文字起こし 中道改革連合 新代表・小川淳也氏 会見(2026年2月13日)【TBS NEWS DIG】皇統の継承は極めて重要な課題

Post's thumbnail

安定的皇位継承に関する質問や言及がみられた中道・小川新代表の会見。

該当部分を文字起こしでお伝えします。

2:23~
読売新聞:国会開会の目前なので 4点をお尋ねします。皇位継承の対応についてがまず1点。2点目、 国民会議の対応について。3点目が、与党が野党に譲る委員長ポストが わずかとなる見込みですけれども、審議 時間を今後削られそうですが、どんな国会論線を望むか。最後は不信任を伴う法案が出せない状況で、野党連携がこれまで重要ですけども、どう考えていくか。この 4点、国会にあたって教えてください。

小川代表:皇統の継承は極めて重要な課題ですので、ここばかりは党派を超えて、与党側と真摯に向き合いたいと思っています。具体的な方針や方向性について現状、定まったものはございません。

国民会議への参加については、与党側からの正式な打診なり、その心得をよく見極めませんと、単なるアリバイ作りの共犯にさせられるだけなのか、それとも真摯に国民生活を何とかしようと思っているのか、その辺 の見極めも含めて慎重に対応したいと思っています。

国会論線は、人数が少なくなったことは事実ですが、先ほど決意の中でも申し上げた通り、一騎当千の人たちが生き残ってるわけですから、1人で 数人から数十人分の仕事をしていただくことで巨大与党としっかり対峙をしたい。そう思ってます。

野党連携は、極めて積極的に行っていく所存です。 すでに、主だった各野党の党首とはコミュニケーションを取った上でここに参りました。

読売新聞、冒頭で質問しました。
小川代表の受け答えも、弁舌さわやか。事前準備も怠りなく、
安定的皇位継承については、論戦が始まれば、主だった野党と連携して
胡乱な養子案を阻む意気は軒高とみました。これは新たなスター誕生の予感がします。

32:50~
質問:今回の衆院戦で、中道改革連合は大きく議席を減らして49議席となったと。その原因に関しては色々あろうかと思うんですけども、実際こう世相を眺めて、自分もいろんな声を聞いたんですけども、その中の1つとしてこの名前ですね、この中道改革連合。これが やっぱりこう一般の人々に、なかなか浸透しなかったと。漢字文字が並んでいて、政党というよりもむしろ労働組合のようなということで、今回、新しく、代表も小川淳也さんに替わったということで、例えば名前を思いっきり変えるとか、そういった考えはございませんでしょうか?

小川代表:将来、中長期の可能性として、あらゆる可能性を排除するつもりはありません。極めて柔軟に、要は野党第一党が国民から見て非常に力強く、魅力に満ちているということが大事なので、あまり固定概念を持って将来を規則、拘束するつもりはありません。

しかし一方でこれだけ複雑な環境下で突如の事態であったにも関わらず 1000万人に余る方々が中道と書いてくださってるんですね。そのことを私は軽視すべきだとは、やはり思わないんです。従って当面、国会が間もなく始まりますが、それもこれも含めて。あらゆる…私、複雑だったと思うんですよ。経過からすればね。中道と書いてくださったこの方々の思いも決して単純ではなかったと思う。しかし、それを抱えてあえて書いてくださった1000万人あまりの有権者の思い。 これは決して軽視したくない。現状そう思ってます。

中道に期待して一票を投じた人々の思いを、しっかりと汲んでくれました。

質問:2 点、伺いたいんですけれども、まず、今日の代表戦で27票対22票。先ほど階猛さんは3人 変われば3人行ってこいで逆転してたという趣旨のことも言ってたんですが、ご自身が上回った部分は何だったと思われるか。上回って勝利した部分が何だったと思われるか。それとですね、もう 1つは高市政権とどう対峙するかということで、高市首相が言ってるのは、「日本列島を強く豊かに」そして「強い経済」ということを言い、「危機管理投資と成長投資」を強調し、そして「インテリジェンス機能の強化」ということ言ってます。小川さんはあるべき社会像を示すのが重要だということ昨日の会見でも、今日もおっしゃってましたが、昨日、会見した時には「今の世代の安心と次の世代の希望」ということをおっしゃっていて、具体的に どういう社会なのかですね。高市氏はある程度は自分の見解を示してる中で、小川さんはあるべき社会の社会像というのを、高市政権に対抗して、どういう社会を市民や国民に訴えていくお考えでしょうか?できれば具体的にお聞かせいただきたいんですけれども。

小川代表:まず僅差であったということは階候補が非常に信頼をされ、期待をされるに値する方だということの数的な現れであり、私の側からすれば極めて謙虚に受け止め、 そして階候補に投票された方々の思いを、しっかりお預かりをしながら、慎重に丁寧 に党運営を進めていくということにつきます。ただ僅差とはいえ、例え一票差でも、これは選挙区でもそうですが、「あなたに選挙区を代表しろ」、「あなたに党を代表しろ」という声は本当に厳縮に受け止めないと。ですから「強い使命感、責任感と謙虚さと合わせもって、これから党運営に当たりなさい」というメッセージだと受け止め ているところです。高市さんが明確に社会像を示しているとお考えの前提のご質問ですか?

質問:そこまでは思ってない。 ある程度は 政策で強い経済とかですね、インテリジェンスとか、それが社会像かどうか別として、そういうことを言ってる中で、 小川さんはあるべき社会像を示すべきだということを、おっしゃってきたので、じゃあ今、対抗軸、対立軸として、どういう話…

小川代表:高市さんのみならず、過去、安倍さんや、岸田さん、菅さん、石破さん含めて、明確な社会像を掲げた総理大臣は、まだこの国の国民は見たことがないと私は思っています。いくつも看板は掲げられてきたでしょう。 しかし看板倒れ、見かけ倒しが多かったんではないか。だからこそ、この国の抱えている構造矛盾は、ほとんど解消、解決することなく、今、安心を感じている方、メディアの皆さん含めてどのぐらいいますか?「俺は将来に見通しを確かに持ってる」と 言える人、どのぐらいいますか?そして「高市さんがこれを確実に何とかし てくれるだろう」と期待しながらここにいらっしゃる方、どのぐらいいますか?

私はまずそれを問うた上で ビジョンを具体化するには党内論議が必要ですから、ちょっと軽々白々なことは申し上げ たくないんですが、とにかく日本が抱えている構造問題が、誰が総理大臣であれ どこの党が政権党であれ、日本が抱えている構造問題が横たわっていることだけは事実なんですね。

それは毎年100万人近く人口が減り続けるという現実があります。 そして昭和の時代に5%だった高齢化率は現在30%に到達し、やがて40%の時代がやってくるという現実があります。 これに伴って従来、わずか3%だった若者の社会保険料は30%に上昇し、これ以上、負担を追いきれないという社会が やってきているという現実があります。そして社会保険料の企業負担分に耐えられ なくなった会社は、圧倒的に正規雇用を拡大し、雇用環境を不 安定にし、賃金上昇を阻んできたという現実があります。

これらの矛盾全てに政治家が本気で誠実に国民と向き合わなかった結果として、あらゆる構造矛盾は膨らみ続け、そのツケは莫大な財政赤字となり、金融政策の稼働域をほとんど奪い去り、アベノミクスが始まる前 1ドル70円だった、その円は、今や150円を下回るところまで地に落ち、その安くなった円で食料の7割を輸入依存し、エネルギーの9割を輸入依存している。この国家をこれからどうするのか

本来、政治が向き合わなければならない構造課題 に、しっかりと向き合うリーダーシップこそが、見識こそが、力量こそが、本来この間の政治に求められたことなんじゃないですか。
私はそれを正面から突破したいと思っています。 そして党内論議が必要なので、具体的なことを申し上げるには今しばらく お時間をいただきたい。が、この構造課題に構造的にアプローチする 極めて見識と力量と、そして信頼感に満ちた政治とはいかなるものかと いうものを、体を張って対現していきたいと思っております。

円安ホクホク発言が飛び出すような曖昧模糊とした社会像を、
痛烈に粉砕する力強い文言の数々。
見識、力量、信頼感に満ちた政治の体現、期待が高まります。

1:06:35~
西日本新聞:ちょっと抽象的な質問になるんですが、これまで立憲民主党時代も含めて野田佳彦さんが野党第一党のトップを務めて長く来られました。小川さんに替わって、野田さんとどういう違いを出していくのか。それを教えてください。

小川代表:野田代表には幹事長としてお仕えさせていただいて、あれほど善良なお人柄と落ち着いた重厚感。そして私これ人によく言うんですけどね、いや、私もこれからそういう過酷さと向き合わなきゃいけないんですけど、 やっぱり党代表って本当に孤独で過酷だと思うんですよ。でもその側でお仕えしている幹事長たる私に、そのストレスやプレッシャーが 一時も滲み出てきたことがないんですね。その被害にあったことが1度もないんです。本当に全てのことを自ら引き取り、自ら消化し、自ら抱えておられたその姿というのは本当に、模範とできるかどうか分かりませんが、極めて尊敬する部分、感謝する部分です。

一方、世代の問題が1つあって、私は71年に生まれて、94年に社会に出てるんですが、すでにその時バブルは終わり、氷河期なんですね。その後30数年、社会で 生きてきて、1度も本格的な好景気を経験したことがありませんその間、人口は減少に転じ、そして社会の行き詰まり。さっきも申し上げ た通りです、は深刻化する一方の時代を生きてきました。だから極めてこの先、この 社会の行く末をシビアにまず見据えて、現実から目をそらさずに、そしてその上でどう社会全体をリフォームしていけばいいのかという感性や感覚や価値観は氷河期以降の世代でなければ持ちようがないだろうと。

これはかつてお世話になった前原さんや枝野さんや、つまりあの世代に旧民主党時代から、創業者世代として管さんや 鳩山さんや小沢さんがおられましたが、その次を行く前原さんや枝野さんや 野田さん、岡田さん、玄葉さん、安住さん、いわばこの世代に育てられた第3世代なんですね。

でもこっからなんですよ。氷河期以降に社会に出た世代は。だからこの世代 ならではのテイストで本格的に構造問題を考え、そして社会の課題にスローガンでは なく構造的にアプローチし、全体像を描き切り、そしてこれには当然耳当たりの いい話とか掛け声で済む話とか、そんな簡単な課題ばかりではありませんので。むしろ不都合や見たくない現実やそういうものも直視した上でないと乗り越えられ ない課題もたくさんあるんですね。

そういうことも含めてトータルの絵図を描けるの はおそらく氷河期以降に社会に出た私たちの世代以下であろうという確信はあるので、野田代表にお世話になった御恩や、その際感じた 尊敬の気持ちを大事にしつつも、新たな世代として新たなテイストで新たにこの社会の 構造問題と向き合っていきたい。今そういう決意を持っているところです。

日本が抱えている構造問題とは、人口減少であると踏まえた上で、
社会全体をリフォームするトータルの絵図を描ける確信が、
すでにあるのでしょう。

日本が抱えている構造問題によって、皇位継承が不安定化しているにも関わらず、
男尊女卑な方策で、さらに増長し続けるとは愚の骨頂。

愛子天皇の実現は、安定的皇位継承に資するのみならず、
日本が抱えている構造問題が蝕む社会全体をリフォームする道でもあります。

リフォームといえば、新しく宮内庁長官になった黒田氏は就任会見で老朽化の進むインフラを皇室の仕組みに準えて語っていました。

「私、総務省勤務時には、老朽化の進むインフラを中長期 的な観点から、如何に賢く維持管理をする、あるいは必要に応じて建て替え、更新をしていくということにつきまして、全国の地方公共団体に計画的な対応をお願いしてきたという経験がございます」

「今の皇室の現状につきましても、やはり仕組みの上からしますと、皇族数が減少していくというのは、今の仕組みからそうだろうということについては、もう随分前 から言われてる話で、今もう非常に「待ったなし」っていう風に言われてる状態まで来てると」

小川新代表は黒田宮内庁長官と同じく総務省(旧自治省)出身とのこと。構造問題から
安定的皇位継承の具体的な方策を講じる際に、お二人は話が通じそうです。

愛子天皇を前提とした皇室典範改正」、正面からの突破に期待します。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

2 件のコメント

    ダダ

    2026年2月14日

    文字起こし、ありがとうございました。
    皇統問題は当然として、公共性の高い政治を望みます!
    中道精神を広めて欲しいので応援します!!

    グッビオのオオカミ

    2026年2月13日

    先ほど私も動画配信を全て視聴しました。
    小川淳也新代表、良いと思います。
    単なる自民党批判に終わらず、国家に横たわる厳しい現実への具体的な認識と、小川代表なりの将来像がよく伝わりました。
    理想を語りつつも、慎重に言葉と態度を示す現実主義的な姿勢に好感を持ちました。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。