漫画「ああ播磨灘」を読んで思ったこと

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 最近、私は「ああ播磨灘」という漫画にハマっています。

 これは、”播磨灘”という超極悪横綱が主人公の漫画です。彼は、新横綱となった場所において”双葉山の69連勝を抜くのは自分だ、今後自分に土をつける力士は一人もいない、そしてどんな狡っ辛い手でも一敗でもしたらその日限りで引退する”と発言、幕内全力士と相撲ファンを敵に回し彼の快進撃が始まります。
 力士としての彼は悪の権化かつ最強そのもので(一時期の朝青龍や白鵬などのモンゴル人力士が可愛く見えるほど)その圧倒的な力で相手力士を叩きのめすだけでなく、仮面をつけて土俵入りをする他、勝利した際に相手の力士を罵倒、批判、ダメ押し、暴行を加えるなど枚挙に暇がありません。一方で各界の”作られた伝統”に関しても真っ向から相撲協会相手に反論し、それを真っ向から破壊していき最終的には相撲協会に敗北宣言を出させます。

 でも、私は播磨灘の”作られた伝統”への批判には大きく共感するものがありました。
 なぜなら、皇室も”男系男子絶対という名の作られた伝統”の縛りによって安定的な皇位継承を妨げられているからです。

 過去に女性天皇がいたにも関わらず、男系男子というのは明治時代からにも関わらず”作られた伝統”のために女系・女性天皇が実現できていない、しかもその”作られた伝統”のためにあくせくしている一部の男系派と政治家によってです。

 現在、皇位継承に関する議論が動こうとしている今愛子皇太子、愛子天皇誕生のために皆様とともにこの”作られた伝統”の破壊のために声を上げていきたいと強く思っています。

文責 山梨県 jacker

5 件のコメント

    チコリ

    2022年4月22日

    漫画は知りませんでした。
    そういえば「女は土俵に上がってはならない」からと、
    救命措置をしようと土俵に上がった女性に、土俵から降りるようにアナウンスした事がありましたねー。
    バカ言ってんじゃないよ。
    日本人の男尊女卑は「極めて」根深い。

    ただし

    2022年4月20日

    「ああ播磨灘」懐かしいです。
     昔、職場に週刊モーニングがあって少し読んだ記憶が蘇りました。
    「なんと孫六」という同じ作者の漫画も、超破天荒な主人公が頭のかたい野球会で暴れまわる話だったような。
    (^^)
     凝り固まった頭は荒療治でほぐして上げるしかないのかも知れませんね。

     愛子さまを皇太子に!

    基礎医学研究者

    2022年4月20日

    「ああ播磨灘」。モーニング系の漫画ですね。確か、「沈黙の艦隊」が連載された時期とすこしかぶっていたような気がしているのと、ブックオフとかにいくと、よく見かけた覚えがあります(しかし、手に取ったことはなかった~(m_ _m)。閑話休題
     なるほど、相撲については外から見ていると、結構「伝統」か「因習」わからないしきたりがありますよね。実は、「皇室」同じような状況にある!というのは、その通りかもしれません。ならば、心ある国民は、それを崩すべく動くべき、ということに、激しく同意であります。

    京都のS

    2022年4月20日

     当該の漫画を知らないので言及は出来ませんが、相撲に関しては「『女は土俵に上がってはならない』という伝統の是非」論争がありました。近世から近代にかけて女相撲が普通に興行されていた事実もあり、それは似非の伝統だったわけですが、「女は皇位に就いてはならない(中継ぎは除く)」も似非の伝統だと早く周知されねばなりませんね。

    ダダ

    2022年4月20日

    ああ播磨灘、懐かしい!
    見たことはありませんがアニメにもなっていた気がします。

    伝統を疑うことには勇気がいります。男系派は自分が安心したいから伝統に縋り付いているのでしょうね。
    改めて、昭和天皇、上皇陛下のバランス感覚には驚かされます。

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