次に王になるのは誰? 欧州ロイヤルの王位継承者とルールを一気に解説 ヨーロッパの王室には「未来の女王」がたくさん。気になる各国の王位&公位継承事情を探る【ELLE】

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「愛子さま排除法」成立で明治時代に欧州の王室を参考に作られた旧皇室典範から引き継いだ男系男子限定ルールが、「ゆるがせにしない」をスローガンに時代に逆行して強化されてしまった第221回国会(特別会)。

そんなスローガンを大いに嗤う法改正をしている、皇室典範の源流・欧州の王室について、ELLEが記事を出していました。

次に王になるのは誰? 欧州ロイヤルの王位継承者とルールを一気に解説 ヨーロッパの王室には「未来の女王」がたくさん。気になる各国の王位&公位継承事情を探る【ELLE】

たくさんの例があるなかでも、スウェーデンとデンマークが、現在でも特に参考になりそうです。

スウェーデン
1979年から男女に関係なく君主に
ヨーロッパのロイヤルの中でいち早く男女平等を実現したのは、スウェーデン。もともとは男子にのみ王位継承権が与えられていたが、1979年に王位継承法を改正。性別に関係なく国王の第1子に相続人の権利を与える、最長子相続制(絶対長子相続制)を採用した。現在の君主であるカール16世グスタフ国王には、1977年に第1子で長女のヴィクトリアが、1979年に第2子で長男のカール・フィリップが誕生している。この改正が採用されたことでヴィクトリアが王位継承順位1位の相続人に。次の君主となった。現在ヴィクトリア王太子にはエステル王女とオスカル王子がいるが、生まれた順番でそれぞれ継承順位2位、3位となっている。

男女平等のグローバルリーダー
ちなみにスウェーデンは社会的な男女平等が実現している国として有名。日本経済新聞などによると、女性労働力率は現在80%を超えていて世界最高レベル。国会議員も閣僚も約半数が女性で、企業でも女性の管理職の割合が4割を超えている。こういった女性の本格的な社会参加が始まったのは1960年代後半から1970年代初め。つまり王位継承法が改正された時期と重なる。国会とスウェーデン王室が社会の流れを敏感にキャッチしたこと、そして国王の第1子が女子だったことが、王位継承法の改正に結びついたのではないかと見られている。

カール・フィリップ (ヴェルムランド公) ウィキペディア
1979年5月13日、現国王カール16世グスタフとその王妃シルヴィアの第2子及び第1王子として生まれる。姉にヴィクトリア王太子、妹にマデレーン王女がいる。出生当時はスウェーデン王太子であったが、男女にかかわらず出生順に継承権を認める王位継承法改正により、1980年1月1日付で姉のヴィクトリア王女に第1継承権が移った。

出生当時に王太子であった第2子で長男のカール・フィリップ王子から数か月後、
第1子で長女の第1子で長女のヴィクトリア王女に王位継承順位1位が移った例。

出生後であっても、法改正によって継承権が移るのは何ら支障はないことが分かります。

デンマーク
2009年に男女が平等に

デンマークも長らく男系男子の、直系子孫にだけ王位継承資格を与えてきた。王女たちに王位継承資格は与えられなかったのだが、1953年の法改正で男系男子優先ではあるけれど、女子と女系継承を認める長子相続に変更された。つまり国王に息子がいない場合、国王の弟などが王位を継承するのではなく、国王の娘が優先されることになった。当時はフレデリック9世が国王で、その弟クヌーズ王子が王位継承順位1位。弟が未来の国王のポジションにいたが、この改正によって国王の長女であるマルグレーテが王位継承順位1位になった。そして彼女が即位、前君主のマルグレーテ女王になったのである。

その後2009年に再び法が改正。男女の区別なく最長子相続制になった。ちなみに現在のフレデリック10世国王(写真右)とメアリー王妃にはヴィンセント王子&ヨセフィーネ王女という双子がいる。王位継承順位は王子の方が上だが、それは王子が先に生まれた兄だから。性別は関係ない。

クヌーズ (デンマーク王子)ウィキペディア
クヌーズ王子は、デンマーク王位の推定相続人であった期間がある。デンマークの王位継承法は、1953年に改正されるまで男系男子に限定されていた。兄フレゼリク9世には男子がいなかったため、1947年に父クリスチャン10世が崩御しフレゼリク9世が即位すると、クヌーズ王子は王位の推定相続人となった。

しかし、1953年、デンマークの憲法が改正され、王位継承法も変更された。この改正により、女性の王位継承が認められるようになった(ただし、男子優先)。この結果、フレゼリク9世の長女であるマルグレーテ王女(後のマルグレーテ2世)が王位継承順位の1位となり、クヌーズ王子の継承順位は降格した。この改正は、国民投票によって承認されている。

国王・フレデリック9世の弟クヌーズ王子から数年後に、
国王の長女であるマルグレーテ王女に王位継承順位1位が移った例。

長らく王位継承順位1位にあっても、法改正によって移動するのは
やはり何の支障もないことが分かります。

このような吉例があるゆえに、日本の謎の法改定が海外から
いぶかしく思われているのでしょう。

継承法の改正にもかかわらず、日本の愛子内親王が皇位を継承しない理由【Nine.com.au】
2026年7月22日 オーストラリアのニュースウェブサイト

日本の皇室危機が、皇女が天皇になれるよう制度変更を求める声を引き起こしている【ABC】
2026年7月25日 オーストラリアの公共ニュース配信サービス

日本は皇位継承危機解決に向けて歴史的な一歩を踏み出したが、皇位は依然として女性の継承の対象外である。天皇陛下の後継者については依然として疑問が残るが、最新の規則改正によっても、天皇陛下の唯一の娘である愛子内親王が皇位を継承することは不可能となっている。【People】
2026年7月20日 アメリカの週刊誌

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

4 件のコメント

    くりんぐ

    2026年8月1日

    現在皇位継承順位1位の秋篠宮さまは、皇位継承が確定していない傍系の皇嗣。
    上皇さまから今上陛下へ譲位される際、秋篠宮さまは皇太子になることを辞退された。
    秋篠宮さまはご家族でジェンダー平等に取り組まれている。
    ご長男の悠仁さまを、皇位継承資格の無い二人の姉である小室眞子さん・佳子さまと同じようにご教育された。

    女性・女系天皇が即位できるように皇室典範が改正されれば、今上陛下の唯一の直系である愛子さまが皇位継承順位1位が確定した皇太子になられる。
    秋篠宮さまは2位、佳子さまが3位、悠仁さまは4位になられる。

    京都のS

    2026年8月1日

     「皇室<経済」は山本太郎時代の”れいわ新選組”ですが、山本譲司時代は違うはずですね。

    突撃一番

    2026年8月1日

    2026年の日本の国会議員は、1979年のスウェーデンの国会議員よりも知性が退化している。

    もっとも、そんな奴等を選んだのも日本の有権者だという事実に対しては、反省した方がいいと思う。

    ガソリン代が下がったと言って高市早苗を擁護する自民党員もいたが、

    皇室 < 経済

    を優先してる時点で「公」が無いので、これも反省した方がいい。

    京都のS(サタンのSじゃねーし)

    2026年8月1日

     近代日本には、①儒教的シナ男系主義の残存、②基督教的サリカ男系主義の導入、③帝国主義時代を生き抜くための徴兵制に伴う男子優遇という3重の呪いが掛かっており、それが「ドチャック男尊女卑」として残存しています。そして①・②・③の全てが統一協会と親和性が高いことも注目に値します。

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