〈記事紹介・感想〉第59弾 森暢平成城大教授の警鐘(これでいいのか「旧宮家養子案」)

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森暢平先生のこれでいいのか「旧宮家養子案」第59弾です。

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サンデー毎日:「祝宴」は都内民間施設で 悠仁さま成年式への疑問 成城大教授・森暢平

 現皇室典範で皇位継承順位2位の悠仁さま(18)の成年式が9月6日に行われる。宮家の親王であるため、三権の長らを招いた公的な午餐は、宮殿ではなく都内の民間ホテルで実施される。そのことに対する大きな批判はないが、果たしてきちんと議論した末の結論なのだろうか。(一部敬称略)

と始まる今回。悠仁さまの「加冠の儀」とを中心とする成年式の行事について書かれています。
今上陛下の加冠の儀は生中継され、新聞は社会面のトップで見開きで伝えたとのこと。
ただ今回はどうなのか。
森先生は

 しかし、今回、悠仁さまの成年式の生中継があるかといえば、おそらくないであろう。かつての浩宮と現在の悠仁さまは皇位継承順位が同じ2位である。しかし、今回の関心の低さはやはり寂しい。(秋篠宮さま〈当時は礼宮(あやのみや)さま〉の成年式〈85年11月〉は、次男であるがゆえに、やはり生中継はされていない。ただ、礼宮の継承順位は当時3位だから、比較するのは適切でないだろう。)

同じ皇位継承順位2位にもかかわらず、扱いの違いに差に寂しさを感じています。

そして、親族らが中心となる内宴(晩餐(ばんさん))、三権の長らを招いた正式な午餐会が宮殿でなくて「民間施設」で行われることについて、毎日新聞から公的な昼食会も民間施設で開く理由について、宮内庁は「宮殿は天皇の諸行事が行われる場であり、宮家主催の行事を宮殿で開くことは適切ではない」という報道が出ました。

このことについて森先生は、

と書かれています。
森先生はどこに違和感を覚えているのか。

 本来、この件は、「悠仁さままでの継承を揺るがせにしない」と主張する男系維持の保守派がもっと批判すべきである。「悠仁さまが皇位に就くのは確実なのだから、同じ立場にあった浩宮さまと同様に宮殿で祝宴を開くべきだし、すべて宮廷費で賄うべきだ」――。保守派はそう主張すべきだ。そうした声が上がらないのは、保守派が勉強不足か、単にセンスが鈍いかのどちらかである

 ここで私が言いたいのは、政府と宮内庁の方針不在についてだ。自公政権が「悠仁さままでの継承を揺るがせにしない」という確固たる方針のもと今回の成年式を実施するなら、祝宴も正々堂々と宮殿で開けばよい。「悠仁さまは宮家皇族ではあるが、皇位に就くのは確実だから内廷皇族と同じ扱いとする」と主張すればよいのである。

普段、「男系男子継承」と声高らかに話している国会議員から批判の声が全く上がってこないのはその通り。男系固執派団体、ネットのカルトからも自称保守派の国会議員に「皇位継承順位2位の扱いにするように」と、プレッシャーをかけている様子は、こちらからも確認できてないです。

そして森先生は、

 一方、天皇陛下と秋篠宮さまが、「皇位継承は直系継承が相応(ふさわ)しく、愛子さまへの継承の道を作りたい。皇室からのメッセージの一貫として『悠仁さま祝宴』は皇居外で実施しよう」と決め、宮内庁幹部と相談して、今回の措置になっていたのなら、それは歓迎すべきことだ。しかし、現実はそうではない。ある意味、宮家任せ、もっと言えば、秋篠宮さま任せで事が進み、宮内庁は、それを追認して、事務的に準備を進めているに過ぎない。

 皇位継承議論に繋(つな)がる悠仁さま祝宴問題は、誰も適切にハンドリングせず、漂流の末に実施されるのである。残念ながら、政府も、宮内庁も真剣に議論していない。

皇居の中の内情までは何とも言えないですが、愛子さまを皇太子にとお考えのもと『悠仁さま祝宴』は皇居外で実施しよう」となった場合、毎日新聞での宮内庁の報道は、もっと違うものになっていたのではないかという予測は素人の私でもわかります。

残念ながら、政府も、宮内庁も真剣に議論していない。

皇位の安定継承、皇室の存続、愛子さま、悠仁さまの人生。
政府、宮内庁はどう考えてるのか。

政治的な発言ができない皇室の皆さまが、はっきりものを言えないことをいいことに、天皇陛下は「女系継承を望んでいない」と繰り返すカルトがいます。
こんなのは「自分のプライド保守」で、どうしようもないただの変なのなのですが。
政府、宮内庁が皇室のことを真剣に考えず、カルトのレベルと同じになっては非常にまずいのではないでしょうか。

森先生は結びに

 悠仁さまが成年となるのは、確かにめでたい。しかし、19年の成長の軌跡は、皇位継承議論迷走の19年と重なる。その迷走の結果が、「都内の民間施設」での祝宴なのである。

と書かれています。
皇室ファーストとならない現状。政府、宮内庁も及び腰。
であるなら、国民の側から皇位の安定継承を盛り上げていかないとと改めて感じました。
国民のことを思ってくださっている皇室の皆様に対して恥ずかしくないよう、
これからも真剣に、そしてユーモアを忘れず活動してまいります。

森先生の次回作を楽しみにしています。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

まー大隊長とキソイさんのトークでも森先生の記事が取り上げられています。
ご覧ください。

3 件のコメント

    ダダ

    2025年8月29日

    宮内庁長官、侍従長、皇嗣職大夫の連携が取れているのか気になります。

    突撃一番

    2025年8月28日

    「誰も適切にハンドリングせず、漂流の末に実施される」

    まさに今、直面している皇位継承問題にも、同じ指摘が当てはまりますね。

    ① 目の前は赤信号。

    ② 皇室典範を動かす「免許」を持ってるのは、国会議員だけ。

    ③ なのに全員ペーパードライバーなので、ビビッてハンドル持とうとしない。

    ④ やがて車は、壁に激突する。

    上皇陛下とか、ケンシロウやキン肉マンの声で有名な神谷明を見習って、免許返納したらいいんじゃ。

    天皇陛下に。

    SSKA

    2025年8月28日

    ゆるがせにしないと声高に主張する連中程、実際は心の奥でぐらついて息を吸うのも悶えるくらい苦しいであろう証拠がこれだと思います。
    先例の無い立皇嗣と称し立太子に擬した儀礼を強行して国民の目を一旦(せいぜい数年程度)欺いたつもりでも、実際に次世代を継がれる方がいらっしゃらないのは制度が変わらなければ何年経とうが不在のままなので、今回改めて皇室側から二十年近く前と同じ考えが示された事実が最も重要でしょう。
    皇室は生まれた家の家格とその中で生まれた順番が大事で、性別が男だから超えられるなんて分不相応な考えを持ち出してはいけないと秋篠宮様も悠仁様も幼少期から皇太子やその家の上を行くような考えを厳しく戒められたのが想像出来ますし、そのご家族の中で柱となるべき長女が理不尽な経緯によって去らざるを得なくなったのもまた重い心の負担の原因になっているとしか思えません。
    唯一の男児だからと言って特別扱いしないとここまで明確なのは清々しいですし、だからこそ荒立てる事で政治家や政府と皇室との間で長い間大きな溝が生じていると一般に知れ渡るのが相当不味いので、心がざわめいても必死に知らない振りをしているのが連中の本音だと思います。

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