安定的皇位継承について、今国会で先送りされたことについて、毎日新聞が報じました。
「熟議」の理想、にじんだ党略 夫婦別姓、企業献金…先送り相次ぐ【毎日新聞】
安定的な皇位継承に向けた皇族数確保策を巡っては、衆参正副議長が目指した今国会での意見集約が見送られた。
2024年に各党の見解が出そろい、20年来停滞していた国会での議論が本格化。自民の麻生太郎最高顧問と立憲の野田氏が非公式協議を続けてきた。しかし、女性皇族の夫と子の身分を皇族にしないと主張する自民側と、皇族とする案も検討するよう求める立憲側で隔たりが埋まらなかった。
さらに社説にも一文があります。
皇室制度の維持に向け、結婚した女性皇族が皇室に残ることを軸とする皇族確保策についても、協議がまとまらなかった。
社説は、自民の消極姿勢と共に、少数与党となった状況を生かしきれない野党の責任も突いています。
とりわけ軸足が定まらなかったのが、維新、国民民主両党だ。与党への協力姿勢と対決姿勢をご都合主義的に使い分ける振る舞いは、野党間の溝を広げた。
野党第1党の立憲は、結束の軸になることができなかった。国民の支持を得られるような骨太のビジョンを示せず、内閣不信任決議案などをテコに政権へ圧力をかける戦術も不発に終わった。
安定的皇位継承のための議論においても、与党への協力姿勢を示していた維新、国民民主両党のご都合主義的な振る舞いは、国民に見透かされ、いまや両党は消えゆく泡のごとく。
立憲民主党も、野党第一党として少数与党の状況を、もっと活かして、次こそ
安定的皇位継承に寄与する方策を講じてください。
そして様々な形で喫緊の課題について伝え続けてくれている毎日新聞に感謝します。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
ダダ
2025年6月22日
皇統問題以外も先送りが目立ちますね。
反共産主義が保守主義ではないので、自称保守派は天皇陛下を見習い、漸進的な変化を受け入れるべきです。
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年6月22日
立民に居る「獅子身中の虫」としての長島昭久を何とかしないといけませんね。コイツが暗山満の影響下だというのが何とも腹立たしいです。