安定的皇位継承について、野田代表が記者の質問に答えました。文字起こしでお伝えします。
3:57~
読売新聞:今日少し動きのあった皇位継承の関係でお伺いします。今日先ほど、衆院の正副議長が会見して、この国会で皇位継承に関して各党の協議をまとめるという動きで、一旦、断念してまた新たに協議を続けていくという方針も示されました。野田代表は、公式に非公式と、あのいろんな枠組みで議論、主体となっておられた形だと思いますが、今後の議論をどのように進めていくべきとお考えでしょうか?
野田代表:いやもうほとんど、結論出せる寸前までいってましたけれど、残念ながら、諸般の事情で結論が出せなかったってことは、極めて残念ですし、特に女性皇族がご結婚された場合にも、皇族に残れるようにというのは、女性皇族方の人生設計に関わるかってことなので、早く決めたかったんですけども、それすらもきちっと決めることができなかったのは、私はやっぱり痛恨の極みだと思ってます。早急にまた協議が再開をされて、結論が出せるように、お互いに努力しなければいけないのではないかと思います。
「夫と子を皇族に」提言を出した読売新聞としては、確認しておきたい事項だったのでしょう。
9:53~
産経新聞:先ほど質問もありました皇族数確保の議論についてお伺いいたします。その質問に対する回答の中で野田代表、ほとんど結論出せる寸前までいっていたという風におっしゃられておりましたが、そのほとんど結論出せるという状況というのは、以前の会見でもおっしゃられていたような麻生最高顧問との間で、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することを先行して決めるというその点については、合意できていたということを指しているんでしょうか。
野田代表:私は合意できたと思ってますし、正副議長もそう思ってらっしゃったと思います。
産経新聞:ありがとうございます。今、合意できたと思っておりますという風に仰られましたが、麻生麻最高顧問が、自民党の皇族数確保に関する会合の中で、そのような先行合意の事実はないというように否定されておりますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか?
野田代表:全く認識が違いますね。合意をした上で、文案の調整をするための次の会合が設定されたということですから、全くそれは事実と違うと思います。
産経新聞:ありがとうございます。最後に、額賀議長も本日の会見の中で、女性皇族の身分については、一致点を見出していたものの、その配偶者と子の身分であるとか、それに付随する男系男子の養子縁組の点について、隔たりがあったという風に、ご説明されておられましたが、今後、この二点についてですね、どのように隔たりを埋めていきたいという風にお考えでしょうか。
野田代表:今だから、議長も女性皇族について、一致点を見出していたってお話をされてるわけでしょう?それがファクトだと思います。それが決まれば、その次の話の具体的な話ができたんではないかと思いますね。
麻生氏のちゃぶ台返しによって、すべてがご破算になった今国会での取りまとめ。
協議が再開された後も、同じことは繰り返さないでいただきたいものです。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ