グリル厄介者 vol.7 倉山満は倉山に耐えられるのか(後編)

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サトルです。
前編に続き、後編を(敬称略)。

前編で確認したのは、2020年の倉山満が問題にしたのは結論ではなく、 【自分の願望を天皇に投影する姿勢】 だったということです。

https://president.jp/articles/-/39524⁠

では、現在の倉山満を見てみましょうかね。

2026年6月20日
 倉山満はXで、

と発言しています。

https://twitter.com/i/status/2067013393702363400%E2%81%A0%E2%81%A0

しかし、この発言の中で示されているのは、愛子内親王の認識ではありません。倉山満の認識です。

また、「陛下のお言葉を曲解する者たち 大御心はすでに示されている」とも発言している。

https://twitter.com/i/status/2066807104925741310%E2%81%A0%E2%81%A0

しかし、どのお言葉を指すのか?
何をもって「示された」とするのか?

その説明は見当たらない。ここで示されているのも、倉山満による解釈です。

さらに、「『愛子天皇』論を言っている連中、天皇になるのを権利だと思っているのか?」とも発言している。

https://twitter.com/i/status/2067052778216943847%E2%81%A0%E2%81%A0

しかし、

その「連中」が誰なのか?
・「連中」の、どの発言を指しているのか?
・どの文章を問題としているのか?

相変わらず引用は示されていない。

ここでも示されているのは、倉山満による提示のみです。整理…為にする整理と言ってもいい。

・愛子内親王は語られてはいない。
・陛下も語られてはいない。
・「連中」も語っていない。

語っているのは倉山満です。

2020年の倉山満は、「情緒だけで生きる『保守』は、現実よりも『占領憲法を打破してくれ』との自分の想いを天皇に託す。」と書いています。そして、その姿勢を批判した。強く、厳しく、遠慮なく。

しかし現在の倉山満はどうか。

・愛子内親王に語らせる。
・陛下に語らせる。
・相手(連中)に語らせる…。

しかし、そこにあるのは、本人のおことば、言葉ではない。

しかも引用がないなら、解釈にもならない。
さらに近々の発信には、

https://twitter.com/i/status/2067841946010480694%E2%81%A0%E2%81%A0

https://twitter.com/i/status/2067741825977588046%E2%81%A0%E2%81%A0

という言葉も見られる。

一方で、2020年の倉山満は、【国体とは皇室と国民の絆である】と書いていた。

・ここで問われているのは、男系か女系かではない。
・養子案か女性天皇かでもない。

倉山満自身が2020年に示した保守の基準である。

2020年の倉山満は、「天皇陛下に弓を引くものを『保守』とは呼ばない」と書いた。また、「自分の願望を天皇に投影する保守」を厳しく批判した。2020年の倉山満の基準で見れば、現在の倉山満は保守ではないことになる。かつて自らが批判した対象と同じ審査の場所に立っているのである。

自分が批判したものに、自らがなっているのである。

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ありがとうございました。今回のこのブログからよくわかること。それは、自分に対して客観的になることは、難しい!です。皇位継承問題とは関係ありませんが、他人の出来事には客観的な態度がとれるのに、自分にはその眼差しが決して向くことがない、ということをよく経験しますが、いかがでしょうか?(by基礎医)

2 件のコメント

    SSKA

    2026年6月23日

    譲位のお言葉の際には(当時の)天皇陛下のお考えに近付ける様にと迫っていたのに対し、現在の女性宮家、女性(及び女系)天皇には感情を露にして非難を続ける姿勢は男のヒステリーと呼ぶ以外無いのでは。
    また譲位(上皇制度)の前に発表された葬送の形式が土葬から火葬に改められたのも死生観の「先例」に基づけば幾らでも批判出来るはずなんですけど、実際誰も彼もガン無視ですから基準が身勝手過ぎですよ。

    サトル

    2026年6月23日

    今回も掲載ありがとうございます

    2020年は、こんなことを書いてたんですね、彼。

    https://president.jp/articles/-/39524

    なかなか読み応えあります(笑)

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