安定的皇位継承について、時事通信が報じています。
皇位継承、自・立埋まらぬ溝 参院選後も進展不透明【時事通信】
概要
・皇族数の確保策の今国会での取りまとめを自民・立憲両党が断念
・①女性皇族が婚姻後も皇室に残る案は各党おおむね賛同、②養子案は自民賛成、立憲慎重で平行線
・今年3月から麻生・野田・額賀・玄葉4者協議
麻生氏案・女性皇族が旧11宮家出身者と結婚した場合のみ配偶者と子は皇族
野田氏案・女性皇族の配偶者と子の身分を皇室会議で決める 麻生氏は拒否
☆両党の認識の食い違い
野田氏 配偶者と子の身分は棚上げ、女性皇族身分保持で麻生氏と折り合う 養子案は先送り
麻生氏 養子案も合意 衆院事務局作成の合意案に養子案が含まれておらず、態度を硬化
・5月末、額賀氏が玄葉氏に合意はできないと通告
☆両党の反目
麻生氏 「(6月5日 麻生派例会で)養子案を棚に上げるのは不自然で、まかりならない」
「野田氏は信用ならない」
野田氏 「(6月6日 記者会見で女性皇族の身分保持の先行合意があったとして)ちゃぶ台返し」
「麻生氏を交渉から外すべきだ」
・4者協議の経緯を知るベテラン「もう麻生・野田ラインで交渉は難しい」
衆院事務局作成の合意案については、5月29日(木曜日)衆院事務方が額賀氏の意向を踏まえながら合意文書案を作成 と西日本新聞が伝えており、養子案が含まれていないことは麻生氏以外の3者の認識であったことが伺えます。
いずれにせよ、参院選後も進展が不透明なのは、そもそも議論が令和の有識者会議の報告に沿って皇族数の確保に限定されたことこそ「不自然で、まかりならない」から。
参院選後は、平成の有識者会議の報告に沿って、真に安定的皇位継承に寄与する「男女を問わない双系継承」、
愛子さま御即位を前提とした議論に立ち戻らねばなりません。もう時間は限られています。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
4 件のコメント
ひょうろくだまノ介
2025年6月17日
盟友か腹心と思っていたであろう側のメディアにすら造反され始めた麻生。偉そうな言葉を吐き出せば吐き出す程なおさら、自分を大きく見せようとする裸の王様としか私には感じられません。派閥に属している若手の政治家は泥舟と一緒に沈む気なのか?
こん
2025年6月16日
麻生太郎はガザでの即時無条件停戦決議案に一国だけ反対するアメリカのごとく。
邪魔でしかないでしょ、そんなもん。
明日鍍 禮Xロックに抗議中
2025年6月16日
麻生も「天皇家」の真意が分かってるから「皇室会議」を恐れてちゃぶ台返しする他無かった。
気付いてるなら、やる事は一つだと思うが?
野田さんが麻生の喉元に匕首を突き付けた形。
SSKA
2025年6月16日
二階俊博並かそれ以上に権力を掌握して手放さず政権を沈めかけている老害化している事に支持者はどこまで気付いているのでしょう。
議長達が合意を急いだのも次の参院選が危ないからその前に一つでも国会で結論を出すと予め決めていたのに、政権与党の置かれた危機的状況すら意識に無いのなら再び戦犯と呼ばれる立場になりますよ。