「愛子さま排除法」に繋がる令和の有識者会議ヒアリングで発言した里中満智子氏のインタビュー記事を産経新聞が掲載しています。
持統天皇を描き続けた漫画家・里中満智子さん「強靭な都を築いた。本当に働いた人生」【産経新聞】
飛鳥時代の女帝、持統天皇を主人公にした代表作「天上の虹」を30年以上(1983-2015)にわたって描き続けた漫画家の里中満智子さん(78)。国内初の本格的都城(とじょう)「藤原京」を築いた功績は学校教科書でもおなじみ。
「夫・天武天皇の遺志を継いで独立国にふさわしい強靱(きょうじん)な都を築いた。本当によく働いた人生だったと思う」。その舞台が、世界文化遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)」(奈良県)だった。
里中氏「夫の遺志を継いだ持統天皇はとても魅力的」
「(父は天智天皇で、夫は天武天皇)父と夫の七光りとまで言われたが、あまりに誤解が多いのでは」
飛鳥時代の倭国(日本)は、663年の白村江(はくそんこう)の戦いで唐・新羅連合軍に大敗して以降、大陸の脅威が一気に増した。天武天皇は、唐に引けを取らない国造りへ法律や官僚機構の整備を進めたが、686年に志半ばで死去。妻として支えた持統天皇が後継となり、都を飛鳥から藤原京に遷して壮大な首都を築いた。
あくまでも持統天皇は妻として夫・天武天皇を支え、
遺志を継いだと連呼する「中継ぎ」匂わせ記事にうんざりですが
令和の有識者会議における里中氏の発言をみれば、さもありなん。
〇約 1,700 年間男系男子優先を守り続けてきた重みはある。権力指向が高じて権威まで手にしたいと考える男子を排除するには、万世一系で通すのが有効だったと思える。真の理由は分からなくても、現代の常識の下で、長い歴史の営みを変えることには畏れを感じる。女性皇族の夫も皇族となれば、権威を得る手段として女性皇族を利用する男性が出現しないとは限らないという、いささか古めいた心配だが、歴史上は現実となりそうな事例もあった。女性には精神的にも立場の上でも男性より自由度の高い人生を選ぶ権利が与えられているという見方もできる。48頁
〇既に、皇位継承されるはずの悠仁様が成長なさっている。また内親王の皆様も現行の法の下で人生を送るおつもりで日々を積み重ねてこられたと思う。そういう方々のお心を乱さぬように進めていただきたいと願う。(その上で)継承順位については男系男子優先、男系男子が存在しなくなった場合を考えて様々なケースごとに準備をしておくことが望ましい。54頁
〇約 1,700 年間男系男子優先を守り続けてきた重みはある。真の理由は分からなくても、現代の常識の下で、長い歴史の営みを変えることには畏れを感じる。女系天皇と女性天皇の違いを国民の全てが詳しく知っているとは思えない。よく知らなくても何となく「男女同権」「女性の力を生かす」というイメージで女系天皇をよしとする気持ちになっている人もいると思う。(その上で)男系男子が一人も存在しなくなった場合を考えて、いろんなケースごとに準備をしておくことが望まれる。仮に「女系天皇しか選択肢がない」ような状況になれば、女系天皇、新しい王朝という事態も受け入れることも考えておく必要がある。55頁
〇戦後 GHQ の方針により皇籍を離れた元皇族方に戻っていただくことに賛成する。「もう 70 年も経っている」という声もあるが、長い歴史から見ればたったの 70 年しかたっていない。また戦後の事態は、人為的、強制的になされたことであり、昭和天皇や御本人たちの意思に基づくものではない。それを考えれば、元皇族のどなたかに復帰していただくのは自然。65頁
報告書(令和3年12月22日決定)参考資料 有識者ヒアリングで表明された意見について
合っているところがどこにもない男系派のテンプレオンパレード。
この見識のなさで描かれた作品も、どんなものかは推して知るべし。
都を飛鳥から藤原京に遷して壮大な首都を築き、大宝律令を制定し
古事記、日本書紀で天孫降臨神話を体系的に成立させるなど
日本の根幹を作った功績はあまりにもスケールが大き過ぎて
「神武天皇以来2600年云々」を振りかざす男系派は、
偉大なる女性天皇が構築した設定で踊っていることにも気づけない。
たとえ30年以上描き続けていても、男尊女卑そのものの発想のまま
「愛子さま排除法」成立に手を貸した原作者に、
持統天皇もあきれ果てていることでしょう。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
3 件のコメント
コチャコ
2026年9月5日
まいこさん、いつも皇位継承問題に関わる記事を教えていただき、ありがとうございます。
丁度昨日、今週のライジングの自分のコメントに里中満智子氏を男系カルトに取り込まれた漫画家だと、3年前のAERAの記事に触れたところでした。
「天上の虹」は昔愛読していたので、里中満智子氏がここまで男系に固執する人になるとはと信じられない思いでした。しかし、作品の持統天皇の描き方の変遷を追うと、やはり里中氏の女とは、男とはの長年の思い込みが里中氏の活躍した時代の男尊女卑思考と結びついて痛々しい権力者像が強調された人物像になってしまったと気づかされます。持統天皇を描いた漫画家としての知名度を男系カルトに利用されて女性・女系天皇反対に加担するまでに無知を晒した里中氏は大きな過ちを犯したと思います。優れた実績のある人も思考を怠れば過ちを犯す。小林よしのり先生の権威主義批判はこういう局面で作者と読者双方に問われているのだとつくづく感じます。里中氏が今後どんな発信をするか注視していきたいと思います。
SSKA
2026年9月4日
女はどう足掻いたところで男が敷いたレールの上でしか生きられない、だから皆諦めて、悠仁様をゆるがせにしない様にね…と自分で男系主義の本音を口走って気付いているのか、空しくならないのか。
男にとっても女にとっても呪縛でしかないものを真顔で触れ回るこの卑屈さは本当に何なんですかね…。
男系の万世一系と言うのも、歴史を築いて来たのは男だけに許されて来た事業だから女は立ち入るなと歴史家、その多くを占めて来た儒者の傲慢と嫌がらせに過ぎないのに。
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2026年9月4日
里中が来る「歴史探偵」持統天皇回(NHK:9 月9日)はクズ番組になるはずです。今から気が重いです。