皇室を支える国民にインタビュー!シリーズ、今回は宮城県のRichard Tigerさんです。
Q:ご自身の人生で、はじめて皇室のことを意識されたのはいつ頃ですか?
意識をしたのは、昭和天皇崩御の時です。当時小学生でしたが、どのテレビチャンネルも天皇崩御の特番で、大変な自粛モードだったのは、覚えています。
具体的に天皇の凄みを感じたのは、東日本大震災です。
当時総理大臣だった菅直人が被災地に訪れた時は、被災者から「何しにきたんだ?」と言わんばかりのもの凄い怒号が飛んでいました。
それに対し、当時の天皇、皇后が被災地に訪れ、膝を落として被災者に声をかけた時は、被災者の方が号泣して感動していました。
「この差は、一体なんなんだ?」と、驚いた事を、覚えています。
Q:皇位継承の問題を意識したのはどういうきっかけがあったのですか?
前述の東日本大震災から、しばらく皇室について考える事はありませんでしたが、ゴー宣ブログや「小林よしのりライジング」等で、男系派について騒がれていた時に、少しづつ、意識するようになりました。
すると、”いまのルールのままでは、後継ぎは実質的に悠仁さましかいない”というヤバい事実に、驚きました。
そして、これは東日本大震災前から薄々思ってた話にはなりますが、そもそも「なんで愛子さまが、後継ぎ出来ないの?」と、改めて思いました。
Q:「皇室に関する問題はいろいろな論点がありますが、いちばん気になるのはどんな論点ですか?
いま抱えている皇室の問題の本質は、”男尊女卑”の問題なんだろうと思います。
早く、日本社会から男尊女卑を是正しなければならない、でないと、日本人の大切なものを失うよ・・・という警告だと思います。
いや・・・今はもう警告どころじゃないですよね。
Q:「皇室がなくなる」という小林先生の危機感、どう感じましたか?
どっからどう考えても男系で続くわけがないのですから、当然の危機感だと思います。
でも、諦めるわけにはいかない!!!
Q:美智子さま、雅子さまと、皇室で女性が生きづらくなってしまう状況になってしまっています。女性として(男性として)どう見ていますか?
僕のような一般市民であれば、「俺の嫁に何してくれるんじゃ!!!」と言えるのですが、天皇は、それを言うことが出来ないんです。
その事を大衆はどのように感じているのだろうか?と、思います。
Q:「国家」というものにとって、皇室があるのとないのではどう違うとお考えですか?
先の東日本大震災の、被災地に訪れた菅直人首相と、当時の天皇との違いで述べたように、皇室と政府は、それぞれ役割が違うのだと思います。
表現が悪くて申し訳ないのですが、皇室は太陽のように日本を照らして社会の幸せを願う存在であるのに対し、政府はその権力を生かして具体的に社会を正常化し、時には汚れ役も厭わないという役割なんだと思います。
つまり、皇室が無くなるという事は、日本社会から太陽が無くなるようなものです。
7 件のコメント
基礎医学研究者
2022年6月6日
Tiger さんのインタビューからは、東日本大震災を体験したかたの「皇室」への敬愛が良く伝わってきます。そして、いまそこにある危機は、男尊女卑のせいは、まさにその通りかと思う次第です。
urikani
2022年6月6日
リチャタイさんのお答え、どれも素晴らしいですね。
皆さん熱い!!(*´ω`*)
ただし
2022年6月6日
皇統の危機は、日本社会の男尊女卑への戒めであり、警告なのでしょうね。
やはり、皇室は、日本社会の鏡と感じました。
太陽を失ってしまえば、魑魅魍魎が渦巻く混沌とした社会となってしまうのは、火を見るより明らか、ですね…。
れいにゃん
2022年6月5日
被災地での、現地の方の反応が、そこまで違うのかと、驚きました。天災を施政者の責任にしてしまう態度も野蛮な気もしますが、権力と権威を分け役割分担している、その通りだと思います。改めて、天皇という権威が消滅した後に、天災が起こった場合のことを想像するとゾッとします。
ダダ
2022年6月4日
Q1のエピソードが興味深いです。政権交代して日が浅かったのに権力者(政治家)は嫌われるのですね。
悠仁さまお一人りで皇室は続くのか?
考えるまでもありません。
愛子さまは前を向いています。私たちも続きましょう!
殉教@中立派
2022年6月4日
「太陽」。皇統譜第一の天照大御神(現代の愛子さま)にも連なる考えですし、古来(中世)はそちらが「伝統」ですよね。そんな太陽のような方々が、被災地(Richardさんの宮城、私の福島など)を見舞って下さった記憶、決して無視はできないですし、「ぜひとも恩を返したい」と思ってしまいます。
古来からの双系社会には、日本人の大事なものが詰まっていました。今は、そうしたエートスが「永久に消え去るか・それを防げるか」の分岐の時代ですよね。意見広告で子供を守った事を思い出し、また未来の為に戦っていきましょう。
roku
2022年6月4日
最後の質問に対するTigerさんのお答えは、本当にその通りだなあ と思いました。