愛子さま排除法案が、まったく世論を反映していないと示す調査の分析を毎日新聞が報じました。
広がる「長子継承」に愛子さま待望論 「男系男子維持」は少数派【毎日新聞】
6月20、21日実施世論調査
・「女性天皇に賛成、女系天皇も賛成」40%
「女性天皇に賛成、女系天皇は反対」33%
「女性天皇に反対」6%
「わからない」20% 女性天皇賛成73%
・「養子の子孫への皇位継承」賛成23% 反対34%
(5月23、24日実施の全国世論調査
養子案支持37% 女性天皇賛成72% 反対10%)
「女性天皇に賛成、女系天皇も賛成」理由
「そもそも男性しか天皇になれないのは男尊女卑だ」(30代女性)
「男女平等の時代に『男性だけ』は時代遅れ」(70代男性)
「女性首相も誕生しているのだから、女性天皇が誕生してもよい」(40代男性)
「ふさわしい教育を受けて育ってきた方であれば問題ない」(20代女性)
「国民の象徴に男か女かは関係ない」(50代女性)
「天皇の血筋の方なら男性でも女性でも構わない」(50代男性)
「旧宮家といっても(今の皇室との血縁関係は、男系でたどると)600年もさかのぼるのでは他人」(50代男性)
「遠い血筋は尊敬しにくい」(70代女性)
「女性天皇に反対」理由
「男系男子を継承してきた歴史を守るべきだ」(50代男性)
「万世一系の伝統を継承すべきだ」(50代男性)
「養子でもいいから男系の伝統を続けるべきだ」(60代男性)
「女系天皇につながり、天皇の正統性が破壊されることにつながる」(30代男性)
「天皇制そのものに反対」(20代男性)意見も散見
「男系男子」継承<「女性天皇に反対」6% の可能性
「女性天皇に賛成、女系天皇は反対」理由
「父方の血筋は守るべきだ」(60代女性)
「(初代天皇とされる)神武以来維持してきた男系皇統を崩しては日本崩壊につながる」(70代男性)
「女系天皇にするのは伝統を重んじなさすぎる」(20代男性)
「男系の系統を尊重する」(50代男性)
「男女平等の時代」(40代男性)
「男性しか(天皇に)なれないことは男女差別だと思う」(30代女性)
「父方が天皇の血筋であれば(女性天皇に)賛成」(70代女性)
「126代にわたる天皇の血統を守ることと、現代の市民感覚のバランスを考慮して」(20代男性)
「女性天皇は存在したが、女系天皇はこれまで存在していない」(50代男性)
「愛子さまが天皇にふさわしい」(10代男性)
「愛子さまに天皇になってほしい」(50代女性)
「愛子天皇を実現してほしい」(60代女性)
「愛子天皇を待望」(70代男性)
「わからない」
「議論が始まったばかりで結論を出すには早すぎる」(30代男性)
「時代の移り変わりか伝統か、どちらを重んじればいいか」(40代女性)
「皇族の皆さんが苦しまないでほしい」(50代女性)
「本人たちの気持ちを尊重すべきだと思う」(40代男性)
「男性でも女性でも、血縁など資格はともかく、国民の皆さんがこの方が天皇でよかったと思える方」(60代男性)
5月養子案賛成37%→6月「養子の子孫への皇位継承」賛成23%
「養子の子を天皇に」というトンデモナイ政府・与党の本音が
まだ明かされていなかった5月から14%ダウン。
女性天皇反対も5月10%→6月6%とダウン このトンデモナイ方策が
愛子さま排除法案であると明確に分かれば、さらに
賛成する割合は低くなると思われます。
女系天皇には反対している方々も、
愛子天皇には大賛成しているのも興味深いところ。
さらに「万世一系」を男系継承の根拠とするのは誤りであると示す
識者の言説がもっと広まれば惑わされている方も目が覚めることでしょう。
思想史の立場から皇統論を研究する中央大学の大川真教授
・皇位の男系男子の継承は絶対的な原則ではなく、皇位が限られた範囲の一族で継承されてきた結果
江戸時代まで「男系」「女系」はなく旧皇室典範が制定された明治期から
男系男子の継承だった欧州や、家父長制的な考え方などが複合的に影響
・「万世一系」も幕末に登場
「それ以前にも似た概念はあったが、『例外なき男系継承』ではなく、『天皇家が他の氏族に取って代わられることがなかった』という歴史認識を意味するものだった」
「思想史の知見が生かされず、皇位継承のあり方が時代に応じて変化してきたことがあまり知られていない」
宮内庁書陵部の前編修課長、鹿内浩胤(ひろたね)氏
・明治天皇が承認した皇統譜はアマテラスからのびた系譜が5代後の初代の神武天皇へと直系でつながる。
・「2代目は弟との『誓約(うけい)』という占いにより生まれたが、アマテラスの子と定められた。2代目への継承は『女系』継承と言えるのではないか」
・「もし『男系』でなければ統治者の資格がない、とするならば、アマテラスの神勅そのものを否定してしまうことにもなる」
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
SSKA
2026年7月17日
続けて書きますが、そもそも幕府を廃した後の明治の始まりから天皇を国の支柱として掲げながら近代の概念である「国民」を創設・制度化しその個々に抱いた強力な思いや望みを国家が吸収しながら成長発展し戦争にも勝利して国際的な評価を築いて来たのが我が国の歴史ですから、天皇と国民の関係に寸分でもひびを入れてはならないとするのが代行者たる政府の本来の役目であり、大戦に破れても尚占領軍に変えられる事を拒んだ国是のはずです。
何時から、どの面下げて国民から天皇との距離を縮めるどころか遠ざけても良いなんて勝手な発想が戦後80年歩んで来た過程を忘却して今舞い降りたのか、憲法の要請によりそれを止めるのは矛盾を極大に広げる取り返しの付かない事態にならないか、政府は一体どの様な理由で楯突いているのかを公に対し表明する責務があります。
皇族の尊厳は国民の国家意志と直結する問題で、勝手に書き換えて良いなんて法は古今存在した例は一度たりとてあり得ません。
SSKA
2026年7月17日
こと皇室に関しては国民の意思を挟ませず一切介入すべきではないとの態度を貫く方針の様ですが、それって民主主義の姿勢としてどこまで許されるのでしょうか。
憲法のどこにも皇室関連は政府や国会議員が独占して国民を排除して良いなんて項目や条文は存在せず憲法1条で国民主権に支えられるのが全ての前提とされていて、この文言自体戦後民主主義批判の文脈において評判は悪いですが、戦前の軍部独裁への批判の名残として位置付ければ決して蔑ろにしてはならない要項でしょう。
また世襲も1条を阻害しないとするのが本来の法規として見るべき順路であり、養子を優先し女性皇族を国民以下に落とす案を肯定するロジックは本来皇族と国民の生を保護する理想を掲げるべき(現実には皇族個人の尊厳は著しく弱いのが重大な問題…)現憲法の主旨に真っ向から反する行為です。
憲法から皇族の意思を無視した要請が出される事が許されても良いのか、隙間を埋める為の議論が直ちに必要でしょう。