
「8番出口」をご覧になった方は居られるでしょうか?
本作は、無限にループする地下通路から主人公が脱出する単純なゲームが原作ですが、監督・脚本の川村元気氏が主人公の背景を肉付けして素晴らしい人間ドラマに仕上げました。ルールは「異変を見逃さない」「
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最初に主人公の若い男(二宮和也)は、地下鉄の車内で泣く子を抱く母を男が強く叱責する場面に遭遇しますが、彼は目を逸らして降車します。降車後、電話に出ると恋人から妊娠を告げられ、曖昧に返事しているうちに切れてしまい、やがて脱出ゲームの舞台となる地下通路に迷い込みます。迷う男(ニノ)は歩くうちに何度も同じ通路をループしていることに気付き、やがてルールを示した掲示板に目を留めます。通り過ぎるオジサン(歩く男:河内大和)・ポスター5種・通気口・ドア・ロッカー…などに異変を探し、引き返すor引き返さないの選択が正解なら「〇番出口」の表示が「0」「1」…とカウントアップし、不正解なら「0」に戻ります。圏外だった電話が通じて恋人から掛かると自分の置かれている状況を告げ、また先程の電車内での出来事(母子を罵る男を見ぬ振り)も話して「俺に父親になる資格なんてあるか?」と吐露しました。再び脱出ゲームに戻ると、出会った少年(浅沼成)と行動を共にすることになりました。「歩く男」は過去にプレーヤーだったモブですが、「少年」は正解判定のために用意された「異変」でもなく、ストーリー上の「イベント」でした。
しかし、「8番出口」が現れる前にサイレンが鳴って濁流が押し寄せました。ここで突然、自分と恋人(小松奈菜)と「少年」が海岸にいる場面が挟まり、ここで父性に目覚めた主人公は自身を犠牲にして濁流から少年を救いました。最後に主人公の前に現れた8番出口は地下鉄のホームへと続き、恋人からの電話には「すぐ行く」と答え、車内で母子を怒鳴る男に目を向けて動き出すところで終幕しました。本作はモブだった主人公がヒロイックに成長する物語でした。
さて、リアルの現代日本では「皇統断絶の危機」という異変を見つけた今、すぐに引き返して「皇室典範改正」を為さねばならず、そのために出来ることをモブならぬ主人公として為す活動が「愛子天皇論3」の寄贈運動です。是非「公論イベント」にもご参加ください。
文責:京都のS
1 件のコメント
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年9月4日
冒頭の地下鉄車内で泣く子を抱いていた母を強く叱責した男は竹田恒泰を思わせるような高圧的で下品な態度でした。あの場面を見た瞬間に、これで1本書いてやろうと決めました(笑)。