昭和天皇ご臨幸記念碑を見て、改めて愛子天皇実現を願う

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昭和天皇御臨幸記念碑と楠木(撮影 マメ菓子)

私の住む名古屋市に「ノリタケの森」という施設があります。

ノリタケの森は陶磁器メーカーのノリタケカンパニーリミテドの本社横にあり、公園・レストラン・ミュージアムなどが整備された複合施設です。

平成15年(2003年)には天皇皇后両陛下(当時は皇太子妃)が訪れ、その記念に梓の木が植樹されており、誰でも見ることができます。

梓の木(2020年撮影 マメ菓子)

実はノリタケの森にはもう一つ皇室ゆかりの記念物があります。

昭和2(1927)年、産業奨励の目的で昭和天皇がご臨幸されたことを記念した記念碑と楠木があるのです。(冒頭の写真)

少し前までは隣接する商業施設の工事のために見ることができませんでした。

もしかして撤去されたんじゃないかと心配してましたが、工事が終わりそのまま残されていたので安心しました。

施設の裏手にひっそりと佇むように設置されている記念碑はどことなく優しい感じがします。そしてそれを包みこむくらい大きく成長した楠木には自然の力強さを感じます。その凛々しい姿はまるで自分がこの地を見守る「ヌシ」であるといわんばかりです。

ノリタケの森を静かに見守り続けるこの記念碑と楠木をこうして改めて観察していると、日本を治す(シラス)天皇陛下の在り方と重なって見えてきて、なんだか感心してしまいました。

案内板にはこう書いてあります。

『1927年11月19日、産業御奨励の目的を以って、昭和天皇が御臨幸されました。それを記念して、ノリタケ2代目社長、広瀬実光によって記念碑が造られ、楠木が植えられました。太平洋戦争により記念碑の近くにあった本館は戦災を被りましたが、記念碑と楠木はその時のままの姿で現在に至っています。』

案内板(撮影 マメ菓子)

太平洋戦争の空襲も逃れた、こうしたエピソードを聞くと記念碑がますます神秘的な存在に感じられてきます。

しかし空襲を逃れたくらいなら工事から逃れるくらい訳ないでしょうね(笑)

このように、訪れた先々に記念碑や記念樹が設置されるほど国民から敬愛されている歴代の天皇陛下。

きっと愛子さまが天皇になられた際は訪れたほぼ全ての場所にそれを記念する物が設置されることでしょう。

それくらい愛子さまは国民から愛されていますから。

私はもちろん将来このノリタケの森を愛子皇太子、愛子天皇が訪れて、新たな記念碑や記念樹が設置されることを夢見ています。

ノリタケの森は名古屋駅から徒歩15分と近いです。

お出かけしやすいこの季節、ぜひ一度訪れてみてください。

そして皆様も「自分の故郷に愛子さまが来るならどこに来てほしいだろう」なんてことを想像してみてください。とても楽しいですし、皇室に対する愛情がさらに深まることでしょう。

文責 愛知県 マメ菓子

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7 件のコメント

    チコリ

    2022年5月10日

    皇室については、つい悲観的な事ばかり考えてしまう自分でした。
    文章を読み写真を見て、5月の爽やかな風を感じました。
    愛子天皇実現の折には、とあれこれ楽しく想像しながら前進する方が、健全だ!と改めて思いました。
    笑いのないところに希望はない、本当に、そうですね。

    基礎医学研究者

    2022年5月9日

    天皇2代に渡っての植樹は、素晴らしいものがありますね。自分はよく知らなかったので、勉強になりました(m_ _m)。そして、昭和天皇が御巡幸されたときに植樹されたのが昭和2年ということは…..自分の理解が間違っていなければ、現在までに100年近くの樹齢となり、しかも戦災や工事 ( ̄▽ ̄;)も免れてということを併せると、何か神秘性を感じますね、マメ菓子さんと同じく。
     そして、先にダダさまも書かれておりますが、実は自分もマメ菓子さんのブログを読んでいて、愛子さまに「ノリタケの森」を訪れていただき、植樹されるのならば、とても伝統的な地になるのでは?と思った次第です。

    ただし

    2022年5月9日

     愛子さまが新潟に来てくれるとしたら、どこがいいだろう……☆ 想像するだけで、とても楽しくなりますね♪♫
    (*^^*)

     やっぱし、海か山かなぁ…。

    殉教@中立派

    2022年5月8日

    昭和天皇の御巡幸といえば、戦後のものが有名だが・・戦前にも同じことをなさっていたとは、驚きだった。思えば大正天皇も「側室を置かない」「(今上陛下と同じく)家族を大事にする姿勢を示す」など、次世代への「変化のきざはし」を架けられ、それが昭和天皇~現代まで引き継がれたのだなあ、と感じる。

    上皇陛下、今上陛下、皇族方には、震災以後から慰問、視察、植樹祭など様々な理由で、福島に複数回の御足労を頂いて、ありがたく思う。「愛子陛下」の御巡幸が実現したら・・その天照光が、(普段は)皇室を意識しない人にも、理屈を超えた暖かさとして、その心に差し込むだろう。福島自体は、大地震の度に(原発の冷却装置に)修復不能なダメージが累積しており、あと100年間に複数の地震ダメージを受けて大爆発、地図上から消え去るだろう。その前に、愛子陛下に、現在までの復興の道を、一度は見届けていただきたいと願っている。

    yan ryu

    2022年5月8日

    すみません、訂正です。改めて写真をみたら、大正10年の陸軍大演習の際に、当時皇太子殿下であられた昭和天皇がここから観閲された記念碑とのことでした。お詫びして訂正いたします。

    yan ryu

    2022年5月8日

    私の地元近くにも、昭和天皇がご臨幸された記念碑があります。昭和3年に行われた陸軍特別大演習の際にお立ち寄りになられたそうです。その頃は一面畑と丘だったと思いますが、今は宅地開発されてすっかり当時の面影はないかと思います。その中に佇む昭和天皇ご臨幸記念碑。時代は変わっても天皇に寄せる人々の想いは変わらないと伝えているように感じました。愛子様にも全国津々浦々、天皇になられて行啓して戴きたいと改めて望みます。

    ダダ

    2022年5月8日

    今上陛下のお印である梓の木も立派に育っていて嬉しくなります♪
    ここに愛子さまの記念樹も植えられたら素敵ですよね(*´▽`*)

    私は茨城在住ですが、愛子さまに訪れて欲しい場所をすでに選んでいます^^
    本当に楽しいので、みなさまも是非(^O^)/

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