改正皇室典範、男系男子の養子可能 「家優先で時代錯誤」識者は危惧【朝日新聞】

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「愛子さま排除法」施行を機に、憲法研究者・若尾典子(わかおのりこ)・元佛教大教授のインタビューを朝日新聞が報じました。

改正皇室典範、男系男子の養子可能 「家優先で時代錯誤」識者は危惧【朝日新聞】

・(養子導入に疑問を感じたのは)旧皇室典範も現皇室典範も養子は禁止 なぜこれまで養子が禁止され、今回解禁されるのかといった根本的な問題が十分に議論されたとは言えないから
・旧典範で禁止されたのは養子により皇位継承順位や皇統の正統性に争いが生じる原因になるから
・旧典範は天皇・皇族に関する特別な身分法、現典範はその役割を否定
結婚や養子については一般国民に皇族になるという公的な身分の付与が伴うことから現典範で制限
とくに養子は誰を何人養子にするかによって、皇族の構成を人為的に変えられる憲法2条の『世襲』をゆるがしかねない重大な問題があり養子禁止を明確にした
・これまでは『皇室は一般国民と異なる特別な存在だから、特別な規律が必要だ』と現典範の改正に否定的な主張が強かったのに、2021年有識者会議報告書で養子導入について『一般国民もしていることだから』という論理が持ち出されたことに驚き
・養子は本来、養子となる本人のための制度 今回の改正は、養子により皇族になる本人がどのような人生を送るのかという視点がまったく欠落
戦前の旧民法による養子は、家名や家の財産を維持し、家の働き手や後継者を確保する仕組み
戦後は民法も民法学も養子は、『家のため』ではなく養子本人の成長と利益のための制度として進めた
今回の典範改正は、この努力を踏みにじるかのように、皇族に『家のための養子』を採用した

・(養子に入ると自らの意思だけで皇室を離れられない)本人の意思を尊重するのであれば、皇室に入る時の合意とともに、離れる自由も保障される必要がある
自由で平等な個人として生きてきた人間が自身の将来を『家』のために生きる決断を迫られる
出生において特定の『家』で男子に生まれたためにそのような選択が提供される そのこと自体が問題

当事者の意思については、木原官房長官が言及していましたが
本人がどのような人生を送るのかという視点がまったく欠落した
制度では、話になりません。

木原官房長官
「新たな制度である女性皇族の身分保持も皇族の養子縁組も、当事者の自由な意思が重要であり、尊重されなければならないと考えています」

改定典範が不調に終わることが、ますます目に見えてきました。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

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