野田佳彦議員の素晴らしい質問

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2月18日の衆議院予算委員会、野田佳彦議員が素晴らしい質問をしてくれました。

 その質問とは、

”有識者会議の報告書は、4年も待たされた挙げ句皇位継承については何も答えていない”、

”女性皇族は結婚後皇族には残るが結婚相手は皇族には入れないという点だが、女性の方は皇族で国民の方は国民としての権利が認められるがこれはおかしいのではないか”

というものです。

 これに対して岸田首相の方は、

有識者会議の報告書が出るまでの経緯やこれは国会で議論していただく

というばかりで回答になっていないものでありました。
 (野田議員が質問の前に語った、”国家千年の計”に関して首相がこのような体たらくでいいのでしょうか。)
 いよいよ、国会での”波状攻撃”が始まるのか楽しみなところです。

 P.S この質問は、非常に皇位継承という点でも皇族の立場というありかたにおいても的を射たものとなっています。さすが、尊皇派議員としか言いようがありません。

 興味のある方は下記の動画を御覧ください。
 5時間50分あたりです。
【訂正】上記は動画終了からの時刻でした。2時間43分あたりをご確認ください。ご指摘ありがとうございました。
    


立憲民主党国会情報  2022年2月18日 衆議院 予算委員会
https://www.youtube.com/watch?v=zkXxx9E0E7I



 文責 山梨県 jacker

6 件のコメント

    れいにゃん

    2022年2月22日

    録画したものを見ました。野田議員の質問の順は、外交の姿勢を問うものから、国土の現状把握、そして安定的皇位継承へ。スケールの大きな問題から、国内の、国の根幹を為す核心へとフォーカスしていく様に「上手い!」と思いました。岸田総理の答弁は、内閣官房皇室典範改正準備室の大西室長の「ありがとうございます、左様でございます」 と変わらない位、意味のない詭弁に聞こえました。

    タルト

    2022年2月20日

    野田議員の質問、女性皇族と、国民である配偶者とお子様が一つの家族であるのは、不自然じゃないですか、という一番分かりやすい的確な質問でした。岸田総理は、その案は議論の材料の一つというあいまいな回答で、皇族方の御苦悩を何も考えていないと思いました。野田議員の今後のますますのご健闘を応援します!

    ただし

    2022年2月20日

     何だか、もう、尊皇派議員というだけでヒーローに思えてきますね。カッコイイ☆

     何故、みな、カッコイイと思われたいって思わないのか、少し不思議です。
     カッコイイと、女性からはモテますし、子供たちからは憧れられますし、周りの大人からは一目置かれると思うんです。いい事ずくめですよね☆

     自分の胸に手を当てて、敢えて言わせて頂ければ、「臆病者は卑怯者に転ずる」のでしょうね。訓練が必要なのでしょうね。

     でも、カッコイイ大人を目指したい☆

    基礎医学研究者

    2022年2月19日

    大変貴重な情報を提供いただき、感謝致します(なお、僭越ながら自分の理解では、野田議員の該当質問の動画の時間は、2時間45-50分付近かと思うのですが、いかがでしょうか(m_ _m)、ご参考までに)。
     率直にいって、野田議員の質問には、「安定的な皇位継承」に対する危機感を問う、という”迫力”を感じました(それは、JACKERさんが書かれた「国家千年の計」という表現に表れていると思います)。馬淵議員もそうですが、このような理論も信念もしっかりした国会議員の存在を見ると、まだまだ勝負はこれからで、このような国会議員に「熱量」を送るのが、我々心ある国民の務めであると、改めで感じた次第です(対して、岸田総理の答弁は総理本人というよりも問題を先送りにしたい典型的な考え方が表現されていたのは、別の意味で興味深かったです)。

    *なお、野田議員については、首相経験者だからという訳ではないのですが、この前後の質問についても、G20という国家間の経済間の議論を主張する場に、なぜ大臣(や副大臣が参加せず官僚に任せるのか?現在の排他的経済水域を形成するための国境離島(例えば、沖ノ鳥島など)の数を国として正しく把握しているのか?など、国を守るという観点からのスケールの大きい質問が続いていたことも、政治家の器量を感じた次第です(唯一、TPPに関する質問についてはグローバリズムという観点から自分とは考えが違いそうですが、個人的には馬淵議員を選出できる奈良1区の有権者を羨ましく思えるのと同様に、千葉4区の有権者は野田議員を選出できることを、”誇り”としてもよいのではないか、と思う次第でございます。

    ふぇい

    2022年2月19日

    どんどん突っ込んでいただきましょう。
    尊皇派議員が動きやすいように
    私たちが動きましょう!

    ダダ

    2022年2月19日

    岸田首相を含めて、政府はこの論点ずらしの報告書を「尊重する」と答えていますが、どこが尊重に値するのか答えて欲しいものです。

    内閣官房皇室典範改正準備室の大西室長は、悠仁さまの交通事故や中学校への不審者侵入事件を思い出せないと発言しています。
    政府側の事務方がこの有り様ですので、尊皇派議員は報告書の白紙回答を徹底的に追及して欲しいです。

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