愛子さまの人柄を形成した環境は何か

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週刊紙によると、愛子さまが卒業に際し、同級生一人一人にお手紙をお渡しになったそうです。愛子さまの人柄がうかがえるほほえましいエピソードです。

そこで、疑問に思うことがあります。愛子さまのこの誠実な人柄はどのようにしてできあがったのかということです。ご本人の天性はもちろんのことですが、両陛下や周囲の人たちの支えも大きかったのではないでしょうか。それは、歴代の天皇にも当てはまることだと思います。

天皇陛下がまだ幼い頃、軽井沢で自転車から転んだことがあったそうです。その光景を美智子様は抱き抱えることなく、じっとご自分で立ち上がるのを見つめていたそうです。
また、上皇様が学生の頃、理科の実験で失敗した同級生に対して、『ダメだ、やめてしまえ。』とおっしゃったそうです。見かねたもう一人の同級生が『あなたは、天皇様になられても、そうやってすぐ首を切られては、我々は困ります。』とたしなめたそうです。(NHKの番組より)

それから、昭和天皇がまだ三歳の頃、食べ物好き嫌いをされたので、養育係の川村純義が『お嫌なら、お食べにならずとも結構、爺は二度とご飯は差し上げません。』としかったそうです。
天皇になる方は、時には厳しく、愛情深く育てられました。愛子さまも同様だと推察します。

雅子様の祖父にあたる江頭豊氏は、生前、『愛子さまが天皇になる夢を見たんだよ。』うれしそうに話していたことがあったたそうです。江頭豊氏に限らず、多くの国民が愛子さまを敬愛してやみません。

皇族典範を改正して、女性皇族も皇室に留まられるようにするのが、望ましいと考えます。そのことで、皇族数が増加した場合は、園部逸夫氏が『皇室法入門』の中で指摘しているように、適宜、皇室会議を開設して、皇籍離脱を決定すればいいのですが、少子化の日本の現状を鑑みれば、取り越し苦労かもしれません。

(HPメッセージより)文責 京都府 飯田

2 件のコメント

    よっちん

    2020年5月27日

    飯田さま

    メッセージからの投稿ありがとうございました!

    上皇陛下・天皇陛下のエピソード、直系で紡がれる帝王学、愛子さまに間違いなく伝わっていることと存じます。
    女性皇族が宮家創設でき、皇族数が増加した場合は適宜、皇室会議にて皇籍離脱を決定とは、まさにその通りだと思います。

    これからもよろしくお願い申し上げます。

    京都のS

    2020年5月27日

     どのように愛子様の人柄が形成されてきたかは、お父様である今上陛下のお育ちを併せて考えると良いかもしれません。陛下は皇太子時代から、皇太子としてのあり方を記した「誡太子書」を座右の書とされていたそうです。高森先生によれば、それは人格の陶冶を強く求められる内容のようです。ですから、そんな父と身近に触れているだけでも知らず知らずのうちに帝王教育が為されていて、そのようにして愛子様の人柄が完成されたのではないかと思うわけです。

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