。
daigo
2025年6月12日
一度は山尾しおりさんを公認しておきながら都合が悪くなったら全責任を山尾さんに押し付けようとしてる。玉木は人間のクズ!全責任は玉木雄一郎にある辞任すべきです!
ダダ
2025年6月11日
2019年記事:アムロコスプレの玉木代表、ガンダムファンにお詫び 「ギレンザビ演説をすべきだったと反省してます」
https://www.j-cast.com/2019/07/09362151.html?p=all
を受けて、ギレンザビの言葉を玉木代表に送ります。
『あえて言おう、カス!であると』