女性宮家に関連して、ヤフーエキスパートの坂東太郎(ばんどうたろう 十文字学園女子大学非常勤講師。毎日新聞記者などを経て現在、日本ニュース時事能力検定協会監事などを務める)氏が記事を出しています。
三笠宮家に女性当主爆誕で再考する「部屋住み」の「皇嗣の子」悠仁さまと「内親王」愛子さまの処遇【ヤフーエキスパート】
内容は「2つの三笠宮家」という「女性宮家」が事実上成立するまでの経緯を概観し、皇族の皆さまのうち、特に
愛子さまの処遇について憂慮する結びとなっています。
とりわけ愛子さまは光格天皇から8代続く天皇家の直系で男子ならば皇太子となる身分にあたります。女子であっても愛子さまご自身は男系女子で過去8人が皇位についてもいるのです。
愛子さまもまた成年後も「独立の生計を営」んでいません。三笠宮本家の内情云々は置いておいて「女王が宮家の当主になった」という事実が重要です。いずれ結婚されて皇籍離脱するという見通しはあまりに身勝手。その上「結婚後も皇室に残る」が適用されたら一体いかなる位置づけに愛子さまを置こうというのでしょうか。
「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する」先行合意がちゃぶ台返しされて、皇太子となる身分にあたる御方の将来が未だに決められないにも関わらず、あっさりと成立した「女性宮家」という先例。
「女王が宮家の当主になった」のならば、女性天皇が過去に8人いらっしゃるという先例に基づいて、内親王である
愛子さまが次代の天皇家の当主にあたる皇太子になっていただける皇室典範改正を政治家に迫る記事のように読めました。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
SSKA
2025年10月17日
自分の考えを再確認する上で重要な記事でした。
皇室(皇統)の問題を通して過去と現代における「家と個人」の関係の移り変わりとその一方で変わらない意識が何かを最近は特に考えるようになりましたが、今回の三笠宮家のケースは新制度を進める前で未整備の過渡的な状況において皇室が限られた中から何を中心に残そうとされているのか国民に訴える重要な提言でもあったと受け止めています。
信子様についても、背景も理解されず夫もいないのに自分を捨てて生涯を懸けて(まだ十年以上生きられる可能性が十分にあるのに)そこまで家に尽くさなければならないのか?と疑問しか湧かなかったので分裂では無く独立として積極的に受け取るようになりました。
元国民が皇室で特別な地位が得られるからと早速一部の男系カルトが早合点をし始めていますが、性別の隔てを問わないのと皇室に仕えて重要な役割を果たす目的を見失っていて話になりません。
連中の思惑を遮る形で宮家と言う皇室内における名誉ある立場や資格と男系男子の生まれは必ずしも釣り合わない事、国民の中の血統主義やそれに基づく階級制度を断固として否定された重要な証拠と見るのが正しいと思われます。
mantokun
2025年10月16日
非常に興味深い記事をご紹介いただき、ありがとうございます。三笠宮家の複雑な経緯がわかりやすくまとめられており、なぜ今回のようなことに至ったのか、さまざまな現代的な背景があったことが理解できました。
皇室典範も皇室経済法も、戦後間もない時期の価値観や時代背景を基に制定されたものであり、親が長命を保ち子供が全て先立つとか、女性が結婚せず長く実家に残るという事態を想定していなかったのですよね。
光格天皇から8代目の直系となる愛子さまご誕生が2001年、高円宮殿下薨去が翌2002年と、やはりこの時に皇室の状況を踏まえて、現実的な制度変更を行うべきだったことがよく分かります。
私も、坂東氏は明らかに愛子天皇を実現すべきと主張しておられるように読めました。