皇族確保策「秋目指す」 衆院議長、意見集約見送り表明 各紙各局報道

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今国会での取りまとめを見送りを表明した会見について、どのように報じられているか、額賀&玄葉コンビの発言をみてみます。

皇族確保策「秋目指す」 衆院議長、意見集約見送り表明【毎日新聞】
額賀氏
「一刻の猶予もない。あらゆる手段を講じて我々が努力する必要がある」
「秋の臨時国会を目指し(衆参正副の)4議長が各党間の調整をする思いに変わりはない」

毎日新聞と同系列のTBSも報じました。

皇族数の確保策 今国会ではまとまらず 額賀衆院議長「秋の臨時国会を目指して調整する」【TBS】
額賀氏
「今国会中に与野党の賛同を得られる内容の取りまとめ案を提示することは困難。参議院通常選挙後、速やかに取りまとめに向けて努力、調整をして参りたい」

皇位継承 見送り表明 秋の意見集約目指す…衆院正副議長【読売新聞】
額賀氏
「与野党の賛同を得られるとりまとめ案を今国会中に提示することは困難だ」
「(女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することを認めた上で、保持するかどうかは女性皇族が選べるようにすることでは主要各党が)共通認識を持った
「(女性皇族の配偶者と子の身分、養子案は)共通認識を得るには至らなかった
一刻の猶予もない。あらゆる手段を講じて努力する必要がある」
玄葉氏
「(野田・麻生・額賀・玄葉四者非公式協議は)合意一歩手前までいった」
「(協議の枠組みについて)何らかの工夫が必要だ

合意一歩手前
合意をした上で、文案の調整をするための次の会合が設定された」という野田氏のぶら下がりでの言葉と食い違っていますね。

協議の枠組みについて)何らかの工夫が必要
枠組みを男系男子派で固めるつもりでしょうか?枠組みではなく、議論の前提を
愛子さまの御即位を前提としたものにしなければなりません。

読売新聞の同系列の日本テレビはYouTubeに動画を挙げました。

皇位継承、今国会も結論先送り 額賀氏、今秋に向け「あらゆる手段」【朝日新聞】
額賀氏
「様々な観点から議論が行われたものの、各党間で共通の認識を得るまでには至らなかった」
「あらゆる手段を講じて安定的な皇位継承のために全力を尽くす」

皇族数の確保策、秋の臨時国会でとりまとめ目指す 衆院議長【日経新聞】
(野田・麻生・額賀・玄葉四者非公式協議について)玄葉氏
いい雰囲気でかなり合意一歩手前までいったと思う」

安定した皇位継承に関する「正副4議長案」提示断念を表明 参院選後の協議再開目指す【産経新聞】
額賀氏「参院選後、速やかに取りまとめに向けて調整したい」
玄葉氏(意見集約の目途について)「秋を目指すことになるのではないか」

産経新聞は会見のあった20日、即日報道した上に、21日の社説で相変わらずの主張をしています。

<主張>通常国会 「中東」を論ぜずに閉幕か 【産経新聞 社説】
今国会はほかにも多くの課題が残った。安定的な皇位継承に向けた皇族数確保をめぐっては、衆参正副議長の取りまとめが見送られた。男系継承という最重要原則を踏まえた立法府の総意形成が急がれる。

皇族数の確保に限定した議論でさえも、取りまとめに至らなかったのであれば、次の国会では本来の安定的皇位継承のための議論をすべきです。もう時間は残されていません。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

3 件のコメント

    ダダ

    2025年6月21日

    毎日新聞に意見投稿しました(`・ω・´)ゞ
    ***
    お世話になります。
    6/21の記事 皇族確保策「秋目指す」 衆院議長、意見集約見送り表明 を読みました。
    与野党協議の続報、ありがとうございました。

    額賀衆院議長の以下の発言には呆れ果てました。
    「一刻の猶予もない。あらゆる手段を講じて我々が努力する必要がある」
    「秋の臨時国会を目指し(衆参正副の)四議長が各党間の調整をする思いに変わりはない」

    衆参正副の四議長は安定的な皇位継承という本題を皇族数確保に鞍替えし、立法事実の無い法案の成立を阻止しないのですから、議長としての資質がありません。

    あらゆる手段をもって、違憲違法の皇族国民混成家族や養子案を推し進めるなら、そんな努力せずに辞職して頂きたいです。
    主権を持つ国民として、犯罪の片棒を担ぐ気にはなりません。

    安定的な皇位継承という本質的な議論がまだ始まっていないことを貴社に広めて頂きたいです。

    明日鍍 禮Xロックに抗議中

    2025年6月21日

    論点を摺り替えた上で、議題の前提も間違ってたので潰れて正解。
    議員よ、仕事しろ。

    SSKA

    2025年6月21日

    本来中立で進行役の議長達より与党代表の声が一番大きい、国会議員を差し置いて一官僚の意見が重んじられる、自ら決めた皇族数の議題すら反故にして止めておきながら何の咎めも受けない等、枚挙し切れない理由のせいで会議の体を全く成していません。

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