千葉県、ゴロンさんからの報告です。
きっかけ”がなかなかおもしろいのですが、今回は、事務所訪問ではなく、参院選に際しての政党への手紙というアプローチです。
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今朝、自民党比例区で出馬する、という方の陣営から電話があって、「宜しく！」と言いつつ、「何か要望がないか？」とも言ってました。電話では生返事で終えましたが、「もしかして、参議院選の要望をして良いのか？」と思い直し、一番要望したい立憲民主党の問合せフォームに、以下のような意見を投稿してみました。
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参議院選が近づいておりますが、貴党（立憲民主党）の主張は決まっておりますでしょうか？
「生活安全保障」に関することなどが、貴党の主な主張になると思いますが、私が貴党に最も期待することは、安定的な皇位継承を確保するための議論を進めてもらうことです。
「天皇」および「皇室」が消滅するという危機を理解している国民は、極めて少なく、もしかすると、「消滅しても仕方ないのでは？」、あるいは「消滅しても何も変わらないのでは？」と、考えている方が多いのかもしれません。これは、「天皇」が存在することは当然のように知っていても、自分で学ばない限り、（天皇陛下が）我々国民にとってどれほど大切な存在なのかを、誰も教えてくれないからだと思います。そんな状況では、確かに選挙の争点にはならない、ということは理解できます。
しかしながら、貴党は、欠陥だらけの政府の有識者会議の報告書に対し、2021年末から準備し、2022年1月18日の「政府における検討結果」を受けての会議においても案に対する的を射た批判をしております。また、2022年4月には毎日新聞の記事において、野田佳彦議員が、報告書の全ての案に重大な欠陥があることを明確に論じていました。
かの報告書では「皇室をめぐる課題について、「政争の対象」にしないように「静ひつな環境の中で落ち着いた検討」をするように求めているようですが、これは、議論すると論理的に負けることが分かっている勢力が、暗に議論を封印しようとしているからと思います。
失礼ながら、最近では、経済対策関連、および生活保障関連では、与党野党の主張にあまり差が感じられません。もしも、「安定的な皇位継承」の議論を進めることを、選挙戦で主張していただくことができるのならば、貴党の独自色が大きくクローズアップされるのはないでしょうか？（具体的には、愛子内親王が皇太子になって頂けるように、皇室典範の改正について議論して頂きたいと思っています）。
勝手ながら、一国民としての願いを、貴党に託したいと思います。
敬具
大した意味はないかもしれませんが、参院選挙前に、「安定的な皇位継承」のことを真面目に考えている有権者がいるのだということを、示しました。
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興味深いレポート、ありがとうございます。選挙前とはいえ、候補者の陣営から「何か要望はないか？」というような電話がくることもあるのだということを、今回自分は初めて知りました。ゴロンさんの場合、電話での生返事で終わらず、要望を書いた手紙を投稿（しかも、電話がきたのとは別の政党）したのは、大変良い試みだったと、自分は思います。それは、選挙が公示されたときに、千葉県の候補者には「なんらかの形」で伝わっている可能性が高く、有権者の潜在的な要望、と受け取ってとってくれることが、期待されるからです。いずれにしても、「こういうアプローチもある！」という良い例だったと、私見では思う次第です。
（基礎医学研究者）
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6 件のコメント
京都のS
2022年6月12日
「（自民党からの）電話では生返事で終えましたが、『もしかして、参議院選の要望をして良いのか？』と思い直し、一番要望したい立憲民主党の問合せフォームに、以下のような意見を投稿してみました」
この急展開が素晴らしいですね。問い合わせの文面も、結びの一文に至るまで見事だと思いました。
ただし
2022年6月12日
素晴らしい内容の手紙でした。
行動内容も素晴らしいです。
手本とさせて頂き、自分も、事務所を訪問する原動力とさせて頂きたく存じます。
ゴロン
2022年6月9日
まーさん、拙文を掲載して頂き、ありがとうございます。
皆さま、コメントありがとうございます。これとは無関係とおもいますか、立憲民主党の政策パンフレットの政策項目の隅に皇位の安定的継承と女性宮家の創設に向けた国民的議論を深めると記載されて嬉しく思いました。
今度は事務所訪問のレポートをしたいと思います。
ダダ
2022年6月9日
皇統問題を選挙の争点には出来ない。生前退位の実績をアピールすることもできない。
立民としては歯痒いですよね。
しかしそれを理解している国民がいることを伝えるのは、尊皇派議員のやる気を引き上げると思います！
yan ryu
2022年6月8日
こういうアプローチの仕方もあるのですね！参考になります。
秋田のタカ
2022年6月8日
電話で要望を聞くというお話から秋田と違い、候補者との距離が近くてうらやましいと思いました。秋田でも候補者との距離が近くなるように自分ができることからして行きたいです。