玉木氏が女性蔑視と見抜かれることになった日本外国特派員協会での記者会見の映像がノーカットでYouTubeにアップされています。
元の質問は、誰がどのように行ったのか調べてみると、J-CASTニュース(独立系ニュースサイト 「AERA」元編集長・発行人の蜷川真夫氏が設立)の記者が日本語で尋ねていました。該当部分を文字起こしでお伝えします。
46:53~
質問:Jキャストの工藤でございます。日本語 で失礼します。
度々出る質問なんですけども、今みたいに票、議席が増える前から出ている質問なんですけど 、冒頭、若者の支持が高い政党だと、そういうご紹介がありました、冒頭発言で。
一方で性別で見るとですね、男女差が非常にあって、女性からの支持が非常に少ないと。
2つあって、1つは、その なぜこういうことが起こっているのか。これを伺いたいです。
あともう1つ、今後それを是正するために、どうしていかれたい か。
直近でいくと、山尾さんの件で揉めたりですね、なかなかそういった是正する方向には見えないんですけれども、今後そういった状況をどう動かしていきたいか、この2点お願いします。
この質問に対して、玉木氏の回答がハフポストに英語で記載されていますが、冒頭の反応が省略されていましたので、分かる範囲で補足してみます。
玉木氏:I have no idea.(笑い)Could you please tell me how to overcome this problem…何ででしょうねえ。
→翻訳ソフトによる訳
分かりません。(笑い)この問題をどう克服するか教えてください。何ででしょうねえ。
山尾先生への非道への批判を込めた質問に対して、まったく他人事のような軽薄極まる反応。
蛙の面に水とはこのことかと、辟易します。
この冒頭の反応を踏まえて、understand を四回も連呼している続きの文言と、批判への言い訳をみると、やはり、女性どころか、すべての人々への蔑視が見て取れます。
玉木氏の英語全文
From the very beginning of the establishment of our party September 1990(※編注:正確には2020年) and since then, unfortunately we have not yet get the the popularity rate from women.
Many people say, what we are saying is very complicated and it’s very difficult to understand.But last year’s general election, increasing the 1.03 million to 1.78 million it’s easy to understand.
So I think our policy is good not only for men but also women but I think it’s very difficult to understand for them.
At the same time, as our policy is good for the younger generation but also our policy is also very good policy for the elderly but it’s very difficult to understand how to see, you know, increase the pension or…So we have been trying to explain many times and it’s our policy is good as women and the elderly but so far we have not been successful to get the support from the the women and the elderly.
→翻訳ソフトによる訳
わが党が設立された当初の1990年9月(※編注:正確には2020年)から、残念ながらまだ女性からの支持率は得られていません。
多くの人が、私たちが言っていることは非常に複雑で、理解するのが非常に難しいと言います。
しかし、昨年の総選挙では、103万が178万に増えたのは理解しやすいです。
ですから、私たちの政策は男性だけでなく女性にとっても良いことだと思いますが、彼らにとっては理解するのが非常に難しいと思います。
同時に、私たちの政策は若い世代にとって良いだけでなく、高齢者にとっても非常に良い政策ですが、年金を増やす方法を理解するのは非常に困難です。 ですから、私たちは何度も説明しようとしてきましたし、私たちの政策は女性や高齢者にとって良いことですが、これまでのところ、女性や高齢者からの支持を得ることに成功していません。
玉木氏のコメント
「昨日の外国人特派員協会での記者会見での私の発言内容について、女性蔑視とのご指摘をいただいています。私がお伝えしたかったのは『国民民主党の政策は女性にとっても良い政策だと考えていますが、実際には女性に届いていない実状があり、それについて難しさを感じています』でした」
「それが、会見では『it’s very difficult to understand for them.』と言ってしまいましたが、本来は『it’s very difficult to deliver to them.』というような表現を使うべきでした」
「英語が未熟なため、拙い表現をしてしまったことを反省しています。決して女性蔑視をするつもりはありませんでした。女性の方々に支持が広がっていないのは、政策をちゃんと伝え切れていない私たちの問題です。本当に申し訳ございません」
英語の未熟さのせいにしているところも処置なし。
謝罪をしても、根本が変わっていないのは、冒頭の反応をみても明々白々。
繰り返される失言は、単なる本音の露見です。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
1 件のコメント
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年6月26日
よくある形式的な責任回避の謝罪として、「不手際がありましたことをお詫びします(当方の不手際のせい)」を「誤解を与えてしまったことをお詫びします(アンタの理解力の無さのせい)」に言い換える手口がありますが、同じ伝で玉木は「女や高齢者には我々の高等な政策を理解できない」という本音を抱えており、それが記者会見でウッカリ滲み出てしまったら、 「(本心は違うのに)英語表現の拙さのせいで誤解を与えてしまいました」ってことにしたわけですね。何とも卑劣です。