皇室会議 議員は、自分の利害に特別の関係のある議事には、参与することができない【皇室典範第36条】麻生太郎自民党副総裁が、皇位継承に関する党内組織のトップを務め、論議を主導することに問題はないのか

Post's thumbnail

愛子さまトークのコメント欄に、非常に示唆に富んだ御指摘をいただきました。

@コジさん
そもそも皇位継承に関する全体会議でしょ…麻生太郎さんが出ているけど、養子案にするならば皇室典範36条にひっかからないか?三笠宮親王妃家および三笠宮家は妹であり姪でしょ。養子を受け入れるのを両家を省くなら会議に参加していいけど…自分の利害に特別に関係してると思いますけど…大丈夫なのかなぁ?

princess AIKO TALK(第943回)コソコソ男系を逃がすな!

早速、皇室典範を確認してみました。

第五章 皇室会議
第二十八条 皇室会議は、議員十人でこれを組織する。
議員は、皇族二人衆議院及び参議院の議長及び副議長、内閣総理大臣、宮内庁の長並びに最高裁判所の長たる裁判官及びその他の裁判官一人を以て、これに充てる。議員となる皇族及び最高裁判所の長たる裁判官以外の裁判官は、各々成年に達した皇族又は最高裁判所の長たる裁判官以外の裁判官の互選による。

第三十六条 議員は、自分の利害に特別の関係のある議事には、参与することができない。

二つの女性宮家と親戚である麻生氏が自分の側近である
森衆院議長と全体会議の前に会合を行うなどして、
養子案を推し進めているのは、明らかに不適切と、誰もが感じるところ。

皇室典範を改めるに当たって、皇室会議を開くことは、
当事者の皆さまの御意向を汲む上でも、必ず経るべき過程のはずですが、
その場合、衆院議長を皇室会議の議員として、自分の利害に特別の関係のある議事
参与させるのは、さらに不適切であると言わざるを得ません。

麻生氏が論議を主導することの問題点については、信濃毎日新聞も
社説で指摘しています。

(養子案の問題点で、)さらに、現在の皇族のどの家系に旧宮家の誰を受け入れるのか。その選択に政治的な意図が反映される可能性がある。世襲で行われている皇位継承の客観性に疑念を生みかねない。

その意味で、寛仁親王妃信子さまの実兄である麻生太郎自民党副総裁が、皇位継承に関する党内組織のトップを務め、論議を主導することに問題はないのか。

さらに調べてみると、政治倫理綱領 (衆議院 1985年 衆議院議決: 昭和60年6月25日 官報掲載: 昭和60年6月28日 改正: なし)にも明白に抵触します。

政治倫理綱領は、六月二十五日次のとおり議決された。

政治倫理綱領
政治倫理の確立は、議会政治の根幹である。われわれは、主権者たる国民から国政に関する権能を信託された代表であることを自覚し、政治家の良心と責任感をもつて政治活動を行い、いやしくも国民の信頼にもとることがないよう努めなければならない。ここに、国会の権威と名誉を守り、議会制民主主義の健全な発展に資するため、政治倫理綱領を定めるものである。

一、われわれは、国民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、政治不信を招く公私混淆(こんこう さまざまの違うものがいりまじること)を断ち、清廉を持し、かりそめにも国民の非難を受けないよう政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない。

一、われわれは、主権者である国民に責任を負い、その政治活動においては全力をあげかつ不断に任務を果たす義務を有するとともに、われわれの言動のすべてが常に国民の注視の下にあることを銘記しなければならない。

一、われわれは、全国民の代表として、全体の利益の実現をめざして行動することを本旨とし、特定の利益の実現を求めて公共の利益をそこなうことがないよう努めなければならない。

一、われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。

一、われわれは、議員本来の使命と任務の達成のため積極的に活動するとともに、より明るい明日の生活を願う国民のために、その代表としてふさわしい高い識見を養わなければならない。

この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば

この歌の解釈は様々ですが、「一家三后(いっかさんごう)」を成し遂げた御仁の
皇位継承に関する政治的な意図が反映された例として
しばしば取り上げられていることは明白。

いまの状況がまかり通ったら、後世の歴史教科書に、
どんなに悪し様に書かれるか、考えてみたことはないのでしょうか。

メディアは、さらにこの問題を追及し、
愛子天皇推しの党会派は、全体会議の取りまとめそのものが
不適切に行われていることを、次の全体会議で突いてください。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

社民党 お問い合わせ

共産党 お問い合わせ

れいわ新選組 お問い合わせ

沖縄の風 伊波洋一議員 お問い合わせ

沖縄の風 高良さちか議員 お問い合わせ

立憲民主党 お問い合わせ

2 件のコメント

    ダダ

    2026年5月23日

    女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案に対して、野田佳彦議員が全体会議で皇室会議を提案したと記憶していますが、皇室会議の開催要件に該当しないため、まずは、そのための立法が必要です。

    野田議員はそれを承知の上で皇室会議を切り出して、自民党の正体(反皇室)を炙り出したのですからお見事です。
    麻生太郎は、皇族のご意向を拝察する気もなく、安定的な皇位継承のための立法からも逃げた逆臣です。

    サトル

    2026年5月23日

    コジさん、非常に興味深い視点だと思いました。

    皇位継承問題は、「どの案を採るか」だけでなく、
    「どのような手続・距離感・客観性で制度運用するのか」
    も、かなり重要なのだと思います。

    特に養子案のように、対象選定や制度設計に政治性が入りやすい議論では、
    「利害関係との距離をどう担保するのか」
    は、今後さらに丁寧に確認されるべき論点なのかもしれません。

    制度の安定性を考えるほど、
    「制度そのものへの信頼性」
    も、同時に問われていく気がしています。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。