「11人いる!」養子制度を作っても絵に描いた餅にならないようにしなければいけない 安倍元首相答弁 第193回国会 衆議院 予算委員会 平成29年1月26日

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小林よしのり先生の「漫画ブック」グレードアップ・毎週配信記念生放送!において、養子案に関する安倍元首相の答弁への言及(16:26~)をいただきました。

小林先生:だから本当に養子案っていうのはどうやって通すのかっていう。
愛子さまを何としてでも阻止しようと、女性天皇、女系天皇なんとしても阻止しようとしてるけど、
どうやって養子案っていうのを成立させるの?
旧宮家の中に「11人いる!」とかね。萩尾望都じゃないんだから。

萩尾望都「 11人いる!」っていうね。名作を描いている。これはね、 SFの話ですから。
だから「 11人いる!」とかっていう風に言ったって、いるいる詐欺。

チェブリンさん:だって先生が「愛子天皇論シリーズ」の中ですよね。
安倍内閣の時代にもういないって国会答弁してるじゃないですか。

小林先生:要するに小泉内閣の時の方針を蹴ってね、女性天皇と女系天皇に移そうとしたのに、それを蹴って、安倍内閣で皇位継承問題を何とかしようとした時にも調べてるのよ。そうしたらいなかったわけだよ。

該当する国会の議事録を調べてみました。

第193回国会 衆議院 予算委員会 第2号 平成29年1月26日 154~157

154○細野豪志議員:もう一点だけ、この点について聞きたいと思います。  御譲位が可能となる制度になった場合は、その後どう皇統を守っていくかということが重要になるわけですね。今、一部聞こえてくるところですと、秋篠宮殿下が皇太子に言うならば該当する、そういう地位につかれるということであります。そうしますと、その次のお子さんは悠仁親王でありますから、そこに皇位が継承されていくと考えるのが国民的には自然だし、今の制度ということになるわけですね。  ただ、男子の親王、皇族ということでいうと、お若い皇族は悠仁親王しかおられないわけですね。そうしますと、悠仁親王に男のお子さんが生まれなかった場合については、現状においては皇位が断絶をされてしまう。この問題について、やはりそろそろちょっと考えていかなければならない時期に来ているのではないかと思いますが、総理、いかがお考えですか。

155○安倍内閣総理大臣:安定的な皇位の継承を維持することは、国家の基本にかかわる極めて重要な問題であると考えています。  この問題については、慎重かつ丁寧に対応する必要があると認識をしており、男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、今回の公務の負担軽減等の議論とは切り離して、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討してまいりたいと思います。

156○細野議員:私もこの問題にすぐに結論が出るとは思っていません。しかし、逆に言うと、こういう議論が行われるときでないと、こうした議論も正直言うとなかなかやりにくい面があるので、あえてさせていただいているんですね。  そこで、総理、かつて総理はこういう発言をされていますね。男系を維持するために、希望する旧宮家の皇籍復帰もしくは養子、このやり方を総理御自身が発表されていますが、こういう考えを今でも持っておられるんですか。

157○安倍内閣総理大臣:これは総理大臣に就任する前の話でありますが、一つの選択肢としてそれはあり得るのではないか、こう考えていたわけでございます。  と同時に、これは制度として考えることと、非常に個別具体的に考えていくことにもつながっていくわけでございまして、それぞれ対象者の方々がいわば宮家におられるわけでございます、女王の方々がおられるわけでございまして、そういう方々、まさにその方々の未来が決まっていくということにもつながっていくわけでございます。  

ですから、これは制度として考えていくことではあるわけでございますが、その制度をつくっても、これは全く絵に描いた餅にならないようにしなければいけないわけでございますし、そもそも、私が今申し上げたことについても、では果たしてその対象者がどこも希望というか、全てから拒否されるということもこれはあり得るわけでございます。  

いずれにいたしましても、安定的な皇位継承につきましては、今私の考え方を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。これも含めて御議論を今後いただければ、また検討していきたい、このように考えているところでございます。

158○細野議員:正直言って今の総理の答弁は、私は聞いてちょっとびっくりしましたね。一つの選択肢ですか。  すなわち、皇太子殿下、秋篠宮殿下、この宮家の御家族については、我々も非常によく拝見をしておりますし、大変親しみを持っています。ほかにも幾つか宮家がありますから、大事な役割を担っていただいていますが、国民的にいうと、やはりこのお二人の御家族ということになると思うんですね。  

今、総理が一つの選択肢とおっしゃった。それ以外の宮家の復活、戦前の宮家の復活や、また、そういう御家系で、男系だということだけを理由に養子に迎える、そんなことをやった瞬間に国民の気持ちは天皇家から急激に離れると思いますよ。

国民が親しみを持たない方に陛下になっていただいて、今、この現代において天皇制度はもちますか。

きょうはこれ以上議論しても総理から答えは出てこないようですから、一言だけ最後に申し上げますが、私も、女性天皇、女系天皇をどうするかということについては、簡単に結論を出せないと思っています。  しかし、少なくとも、皇族の活動というのをしっかりとお支えし、そして、さまざまな可能性やリスクに備える意味では、女性宮家だけはできるだけ早くつくっておいた方がいい。

そして、その時期は、秋篠宮殿下の二人のお嬢さんはもう二十代半ばになられているわけですね。
愛子様だって、そんなに時間がかからずにそういう年齢に差しかかってくる。そういうことを考えれば、それほど時間がなくなっているということだけはぜひ御認識をいただいて、この議論も並行してぜひやっていただきたい、やっていきたいということを申し上げておきたいというふうに思います。

養子制度をつくっても、全く絵に描いた餅にならないようにしなければいけない
対象者全てから拒否されるということもあり得る  

令和の有識者会議で養子案が入れ込まれる前から、
対象者の中で皇籍取得する人がいるか探していたことが伺えます。

さらに二年後、安倍元首相は大塚耕平議員とも、質疑応答を行っています。

第198回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 平成31年3月20日 272~273

272○大塚耕平議員 いや、私がお伺いしたいのは、総理は戦後政治の総決算ということを何度もおっしゃって、もう六年も総理を務めておられる。大変長期間お務めになっておられることに敬意を表したいと思います。  しかし、戦後政治の総決算というならば、せんだって私は日米地位協定の見直しについて質問をさせていただきました。米軍との関係の問題、それから、我が国にとってポツダム宣言を受諾した後に占領された北方領土の在り方、これらについてるる質問をさせていただいておりますが、総理からは、戦後政治の総決算という決意の割には、それに適合するような御答弁をいただけていないような気がいたしております。  同様に、このGHQの指示に基づいて十一宮家と二十六人の皇族の方が皇籍離脱をしたという、これをこのままにしておいて本当に戦後政治の総決算ができるというふうにお考えですかという質問をさせていただいております。

273○内閣総理大臣(安倍晋三君) 皇籍を離脱された方々はもう既に、これは七十年前の出来事で、七十年以上前の出来事でございますから、今は言わば民間人としての生活を営んでおられるというふうに承知をしているわけでございます。それを私自身がまたそのGHQの決定を覆すということは全く考えてはいないわけでございます。  他方、恐らく皇位の継承との関係で御質問されているんだろうと、こう思うわけでございますが、同時に、この安定的な皇位の継承を維持することは国家の基本に係る極めて重大な問題であると考えておりまして、男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行う必要があると、このように考えております。

皇籍離脱した方々は民間人としての生活を営んでおられる
それを私自身がまたそのGHQの決定を覆すということは全く考えてはいない

二年間、探しても、皇籍取得しようとする旧宮家系一般国民の対象者は現れなかった
絵に描いた餅だったゆえの発言ですね。

「11人いる!」とされている養子案の対象者の幻影を男系固執政党会派が追ったまま
本日、全体会議が開催されます。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

2 件のコメント

    あしたのジョージ

    2026年5月15日

    11人いる!で検索したら1時間半のアニメが出てきたので、それにコメントを添えてXにポストしておきましたね~🥹

    あしたのジョージ

    2026年5月15日

    萩尾望都先生の作品は読んだことがありませんが、 Xにポストしておきましたね~

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