皇室を支える国民にインタビュー!_ぽっぽーさん

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皇室を支える国民にインタビュー!シリーズ、今回は福岡県のぽっぽーさんです。

Q:ご自身の人生で、はじめて皇室のことを意識されたのはいつ頃ですか?
東日本大震災のとき、上皇上皇后両陛下が被災地を訪問した姿をニュースで拝見したときです。両陛下は膝をついて同じ目線で被災者の方たちを励ましておられました。このとき、日本には皇室が存在していて、国民に寄り添ってくださる天皇がいるということを認識しました。

Q:皇位継承の問題を意識したのはどういうきっかけがあったのですか?
男系男子にしか皇位継承資格を認めないことで将来の皇位継承が危ぶまれていることは以前から漠然と認識していました。問題意識を持つようになったのは、平成28年の上皇陛下のお言葉から今上陛下への代替わりがあったときからです。平成という時代が終わると同時に皇位継承資格を有する皇族が3人となったことで、皇位継承の問題が現実的に感じなれるようになりました。

Q:「皇室に関する問題はいろいろな論点がありますが、いちばん気になるのはどんな論点ですか?
一番はやはり皇位継承の問題です。天皇の存在は日本にとって必要不可欠ですから、安定的な皇位継承を実現するため、早急に議論を進めないといけないと考えます。

Q:「皇室がなくなる」という小林先生の危機感、どう感じましたか?
常識的で真っ当な危機感だと感じます。男系男子限定という制限に加えて、眞子さまと小室圭さんに対する世間の反応や、皇后陛下が適応障害になってしまった経緯などを考えると、今のままでは皇族が結婚することが難しくなり、皇位継承が危ぶまれます。

Q:美智子さま、雅子さまと、皇室で女性が生きづらくなってしまう状況になってしまっています。この状況をどう見ていますか?
皇族という身分でいる間は制限が多く、何もかも自由という訳にはいきません。それでも、国民のため日本のために務めを果たしてくださっている皇族の方々には少しでも幸せに過ごしてほしいと思っています。最近の皇室で女性が生きづらくなってしまう状況は、皇族の方々に無用な足枷をつけさせ、幸福を妨げてしまっていると感じます。皇室は国民に寄り添うため、これまで柔軟に変化してきました。これからの時代は、国民も皇室に寄り添い、ともに日本を作っていくため、皇室で女性が生きづらくなってしまう状況を変える必要があると考えます。

Q:「国家」というものにとって、皇室があるのとないのではどう違うとお考えですか?
私にとって日本という国は、天皇(皇室)と国民の共同体であると考えています。律令制、幕藩体制、大日本帝国憲法、日本国憲法というのは、その時代の統治の仕組みの違いに過ぎず、国家の本質は変わっていません。しかし、天皇と皇室がなくなると、それは日本という国の終わりであり、また別の国の誕生になります。
また、天皇以外の存在が日本国民統合の象徴として代替できるとは思いません。天皇という存在によって、政治が激しく対立していても日本という共同体は安定します。日本の民主主義の発展のためにも天皇の存在は必要と考えます。

Q:参院選についての思いをお聞かせください。
今回の参院選では、皇位継承の問題は特に議論されることはなく、とても残念でした。この問題は日本の将来のために避けては通れないものです。保身に走って先送りにせず、常識と良識に従って政治活動ができる候補に投票したいと思います。

Q:「男系が伝統」と固執する考えに対してどう考えていますか?
男系継承という伝統は確かに存在していますが、絶対不可侵の伝統であるとも考えられません。実際に女性天皇も存在しているし、皇室は時代の変化に合わせて新しい文化も受け入れる柔軟性も持っています。この先何十年、何百年と日本と皇室が続く将来を考えると、女系継承への変化も大したことではないと思います。第一にすべきは皇室の存続ではないでしょうか。

2 件のコメント

    れいにゃん

    2022年7月12日

    皇室のない日本は、日本とは呼べない別の国になると、私も思います。何としても避けたいです。日本一、伝統について造詣が深いのは陛下なのに、皇位継承について口も出せないなんて、おかしすぎます。

    ダダ

    2022年7月12日

    史料検証は出来ていませんが、男系・女系という概念はシナの影響だと思います。
    自称保守がそこに嵌り、シナの冊封体制から抜け出すために誕生した天皇制が滅びようとしている。何とも皮肉な話です。。

    >天皇(皇室)と国民の共同体
    >国家の本質は変わっていません。
    私もそう思います!
    双方向の敬愛が必要です。皇室の態度は変わっていないので、これからは国民側から皇室に心を寄せなくてはいけませんね。

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