アマテラスの前はイザナギ(男神)・イザナミ(女神)からそれぞれ出る線が一本にくっついてアマテラスにつながっているので、明らかに「双系継承」朝日新聞に掲載されなかった「双系継承」鹿内浩胤氏の見解まとめ【S博士さん・愛子さまトークコメント】

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愛子さまトークで、宮内庁全編集課長・鹿内浩胤氏の言説を掲載した朝日新聞の記事を取り上げたところ、コメント欄に宮内庁内部の情報に詳しいS博士よりコメントいただきましたので、紹介します。

S博士さんコメント
前編修課長は、マスコミからの取材に対しては口頭での回答で済ますようなことはせず、必ず詳細なペーパーを作成し、文書回答しています。自身の見解だけでなく、男系派からの予想される反論に対する再反論まで、そこには書いていました。しかしながら、新聞記事では紙幅の限界からか、見解のほんの一部しか取り上げてもらえないことを極めて残念に思っているようです。長文を書かせてくれる雑誌媒体(AERAのような)に、今後は集中したいと言っていました。今回の朝日新聞の記事も大川真さんの御見解の後に「数行だけ」でしたから、真意が伝わらなかった方もいらしたのではないかと気にしていました。もちろん、見解を取り上げてくれた朝日には大変感謝していましたが。 今回の皇統譜の冒頭の記載について、前編修課長が言いたかったことを確認しましたので、自分なりにまとめてみました。

1.明治政府作成・明治天皇公認の皇統譜(皇室の戸籍)の始まりが双系・女系だということです。アマテラスの前はイザナギ(男神)・イザナミ(女神)からそれぞれ出る線が一本にくっついてアマテラスにつながっているので、明らかに「双系継承」を示しています。ただし、イザナギ・イザナミからアマテラスへの「双系継承」の話は朝日の記事ではカットされ(よってこの部分の写真もなし)、アマテラスから次のアメノオシホミミへの「女系継承」の話だけが記事になりました(写真あり。ただし、写真はデジタルだけに掲載)。

2.そこから後は、【古事記・日本書紀などの文献史料による限りは】男系継承です。

3.男系派は「初代神武天皇から126代今上天皇まで例外なく「男系継承」である」と言います。【文献史料からはこれを否定できません。】 考古学や文化人類学の成果からそれを否定する見解が有力ですが、男系派は古事記・日本書紀に拠れば「男系継承」だと言うので、この点をいくら攻めても議論がかみ合いません。よって、前編修課長は男系派がよりどころとする記紀の記述から、彼らの主張を批判するという方法を採りました。もちろん記紀神話が歴史的事実だと考えているわけではありません。あくまで神話の中のロジックを問題にしています。

4.天皇がこの国を統治する根拠は、アマテラスが子のアメノオシホミミ、次いで孫のニニギに与えた「天壌無窮の神勅」(てんじょうむきゅうのしんちょく)であり、「男系」しか認められないのならば、アマテラスからアメノオシホミミへの女系継承で伝えられた「神勅」の効力をも否定することになり、天皇統治の根拠が失われてしまいます。ここが一番大事

5.1889年制定の明治憲法・旧皇室典範で男系男子継承を明文化した後なのに、1895年作成の皇統譜において、その冒頭に双系・女系継承が明記されたこと、つまり明治政府は皇室の始まりを憲法・典範に合わせて「男系継承」に書き換えるということをしなかった点が重要です。それを明治天皇も承認しました。明治時代の官僚は、記紀神話を忠実に解釈し、皇室系図の改竄をしなかったのです。

6.この皇統譜を現在の政府も公式のものと認めており、宮内庁が保管しています。だからこそ情報公開請求の対象となっているのです。

鹿内浩胤氏の見解を、ここまで詳しく教えてくださって
S博士さん、ありがとうございます。

宮内庁はHPに記載の天皇系図を、1895年作成の皇統譜にして 双系継承、女系継承を示すべきですね。

宮内庁 天皇系図

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

1 件のコメント

    mantokun

    2026年7月22日

    S博士さんのこのコメントから鹿内氏がいかに精魂込めて、天皇陛下と皇室をお守りするために、慣れぬ場所にも懸命に出向き、皇室の真の歴史観と伝統をお伝えくださっていたかを改めて知ることができました。
    短く切り取られてしまうことを鹿内氏は遺憾に思われていたようですが、今回S博士さんが挙げられていたまさにこの部分を、昨日望月記者が木原官房長官に質問されていましたね。
    詳しくは望月記者のXで書かれています。
    https://x.com/isoko_mochizuki/status/2079866735021461655?s=46&t=zmkm-MAxp3UB_BUeJFfM3A

    【政府は、なぜ皇統譜の事実から目を背けるのか】

    宮内庁が保管する政府公式の皇統譜は、その冒頭が双系・女系となっています。

    元宮内庁課長・鹿内浩胤氏は、1889年に旧皇室典範で男系男子継承が定められた後も、1895年に明治政府が作成し、明治天皇が承認した皇統譜は、皇室の始まりを男系に書き換えなかったと指摘しています。

    だから私は、木原官房長官に「宮内庁が保管する政府公式の皇統譜が双系・女系となっていることを、政府はどう考えるのか」と質問しました。

    しかし返ってきたのは現行皇室典範の説明だけ。この核心には最後まで答えませんでした。

    政府が保管する公式史料について説明を避けたまま、「2600年以上、一度も例外なく男系男子で続いてきた」というファンタジーを前提に皇室典範改正を進めようとする高市政権、そしてその流れを主導してきた麻生太郎副総裁の政治姿勢には、怒りを禁じ得ません。

    白井聡氏は、今回の改正について「天皇を冒涜する行為ではないか」と厳しく批判しています。

    皇室のあり方を左右する重大な制度改正であるにもかかわらず、政府自身が保管する皇統譜との整合性すら説明しないまま、特定の歴史観だけを絶対視して制度を変えようとする――。

    それは本当に皇室を守ることなのか。それとも、政治が歴史を自らに都合よく利用しているだけなのか。

    政府には、まず皇統譜の事実について、国民に誠実な説明をする責任があります。

    ***

    また、大川真教授も本日のXで、
    https://x.com/okawa1220chuo/status/2079833357995930032?s=46&t=zmkm-MAxp3UB_BUeJFfM3A

    >皇室典範改正に関する海外からの関心は高く、CNNで記事になったほかに、2社の記事配信待ちがあります。
    それと今まで渋ってきたテレビ番組の出演もさきほど了承しました。苦手ですが何とか頑張ってみます。番組から正式に告知されたら後ほどお知らせします。

    と投稿され、応援コメントに対しても

    >自分の出来る範囲で学者としての社会的責任を果たしていこうと思います。
    > 生出演ということなので、戦々恐々としています。NHK「知恵泉」に出演したことがありましたが、それは事前収録でした。
    > 3割くらいのチカラが出せれば御の字です。なるべく自然体で頑張ります。

    と書かれていました。まさしく、ありとあらゆる方面から、総力を挙げて愛子さま排除法への反撃の手が上がっていると実感しています。

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