安定的皇位継承について、毎日新聞がコラムで伝えています。
概要
・2012年、野田佳彦政権は、女性皇族が結婚後も皇族に残る「女性宮家」創設の論点整理をまとめたものの、自民党に衆院選で大敗し、皇室典範の改正には至らなかった。
・2005年、小泉純一郎政権が女性・女系天皇容認の有識者会議報告書をまとめた際、政府が会議の設置を発表したのは「黄金の3年(4年ごとの衆院の総選挙の後、参院選の改選が行われ、任期途中の解散がなければ3年間は大型国政選挙がない状態)」と呼ばれる時期。
・2016年、皇室典範特例法の議論が始まったのも、安倍政権が勝利した「黄金の3年間」。
・石破政権は衆院で少数与党で、参院選後は物事が決まらない状態が3年続く可能性があるが、先送りできないテーマである皇室制度改正を大義として、与野党第1党同士による大連立が浮上する。
・麻生氏はちゃぶ台返しをしたが、石破首相は元々は女性天皇容認論者で、野田氏と考え方は通底。
参院選後、自民・立憲の大連立で野田代表がトップとなれば、皇室典範改正に近づく可能性は高いかもしれません。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
1 件のコメント
京都のS
2025年7月5日
そのためには「参政」「維新」「国民民主」などにキャスティングボードを取らしてはなりません。だからこそ、山尾先生による「皇統問題の争点化」が大きな意味を持ってくると考えます。