議論の内容としては、小林先生が圧倒的に説得力があり、
なおかつ、紹介されていた宮内庁からの呼び出しの件を考えれば
もう答えは出ていると言えるでしょう。
藤井先生、施先生の主張には、正直なるほどと納得できるものはほとんどありませんでした。
特に
「子供を3人くらい生んでいけば皇室は存続できる」
「旧宮家から皇室の養子になれる人材を育成」
などというのはあまりに設計主義的で、国民の常識的な感覚から乖離しているのではと思いました。
一方、二人がそこまでして男系にこだわる理由を知っておかねばとも思ったので、7月の北海道道場での議論をより深く理解するためにも男系派の本なども読んで、勉強していきたいと思います。
また、ここは受け止めが分かれるところかもしれませんが、
藤井先生の暫定案は、それで議論が止まるなら賛成できませんが、
有識者会議の報告書と女性・女系天皇成立への繋ぎにはなる可能性もあり、
100%否定できないなとも思っています。
(もちろんストレートに女性・女系天皇誕生に向かうのがベストですが)
さて、いよいよ北海道道場の申し込みが始まりました。
今回の議論が北海道道場のテーマにつながっています。
そう考えると、北海道道場に今まで以上に重みと楽しみを感じています。
当日に向けて、必要な勉強もしつつ、集客の方、頑張っていきたいと思います。


文責:北海道 さんずい
3 件のコメント
ダダ
2022年5月29日
北海道ゴー宣道場、開戦の狼煙が上がりますね!
楽しみにしています。
基礎医学研究者
2022年5月29日
共感を持って読ませていただきました。そして、さんずいさんが言われるように、この問題は5月のゴー宣道場、そして今回書かれている「10番勝負の2番」から連続している問題であり、さんずいさんも設営メンバーである「北海道ゴー宣道場」の議論に、大きく期待致します。
殉教@中立派
2022年5月29日
「国民主権病+設計主義病+謝ったら倒れる病」。日本人の裏・三大疾病(がん・心疾患・肺炎→表の疾患)が明らかになった前回。学者にも蔓延する、この硬直化の病気をよく反省・検証して。北海道道場でこそ、実入りのある議論に繋げたい。高森師範が(過剰に)燃えているのは、「前回のゲスト2人が不甲斐ない」という理由だけでは、あるまい。