天皇陛下のおことばに際して、論説委員長の主張を、産経新聞が報じています。
「愛子さま天皇」論は不遜の極み…正統を壊し日本を分断してしまう 風を読む 論説委員長・榊原智【産経新聞】
・「今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないことについては、立法府としてもこれを確認する」
「立法府の総意」には自民党、日本維新の会、国民民主党、中道改革連合、参政党、公明党、チームみらいの7党派が賛同、議席割合は衆院約98%、参院約74%
・愛子内親王殿下の即位を唱える「愛子さま天皇」論を、内閣と国会は毫も考えていない
・天皇陛下「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでいる」
「愛子さま天皇」を望まれていると曲解する向きがあるのは嘆かわしい
陛下のお立場が決してそうではないのは、令和2年11月の立皇嗣の礼で明らか
・東宮が病気以外の理由で即位できなかったのは南北朝合一
「愛子さま天皇」論は、戦乱が招いた不幸な例を真似るもので不遜の極みの謬論
愛子内親王殿下の即位を唱える「愛子さま天皇」論を、内閣と国会は毫も考えていない からこそ、
天皇陛下が「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでいる」と述べられたのは
素直に頭を垂れて聴けば、誰にでも理解できること。
愛子天皇排除の養子案という9割の国民の望みとは真っ向から逆らう改定を、
国民の信託を受けたはずの国会議員が行おうとしている由々しき事態に、
皇室の皆さまの御意向を拝すべきとの声も高まるなかで、
宮内庁長官の発言という段階を踏まれた上で、国民の声に応える形として
賜ったおことばに際し、真逆の解釈をすることこそ不遜の極み。
男系新聞の末路は目に見えています。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
1 件のコメント
サトル
2026年6月21日
お疲れ様です。
産経新聞論説委員長・榊原智氏の元記事もしっかり読みました。
見出しは、「愛子さま天皇」論は不遜の極み…。
では、産経新聞論説委員長榊原氏に聞きますが、不遜はどちらでしょうかね?
産経新聞論説委員長…榊原氏は、天皇陛下が立皇嗣の礼を挙行されたことをもって、
「次の天皇は秋篠宮皇嗣殿下だと内外に宣明された」と。
しかし、立皇嗣の礼とは、秋篠宮殿下が皇嗣である事実を内外に示す儀礼。
それは、現行制度上の皇位継承順位を示すものではあっても、将来の皇位継承を永久に固定する儀式ではありません。
皇室典範は法律です。
法律は国会で改正され得るものです。
にもかかわらず、榊原氏は、天皇陛下が、あたかも将来の皇位継承の政治的結論を宣明されたかのように書いている。
事実関係はきちんと調べてるのでしょうか?産経新聞論説委員長榊原氏は。
また、産経新聞社には、校閲部はないのでしょうか?
あるのにこれでは、新聞社としても極めて危うい。
また、こんな論説は、天皇陛下を、自分の望む政治的結論の根拠に使っているように見える。
さらに榊原氏は、天皇陛下の「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」というおことばについて、
「愛子さま天皇を望まれていると曲解する向きがあるのは嘆かわしい」とまで書いてます。
しかも、問題はそこではない。
陛下は「国民の理解」と述べられた。
ならば問われるべきは、現在進められている制度案が本当に国民の理解を得られているのか?…という点じゃないのか?
旧宮家系男系男子の皇籍取得案は、世論調査でも十分な支持を得ているとは言い難いじゃないか!
一方、女性天皇や女性皇族の婚姻後の身分保持には、広範な理解が示されている。
この現実を見ずに、天皇陛下のおことばを「愛子天皇論ではない」と勝手に処理して終わる。
それは、陛下のおことばを矮小化していませんか?
産経新聞社は、このような記事をまたしても配信してますが、広く国民の眼に入ることで、社の論説委員長榊原氏を批判して貰いたいのですか?
ガバナンスは執れてるのですか?
それとも、産経新聞社として「了」としているのですか?
榊原氏は「正統を継ぐ秋篠宮皇嗣殿下や悠仁親王殿下から将来の皇位を奪おうと論じる」と書いています。
しかし、皇位は私物ではありません。
誰かの所有物でもありません。
憲法第2条は、皇位は世襲のものであり、国会の議決した皇室典範の定めるところにより継承すると定めています。
皇室典範のあり方を国民の側から議論することは、皇位を「奪う」ことではありません。
憲法上の制度を、国民の総意に基づいて、どう持続させるかを考えることです。
それを「奪う」と表現する方が、むしろ皇位を私的な相続物のように扱っていませんか?
榊原氏は「愛子さま天皇」論を「日本を分断し皇室に多大な迷惑をかける」と断じています。
では、その根拠はどこにあるのでしょうか?
愛子内親王殿下が迷惑だと述べられたのでしょうか?
天皇陛下がそう述べられたのでしょうか?
皇室が宮内庁を通して、そう発表したのでしょうか?
示されてないじゃないか!
示されていないにもかかわらず、「皇室に迷惑」と断定する。
これは、皇室のお気持ちを自分の政治的主張に合わせて代弁しているように見える。
榊原氏は「左派系議員」「左傾化した雑誌」「ネットの一部」とラベルを貼ります。
しかし、女性天皇を支持しているのは一部の左派だけではありません。
各種世論調査を見れば、国民の多数が女性天皇を容認しています。
これを「左派」「左傾化」と片付けるなら、榊原氏は国民多数を見ていないことになります。
象徴天皇制の基盤は、国民の理解と敬愛です。
その国民の声を見ずに、特定の政治的レッテルで切り捨てる。
榊原氏の文章で最も重大なのは、天皇陛下、立皇嗣の礼、皇室への迷惑という言葉を使いながら、実際には自らの男系維持論を補強している点。
これは、皇室を敬っているようでいて、皇室を自分の論の道具にしていないでしょうか?
皇位継承問題は、誰かが勝つか負けるかの問題ではない。
皇室が、将来にわたって国民と共に在り続けられる制度をどう作るか、という問題。
だからこそ、必要なのは「不遜の極み」と罵倒するのではなく論証ではないか?
論説委員長…とは、社会にそれを示すのが、役割なのでは?
「不遜の極み」と断じる前に、問うべきだ。
国民の理解は得られているのか?
象徴天皇制は持続できるのか?
皇室典範は将来にわたって安定した制度になっているのか?
その問いを避け、愛子天皇論を「不遜」と切り捨てるとは。
不遜はどちらなんですか?