男系男子限定の縛りで、皇統の危機が最初に報道された頃、女性・女系天皇も検討という話があった際に、悠仁様がお生まれになったときに、これで危機は回避されたと他の報道などと一緒に喜んでいたのがかすかに思い出されます。
その後に皇統の問題を色々知るようになってから、危機は去っていなかったのだと思い知り、「いざというとき」は女系も「容認」しなければならないと考えが変わりました。
しかしそれからさらに素人なりに天皇のこと、皇室のことを知るようになって来ると、男子が生まれたからそれまでは暫定的に女子に皇位継承権があったのを男子に切り替えてしまう、というのは愛子様にとっても皇太子が誰になるか定まらず、覚悟が決めづらいというせっかく天皇になっていただけるのに残酷なやり方だとまた気付くことが出来ました。
別の宮家に男子が生まれたからそちらに天皇家を譲るというのも同様。
元々次の天皇陛下になる予定も準備もない宮家に事故が発生したわけでもないのにいきなり天皇になるというのはふさわしくないやり方だと思いました。
現在天皇陛下であられる方のお子様が既にいらっしゃる。
皇位継承順も長子から優先にする。
そのシンプルなやり方で一番皇太子になられるのにふさわしい愛子様に皇室典範を改正し、皇太子になっていただいて準備をしていただくのが一番ふさわしいやり方だし、これからの世の中のスタンダードになっていくのではないでしょうか。
ただ制度的な順番でふさわしいだけではなく、テレビなどで報道される愛子様が書かれた小説などを読んでも、そのきめ細やかな感受性など、これからの世に必要とされる女性天皇の資質を十分に持たれていると思います。
私自身の中でも今まで書いたように、皇室について知れば知るほどどうあるべきかと言う考え方について変化、アップデートがありました。
天皇制、皇室自身も同様に時代に応じて柔軟に変化していくことだと思います。
(これは今までの皇室の歴史と同様です)
文責 KAWA