森洋平先生の社会学的皇室ウォッチング!/185 これでいいのか「旧宮家養子案」
第71弾です。
6月2日、衆参両院の正副議長会議です。森英介衆院議長の皇室典範に関する「とりまとめ原案」について、参院の福山哲郎副議長(立憲出身)が、受け入れるのか、受け入れないのかが最大のポイント。そして、福山副議長が相談するのが、立憲の責任者の長浜博行皇位継承検討本部長です。その長浜氏は、私…
— 森暢平 (@mori_yohey) June 1, 2026
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サンデー毎日 皇室:養子「恒久法化」明記で旧宮家は世襲貴族になる 成城大教授・森暢平
皇室典範改正に向けた衆参両院の正副議長「取りまとめ」原案は、旧宮家養子案を恒久法化することを事実上、明言した。一方で、養子条項について「一定年数ごとの見直しをする」という提案も含まれる。皇位継承の根本を定める基本法の改正理念として、こんな場当たり的な案で本当にいいのだろうか。(一部敬称略)
と始まる今回。養子案の危うさと、立憲民主党長浜博行皇位継承検討本部長のインタビューを掲載されています。
報道に出た衆参議長案を挙げ、森先生は
皇位継承の原則が、まるで道路交通法のように数年ごとにコロコロと変わっていいのだろうか。
と疑問を投げかけます。
そして9条「天皇及び皇族は、養子をすることができない」の改正について
「制度設計は慎重に」と求めるものの、旧宮家にある男系男子は、「見直し」がない限り、この後、幾世代にわたり、皇族への養子が可能な「特権階級」となる。日本国憲法は、世襲貴族の存在を認めていない。14条で、門地(家柄、生まれ)による差別、および貴族制度が禁止されているからである。
しかし、衆院議長、森英介が示した「取りまとめ」原案は、旧宮家という「世襲貴族」の出現を容認する。現在、未婚の男系男子が残る旧宮家は、賀陽(かや)、久邇(くに)、東久邇、竹田の4家である。この4家は今後、この国の「世襲貴族」となる。これは、この国の民主化を規定した憲法の精神を骨抜きにする改悪案と評価できよう。
どこまで憲法無視なのでしょうか。
そして、立憲民主党参院前副議長へのインタビューが載ります。
旧宮家養子案の恒久法化で、改めて、同案に「極めて慎重」という立場を明確にした参院・立憲民主党の対応が注目される。同党の責任者、長浜博行皇位継承検討本部長に話を聞いた。見えてきたのは、皇位継承問題に向けた同党の覚悟だ。
実際長浜議員の言葉は頼もしい発言が並びます。
ぜひ皆さま本編をご覧ください。
一部掲載させていただきます。
「私たちの主張は、『(旧宮家養子案の)制度設計を慎重に』ではありません。養子自体に極めて慎重な立場です。養子をするという概念が私には理解できない」
「私は昨夏まで参院副議長を務めました。当時の4人の正副議長は、案件の難しさは理解していました。一方、森議長が過去の事情を理解して、議事を進行しておられるのか疑問です。こんな難しい案件を、今国会中に結論を出すというのですから……。立法府の総意を形成するための信頼関係構築すらできていない」
「少なくとも『立法府の総意』の解釈がきちっとしていれば、どんな案にしろ、力ずくで押し通すことはできませんね。40議席の立憲は、衆参全体で5番目の勢力ですが、参議院では自民に次ぐ第2党です」
「女性・女系問題は、2005年の小泉有識者会議で結論が出ています。今回の有識者会議とは質が違うって言ったら怒られるけど、日本国の屋台骨を作り直すというエネルギーがあった。本論を避ける今の議論とは迫力が違う。園部逸夫さん(元最高裁判事)や古川貞二郎さん(元内閣官房副長官)のように鬼籍に入った当時の有識者会議メンバーの方々から『何やってんだ!』と叱られますよ。私も、この問題は覚悟を決めてやっております」
「この問題は、正面から扱わないといけない。今は、浅草寺の参道(仲見世通り)ではなく、脇道の議論をしています。まるっきり違うと思いますね。なぜ天皇が男性でなければいけないのかという王道の議論に入っていかなければなりません」
平成の有識者会議で結論が出ています
なぜ天皇が男性でなければいけないのか
ぜひ国会で王道の議論を私たちの見えるところで行っていただきたい。
いや、行わなければいけません。
「数で押し切る」などあってはならない。
皇室も国民も性別関係なく直系長子継承を望んでいます。
#愛子さまを皇太子に を望んでいます。
無駄な抵抗はやめて、平成の有識者会議に立ち戻って、
当時の報告書に従い皇室典範を速やかに改正してください。
と書いている6/4の日付が変わったころ、森先生のポストで気になる記事が。
6月8日(月)の全体会議で、取りまとめ案が提示されることが確実に。https://t.co/XY6Cbde9HU#皇室典範 #皇位継承 #女性天皇 #宮家養子
— 森暢平 (@mori_yohey) June 3, 2026
これからどのようになっていくのでしょうか。
文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい
2 件のコメント
サトル
2026年6月4日
福山副議長ポスト
https://x.com/i/status/2062188035190714515
受けて森先生ポスト
https://x.com/i/status/2062210311122485537
SSKA
2026年6月4日
将来的に皇族や天皇を排出する可能性のある家柄ともなれば、ただの国民のままでは済まなくなります。
存続させる為の特別な配慮や公費が必要となるのか全く不十分なままですし、法律違反や裁判の過程において不公平となり悪影響が生じるのは確実ですが、ただでさえ特定のステータス以上に対し上級国民と非難される今の時代に何を考えているのか、法の下の平等への毀損行為に他なりません。
実質的に法によって憲法違反の存在、憲法の規定外で生きる人間を国民の一部に誕生させる暴挙としか言えません。