天皇陛下の御印は梓(あずさ)です。
「梓」とは
ヨグソミネバリ(カバノキ科の落葉高木)や、
キササゲ(ノウゼンカズラ科の落葉高木)
という樹木の別名です。
冒頭の写真はキササゲです。
梓の御印は香淳皇后がお考えになり、
上皇陛下ご夫妻で決められたようです。
昨年、天皇陛下御即位記念貨幣として
発行された
一万円金貨の表面には
鳳凰(ほうおう)と瑞雲(ずいうん)、
五百円銅貨の表面には
高御座(たかみくら)が
それぞれあしらわれ、
裏面には両貨幣ともに
菊花紋章と、
天皇皇后両陛下の「お印」である
梓とハマナスがあしらわれています。
天皇陛下の御印には
上皇陛下と上皇后陛下の
お気持ちが込められ、
その尊いお気持ちが
愛子様にも繋がっているのだと思います。
愛子様が皇太子になられる事が
自然だと思う国民が多いのは、
極めて当然であると思います。
文責 北海道 sa