自分の敬愛心を探ってみました

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なぜ皇室を敬愛するのか?
そこにはいくつかの方向性があるように思います。
私は次の5つが思い浮かびました。

1. お姿を拝見するだけでありがたい
2. 自分を含む、国民全体に向けてのご公務やお言葉がありがたい
3. (自分とは直接関係ないけど)弱者に思いを寄せてくださるのがありがたい
4.  神話につながる統治者として、国・国民のための祭祀をしてくださるのがありがたい
5. 国民の、公(国)のために力を尽くすという思いを支えてくださるのがありがたい

それぞれについて、自分がどの方向にどれだけ強いかを5段階で自己評価してみました。

1. お姿を拝見するだけでありがたい:4点

愛子さまアルバムや、愛子さまイラストのように、お姿を拝見するだけで心が洗われる思いがします。

成年行事や記者会見を通じて、ますますその思いが強くなりました。

2. 自分を含む、国民全体に向けてのご公務やお言葉がありがたい:3点

お誕生日会見や一般参賀などで国民の幸せを願うお言葉を述べてくださったり、
公務で国民と接せられる様子にありがたさを感じます。

個人的には、一般参賀に参列したときや、先週書いた競馬の件なども強く印象に残っています。

3. (自分とは直接関係ないけど)弱者に思いを寄せてくださるのがありがたい:4点

(弱者、という表現が適切かどうかというところはありますが、)
障碍者、災害被災者、戦争の犠牲者や特に激しい戦闘のあった地域、離島の人々など、

生きる上で特別な苦しみを抱えていて、普段私たちがあまり頭に浮かべることの無い人たちに思いを寄せてくださること。

皇室の方々のそのお気持ちのおかげで、点在する島々に分かれ住む国民が、一つにまとまっていられるのだと思います。

4.  神話につながる統治者として、国・国民のための祭祀をしてくださるのがありがたい:4点

有史以来、ずっと日本の統治者として存在している方々が、公の体現者として、国の発展、国民の安寧をカミに祈ってくださっていること。

それが日本を形作る源泉であると思います。

今まで続いてきていること自体奇跡だと思いますし、今後ますますそれが重要になってくると思います。

5. 国民の、公(国)のために力を尽くすという思いを支えてくださるのがありがたい:5点

君と臣(民)の絆として一番印象に残っている話は、『昭和天皇論』にも描かれた終戦に際しての鈴木貫太郎首相と阿南維幾陸相(いずれも当時)の覚悟の行動です。

公(国)を健全に保つには、人を動かす程の強い覚悟が必要で、
その覚悟を支える上で、天皇の存在というのは非常に大きいのではないか、と思っています。

現在、皇室への関心が低下していることと、上から下まで自分のことしか考えない世の中になってしまっていること。

私には、この2つが強く符合しているように思えて仕方ありません。



いかがでしょうか。

それぞれの方向性が、またお互いに関連しているように思えて、まだまだ考察しがいのあるテーマだと思います。


皆さんの敬愛心は、どの方向に強く向いていますか?

当サイトは、いずれの方向も大切に、皆さんの敬愛心を支えられる存在でありたいと思います。


文責:静岡県 L.K (40代、男性、土曜日レギュラーブログ担当)

5 件のコメント

    ただし

    2022年6月6日

     L.Kさんは、とても正直で、素直な方なのだなあと感じました。
     改めて、こうやって具体的に挙げてもらえることで、自分の尊皇心と向き合うことが出来ました。
     1~5までの間で、自分にとって、より身近に感じることが出来る状況に身をおいたとき、その数値は上がるのかなと思いました。

     私は、このL.Kさんのブログを読んで、5が1番高くなりました。
     どれも、みんな、ありがたいですね☆

    れいにゃん

    2022年6月6日

    面白いです!
    せっかくなので私も考えてみましたが…Q5がダントツの5点で涙こぼるる…Q1~Q4は4点となりました。

    基礎医学研究者

    2022年6月5日

    実にL.Kさんらしい表現の仕方だと思い、興味深く読みました。なるほど、分析的ですけど、基本的には先に殉教さんも言われていますが、「情」が入ってくるのが、やはり重要ですよね。自分にもし点をつけるとしたら、4祭祀と、5公の精神的支柱に5点をつけそうですが、やはり理屈ぬきにその存在感に、”畏敬の念”を感じるというのが、正直なところでございます。

    殉教@中立派

    2022年6月4日

    なるほど、面白い分析(理)ですし「情」をベースにしているので、あまり違和感もありません。
    例えば馬淵睦夫議員は、自身の尊皇エピソードを披露する「情(尊皇心)」はありましたが、「理」はいまひとつ。
    十番勝負の施氏は、設計主義&机上の「理」ありきで、情が欠けていました。

    情&理のバランスは、小林先生「戦争論」以来のテーマ。このコラムは、それに一つの回答を示していると思います。

    ・・・自分の敬愛心は、(書籍)勉強して浮かび上がってきたものですが。それでも「皇族方の、言葉にならない佇まい」には、惹きつけられるものが大きいです。情+理は、多面的な勉強&体験で、鍛えていくしかないようです。

    ダダ

    2022年6月4日

    チャート面白いです!
    私は発想したこともありませんでした。流石です。
    私の場合、
    1.お姿:4点
    2.国民へのお言葉:4点
    3.弱者への労り:5点
    4.祭祀:3点
    5.公の精神的支柱:4点 でしょうか。
    仰る通り、各項目が関連しているので相対化が難しいですね(;^_^A
    でも自分の敬愛心の数値化は楽しかったです!
    ありがとうございました

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