成田山で遭遇した、身近な尊皇の話

Post's thumbnail

上皇さま、上皇后さまの掲載された皇室カレンダー

春休みに千葉市周辺の市に滞在していた時の “続きの話”となります。
※参照:5月30日記事「天下・国家を語る前に、まずマナーを考えよ!」

この日は、親戚の家族と、千葉県成田市の成田山(なりたさん)という真言宗系のお寺を見学しました。京都の東寺や和歌山の高野山以外で不動明王を見るのは初めてだったのですが、その忿怒(ふんぬ)の形相には、いつもながら良い意味で背筋をピンとさせられました。

その後、成田山の中にある成田公園で子供たちと鯉を見た後、食事に行きました。さて、自分は全然知らなかったのですが、成田山付近はなぜか「ウナギとそば」が名産らしいので、それらを扱っているお店、鰻福亭に入りました。(ここからが、本番でございます<(_ _)>)

鰻福亭

私たちが案内された席を見ますと、あるモノが、私の視界に入ってきました(それは予想外の光景でありました)。

なんと、上皇陛下および皇后陛下の写真が掲載されているカレンダー(※冒頭の写真)ではありませんか~(*´ω`*)!?
(店を見渡すと、さらにもう1か所に同じカレンダーがかかっていました)

続いてその隣を見ますと、驚くべきことに、昭和天皇、香淳皇后を中心に「皇族」の方々の写真が飾られているではないですか~(`・ω・´)

皇族方のお写真

従業員のオバチャンにそのことを聞いてみると、とても意外そうに「こういうカレンダーって公務員の人とか普通に使うんじゃ~ないの?」と言われたので、さらにこのお店の女性店主にも聞いてみました。そうすると、以下のことがわかりました。

・この写真は、昭和時代に「皇族の方々」が成田山を訪問された時に撮影されたモノらしく(撮影場所はわからず)、引き伸ばした写真を額縁に入れて飾っているとのこと。

・先代(女性店主のご主人)は、平成時代に「皇族の方々」が成田山を訪問された時に、雅子さまが乗られている車の助手(案内役)をされていたとのこと。カレンダーは、そのことを契機に送られてくるようになったとのこと。

・また、女性店主が代々受け継いでいる“ひな人形”を、後生大事に店の店頭に飾られているのですが、雅子さまはそのお話に耳を傾けられ感心された、というエピソードがあったようです。

ここから思いましたことは、身近な尊皇心というものはやはり確実にあって、こういう感覚が持てるのならば、愛子さまが次の天皇となられることも、自然に受け入れられるのでは!ということであります。(その前に、立太子されて皇太子になられるということも含めて)

いずれにしましても、心温まるものを見れた次第でございます(m_ _m)

文責: 大阪府 基礎医学研究者 52歳(男性)

7 件のコメント

    基礎医学研究者

    2022年6月7日

    ただしさん
     コメントありがとうございました。そうなんですよね。最初、この写真が壁にかかっていたのを見たとき、「もしかして、このお店って「皇室」ゆかりのお店なのですか?」とかアホなことを聞いてしまったのですが、まさしく素朴な尊皇心という言い方がぴったりかと思いました。

    京都のSさん
     コメントありがとうございました。「身近な尊皇心」結局のところ、ここが重要ですよね。自分も人の事はいえたものではなく、多少理屈こねるもので(笑)(;^_^A

    ダダさん
     コメントありがとうございました。いや、実際ダダさんいうように、私の問いかけは、このオバチャン、チョー意外だったと思います(鳩が豆鉄砲を食ったような感じでした)。このカレンダーは実際、どう考えても誰でも掛けているようなシロモノではないと思うのですが、実際特にに女性店主の方は、自然体でしたかね。

    サトルさん
     コメントありがとうございました。いや、本当にその通りで、こういうエピソードを見て思うのは、男系主義というのは、かなり無理のある「設計主義」ということかと(確実に、このような素朴な尊皇心はないのでは、ないかと)。

    殉教@中立派さん
     コメントありがとうございました。確かに、本当はここで示したような身近で素朴な尊皇心が少しずつでも育っていくのが健全だと思うのですが、今は危機的な状況で時間がない!激しく、同意であります。

    urikaniさん
    よくぞ、コメントしてくださりました。今回の写真はすべて自前で用意したので、愛でていただけるとはありがたいかと(*´▽`*)(義理の弟に写真をとってもらいつつ、自分がお店に掲載許可をいただき、女性店主には義理のお母さまから、詳しい話を引き出していただけた、という合作でもあるのです)。今回千葉に滞在したときに、なんでこのようにタイミングよく自分の身の回りで「皇室」に関連することが起こるのか不思議だったのですが、よくよく考えてみると、これからの参議院選挙ではないですが、自分には”準備された心”が多少あったので、このような機会があったときに、動いてしまうのかもしれない、と思った次第です(悪しからずご容赦くださいませ(m_ _m)。

    urikani

    2022年6月7日

    ほっこり(っ´ω`c)のおすそ分けありがとうございますm(。>__<。)m

    カレンダーも昔のお写真も眼福眼福。
    (´。✪ω✪。 ` )
    こういう普通に素朴な尊皇心をお持ちの庶民の方々は、男系派の気持ち悪い言い分を聞いたら「え?あんた達何言ってんの?」
    「なにその面白くない冗談は?(笑)」的な感じに笑い飛ばしてくれそうな気がします!

    殉教@中立派

    2022年6月6日

    身近で、庶民的な「尊王心」。
    西洋GODのように、大上段で構えず、無意識&自然の敬愛。それがあるからこそ、「愛子天皇」は、多くの人たちに受け入れられるだろう。私たちの戦いは(ある意味では)そうした庶民の願いも、背負っているのかもしれない。

    ただ、現在は「危機感を、庶民の人たちと共有しよう!」という目標もあるので、(素朴という)一筋縄ではいかないだろう。論理+情+行動の「王道」で、少しづつでも訴えていきたい。

    サトル

    2022年6月6日

    いいですね。
    「あたりまえ」に対して肩肘はらず、またそれに対して「とやかく」言わない。

    だって「当たり前」だから。

    でも、だからこそ、「ぼんやり」してると、(無くなりそうでも)気づかなくなるんだなぁ…と思います。

    ダダ

    2022年6月6日

    従業員のオバちゃん、皇室カレンダーが普段使いされていると思っているのイイですね^_^
    そして今もカレンダーが送られてくるのもイイ!
    こういうエピソード好きです。ありがとうございましたm(_ _)m

    京都のS

    2022年6月6日

     身近で素朴な尊皇心、それこそが最も伝わるものだと、理屈をこねくり回すようなブログを当サイトに多く寄せてきた私だからこそ断言できます(←自慢できることじゃない)。

    ただし

    2022年6月6日

     とても良いものを見させていただきました。
    (*^^*)

     まさに、自然で素朴な尊皇心ですね。生活と一体となっていますものね。

     男系と頑なになっている一部の人は、ひょっとすると、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下に、一度もお目にかかっていないのかもとフッと思いました。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。