主食から考えた皇室との繋がり

Post's thumbnail

米・麦・穀物類、日本には色々な主食があり
ふと、食について考えた際
日本の皇室に繋がっていると思う事が
ありました。

米の伝来は諸説ありますが、
昔の天皇は歌に、米(食べ物)に
民が困らないよう、祈りをのせてますし
五穀豊穣の祈りを捧げられています。
民を思い、我が子の如く
食を案ずる、君臣一体の日本の形は
強い印象があります。

また、昔のDVDですが、嵐寛寿郎が明治天皇を演じた
「明治天皇と日露大戦争」の中で明治天皇と侍従とのやり取りに
兵士と民と同じ米(麦飯?)を
アルミ缶の弁当箱にて出させる
シーンがありました。
侍従が渋る様子に泰然と、我が民が苦労してる中
豪奢な食事は出来ないという
明治天皇がおられました。
そこからは、民から見た明治天皇の印象が
こういう感じなのだなと思いました。
また、昭和天皇は
病床にて雨の中の作物を気にされて民を案じています。
はためから、天皇・皇室は雲の上の御方で
私達民衆と縁がほど遠いと
思われるかもしれませんが、天皇・皇室とは
食を通じて繋がっている
ことを
感じて頂けたら幸いです。

また、古書にあたりますが
昭和天皇の食事や生活を記述しています「昭和天皇の私生活」という本が
ございましたので、ご興味ある方は
ぜひお探しくださいませ。

文責:神奈川のY

6 件のコメント

    ただし

    2022年6月12日

    「明治天皇と日露大戦争」
    観てみたくなり、
    「昭和天皇の私生活」
    読んでみたくなりました。
     食で繋がっているというのは、とても分かりやすいですね♪
    (^^)

    殉教@中立派

    2022年6月10日

    このテーマの基礎知識は、天皇論H29のP282~289に詳しい。
    稲穂とは、三種の神器と同時に地上にもたらされた。
    民が生きていく為の必需品+聖域のレガリアは、一体ともいえる。
    神器には畏敬と神聖さを、食事には感謝と身近さを。昔の日本人の底流には、それが当たり前にあったのかもしれない。私達も、歴史の勉強や、日々の食材生産への感謝などから、こうした事を思い起こしてみよう。

    基礎医学研究者

    2022年6月10日

    共感を持って読ませていただきました(神奈川のYさんにしては、今回は少し柔らかめな感じが(^_^)。なるほど、作物は神からの授かりものがあり、日本においてはその頂点に”天皇”が在る、ということになりましょうか。でも、それはダンケーなどのドグマとは何の関係もなく、国民と繋がっている!ですね。

    京都のS

    2022年6月10日

     上皇陛下が皇居で稲を育てておられるニュースがちょくちょく流れていました。歴代天皇の大御心は、国民が飢えないように食にまつわるアレコレ(食料・食糧・食文化・食料を生産する環境・田園などの景観…)を守ってほしいということではないかと私は思っています。車や家電を売る企業のために農家や漁師が割を食う事態を陛下は望んでおられないだろうと拝察します。
     陛下のお考えを直に聞けるオーディエンスの制度を早く整えなきゃいけないとも思います。

    なのフェイ

    2022年6月10日

    自分は、政治家よりも皇室の方が身近に感じる。

    ダダ

    2022年6月10日

    そうなんですよね!
    新嘗祭もありますし、食で繋がっているんです!
    宮内庁はここらへんを上手く伝えていけば、皇室と国民の距離はもっと近づくと思うんですけどね。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。