安定的皇位継承のための皇室典範改正が、またも先送りされました。
皇族確保策「秋に結論」 額賀衆院議長、意欲も不透明【共同通信】
額賀福志郎衆院議長が20日、皇族数確保策の与野党協議を巡り記者会見し、目標とした今国会での取りまとめを見送る一方、秋の臨時国会で結論を得られるよう協議を続けると表明した。
「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する」案は、自民党を含め、ほぼ全ての党が賛同していたにも関わらず、麻生氏のちゃぶ台返しで取りまとめが見送られてしまった今国会。
野田氏と麻生氏の非公式会談が、かえって立憲、自民の亀裂を深めてしまったのは、もともと、この議論が、安定的な皇位継承の確保ではなく、皇族数の確保に限定されて行われていることこそが「不自然でまかりならない」から。
・今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない。
・(女性皇族の)配偶者と子は皇族という特別の身分を有せず、一般国民としての権利・義務を保持し続けるものとすることが考えられる。
・皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること
令和の有識者会議の報告に沿った議題設定は、安定的皇位継承には全く寄与せず、全体会議は、砂上の楼閣を築こうとする虚しき踊りに過ぎませんでした。
女性・女系天皇を公認することが、もっとも安定的な皇位継承に寄与すると、自民党の支持者をはじめ、ほとんどの国民がわかっているのに、なぜ男系男子に拘る一部の反対で、先送りされねばならないのでしょうか。
「皇室に関心あり」は6割、女性天皇賛成は7割 毎日新聞世論調査
愛子さま御即位を前提とした皇室典範改正。
次の国会こそ、議題設定から仕切り直して進めねばなりません。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
ダダ
2025年6月21日
皇族には認められていない養子縁組を可能にすると、国会議員が犯罪予告しても許される、無法の極み。
今回の衆参正副議長の4名では実力不足。
恥を知れ、です。
nonameyet
2025年6月20日
まあ既定路線なんでしょうね。
そうやって次の国会、次の国会と先延ばしを続けていく。当然その先にあるのは皇統断絶ですから、男系派=共和主義者としてはそれで良いわけです。
でも、今回ばかりはそれが男系派の命取りになるかも知れませんよ。別に私は男系派がどうなろうと知ったこっちゃないのでこれ以上は言いませんが。
秋ですか・・・・・