【論破祭り】<文字起こし>櫻井よしこ×萩生田光一(他2名)対談動画(ショート版)

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櫻井よしこ萩生田光一、それに他2名を加えた対談動画のショート版がYoutubeにアップされました。

世日クラブでの講演歴もある、言わずと知れた男系派主流の櫻井よしこ
安倍の最側近と目され、統一協会と一番深い関係を疑われている萩生田光一

この男系派、かつ統一協会ズブズブコンビが渦中で何を語ったか。
以下に発言を書き起こしました。

<動画はコチラ>

要点(主張)
● 週刊新潮の報じ方は行き過ぎている(櫻井)
● 他のメディアもこの団体を好意的に取り上げている(有元)
● 統一協会に最近問題があった話など聞かない(石橋)
● 昔のことが問題だというなら、創価学会はどうなのか(石橋)
● いま騒いでるのは、秋の臨時国会で国防の議論を避けたい左派や野党の、安倍派に対する嫌がらせ(石橋)
● 萩生田こそ偉大なる安倍晋三の後継者だ

挨拶、ゲスト紹介

櫻井よしこ(以後、櫻井)
みなさまこんばんは。櫻井よしこです。
いま世界は激動し、日本は正念場を迎えています。
多くの課題を抱えた日本は、これからどうすべきなのか。

(テロップ:「安倍元総理の遺志を継ぐ限り支える」)

今夜は、自民党・政調会長の萩生田光一さんをお迎えして、日本の針路について問います。
政調会長として何を優先するのか。そしてまた、いま、旧・統一教会問題についても、お尋ねしたいと思います。

では、早速ゲストをご紹介いたしましょう。
今申し上げました、自民党・政調会長の、萩生田光一さんです。こんばんは。(萩生田光一(以後、萩生田):こんばんは。)
お忙しいところありがとうございます。(萩生田:とんでもないです。よろしくお願いします。)

そしてまた、政治ジャーナリストで千葉工業大学特別教授の、石橋文登さんです。こんばんは。(石橋文登(以後、石橋):こんばんは。)
よろしくお願いします。(石橋:よろしくお願いします。)

産経新聞月刊「正論」の発行人でいらっしゃいます、有元隆志さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。(有元隆志(以後、有元):よろしくお願いします。)


統一協会問題の報道

櫻井
早速なんですけれども、あのこれ、週刊新潮です。実はわたくしもこの雑誌でコラムを書いているんですが、その週刊新潮がここにありますように、萩生田さんについての旧・統一教会との関係について書いておりますので、そのことからお尋ねしていきたいと思います。

クリスマスイブの前後に、八王子市内の宴会場で統一教会の関連団体である「世界平和女性連合」が、クリスマスパーティーを開くんだけれども、そこに萩生田さんご本人が、奥様と、何度か、一緒に顔を出していたはずです

と書いていますが。

萩生田
その世界平和女性連合はですね、私の支援者の中にそのメンバーの方がいらっしゃいまして、お付き合いしていたのは事実なんですね。
で、地元のボランティア活動、いろんなことやっていまして、特にアフリカのセネガルへの支援とか、女子留学生の応援なんかをやってましたんで、その活動には、私行って、理解をし、応援をしてきました。

したがって、クリスマスイブかどうかはわからないですけど、イベントがあってですね、それにお付き合いをして、会費を支出したってことは、政治資金規正法に(基づいて)公表しています。

櫻井:
この世界平和女性連合っていうのは国連のNGOなんですよね。

有元
そうですね。朝日新聞も2000年以降で、アゴラの記事によると、10本以上WFWP(世界平和女性連合)の記事を好意的に書いています。

もっというと、他の関連団体、ピースロードという、自転車をこいで走ろうという、これは毎日新聞とか東京新聞とか、産経新聞にも1つあったんですけど、原版とかで、大々的に好意的に、日韓の友好を強調しようということで書いているんです。(これも)関連団体です。

櫻井:
これね、いま萩生田さん、週刊新潮の記事に基づいた事実関係、みんな関係ないわけなんですが、こういった報道が出てね、「改造しても「統一教会べったり内閣」だ」とか「萩生田が繋いだカルト」とか、生稲晃子とか、ちょっとおどろおどろしい(苦笑)、もう、さっきも申し上げましたけども私、週刊新潮に20年もコラム書かせていただいてて、それはそれで私、書く場を与えてもらって感謝してるんですけども、これはやっぱりすごく、石橋さん私おかしいと思うんですよ。

石橋
すごくおかしいですよ。本当にね。だって、カルトって決めつけて。

だって、この10年くらい、そりゃかつて霊感商法は非常に問題になったけど、1980年代、高校生とか中学生の頃ですよ、僕は。
そういう時代の話でしょ。
この10年くらいそういう話はとんと聞いてないし、話題にも上らなかった。

それで過去にとんでもないことやってるじゃないかっていったら、創価学会だって、過去に言論出版妨害事件を起こしたり、その前には仏壇壊して回ったりした。でも今はそんなこと一切してないし、与党の一角として、閣僚も出して、誰も文句言ってないでしょう。

(場面切り替え)

石橋
8月2日から中国が台湾にいよいよ大演習して日本のEEZ内に5発もミサイルを(落とした)。
たまたま落ちたんじゃなくて、着弾させたんですよ、狙って。

北朝鮮と違って、中国のミサイルは優秀ですからね。
ほとんど、普通の国だったら「宣戦布告」みたいな状態。

そういう中で台湾有事がいよいよ現実味を帯びてきた。
日本も南西諸島あたりは戦闘海域になりかねない。

これが、秋の臨時国会の最大のテーマになるでしょう。国防予算、防衛費、どれくらいいるのか、何を優先してやるのか。

これがまさに萩生田政調会長の仕事になるんだけど、この議論に、左系のメディアと野党は入りたくない。
その手前で、一番、防衛費増、それから台湾有事を憂いている自民党の保守系、安倍晋三の子分たち、彼らを今のうちに痛めつけておきたいっていう邪な気持ちがあるんじゃないかとしか思えない。

(場面切り替え)


国防問題

櫻井:政調会長として、今一番喫緊の課題は何だとお考えですか?

萩生田:内政で言えば、物価高対策、あるいはエネルギーの安定供給、こういった問題はありますけども、
私は就任あいさつで一番国防の大切さを訴えました。

それはロシアによるウクライナの侵略、まさに侵攻、これを目の当たりにして、力による現状変更はアジアでも起こりうる現実問題として近づいていると思います。

私は、そういう意味では今までのような国防体制では、結果として国民の皆さまの生命・財産を守ることはできないと思いますので、就任の一番最初に触れさせていただきました。

安倍(元)総理が生前、防衛費をGDPの2%程度までは上げるべきだと仰ってました。
金額・予算ありきじゃないという議論もあるので、それはちゃんと(議論を?)積み上げていくべきだ、という意見には耳を傾けたいと思います。
だけど、本当に今日本の国を守るために、積み上げていったら、2%どころじゃ足りないと思います。

本当にどうしたらいいのかを、限られた期間の中で日本の防衛力を高めていく、抑止力を上げていく、というのは、まさに日本にとって喫緊の課題だと思ってまして、これは党の政調会長として、責任ある取り組みをしていきたいと思っています。

(場面切り替え
以降、安倍とのツーショット写真を映しながら、安倍を持ち上げつつ自分がその後継者筆頭であるかのように印象操作する内容で終わる



● 週刊新潮の報じ方は行き過ぎている(櫻井)
 ⇒もっと根深い疑惑が世の中で騒がれています。その1件に反論しただけで終わったと思わないでください。

● 他のメディアもこの団体を好意的に取り上げている(有元)
 ⇒過去の報道にメディアが反省すべきところもあるでしょうが、それを理由に今回の問題を見逃せ、と主張するのは筋が違います。
  政治、メディアともこれを機に膿を出し切ろう、というのがあるべき健全な態度です。

● 統一協会に最近問題があった話など聞かない(石橋)
 ⇒「政治の力」によって隠蔽されてきた、という想像力を働かせるべきです。
  疑問があるなら、まず最近の様子はどうであるのかを調べるのが先でしょう。
  木藤弁護士ら、被害者側の主張に当たってみたのでしょうか。

● 昔のことが問題だというなら、創価学会はどうななのか(石橋)
 ⇒過去の精算がついていませんし、他の団体をあげつらって問題の本質から目をそらさせようとするのは、公に対して不誠実です。
  目の前の殺人犯を逮捕しようとしているときに、「向こうにも殺人犯がいるぞ!そっちは手を付けないのか?」といって妨害するようなものです。

  物事には「タイミング」があります。
  安倍元首相が、統一協会との関与が理由で殺害される、というこの上ないタイミングをおいて、統一協会ならびに協会と政治との癒着を解決しなければ、この闇は永久に払しょくされることはありません。

● いま騒いでるのは、秋の臨時国会で国防の議論を避けたい左派や野党の、安倍派に対する嫌がらせ(石橋)
 ⇒統一協会問題に対する無理解から来る憶測にすぎません。

● 萩生田こそ偉大なる安倍晋三の後継者だ
 ⇒反社会勢力を政治から一掃する方が大事です。


尚、「国防問題」の議論については、ここだけ切り取れば真っ当に見えます。
しかし、

そもそも萩生田でなければならない理由がありません。

萩生田は、内閣改造前までは経産相の留任にこだわっていた人物です。
国防問題に本心から関心があるとは思えません。

政調会長ポストを誰かに譲ってその人に国防問題を託す。
自分自身は統一協会と深く関わってきた当事者としてこの問題解決にしっかり向き合う。
それが日本を救う一番の道だと考えます。


文責:静岡県 L.K(40代、「愛子天皇への道」運営メンバー)


7 件のコメント

    あしたのジョージ

    2022年8月25日

    遅くなりましたが、文字起こしありがとうございます。色々とてんこ盛りで最近疲れていますが、この問題には、そうは言ってられないので、何とか自分を鼓舞して見ていきたいと思います。萩生田、櫻井、もう一人忘れた。首を洗って、手を洗って、鼻うがいして待ってろよ~、足を洗わせてやるぞ~ 口だけ番長の私が!

    サトル

    2022年8月24日

    追加m(_ _)m

    「あなたたち」にとって「杉田水脈」は、爆弾。

    繋がり……「線をきったら」、「ドカン!」と(自覚なく)自爆しかねない爆弾。

    論破……には「今は」なってないがごめんね(笑)、突っ込みどころがありすぎで……(笑)

    ところで、萩生田さん。
    閣僚として、「国葬」は止めないのね?

    これも「ドカン!」といくよ(嗤)。「自民党を吹っ飛ばすよ」
    まあ、小泉と張り合いたいなら、別だが。小泉は「ぶっ壊す」がスローガンだったが。

    その小泉に「耳打ち」した「安倍」の「後継」に確かにふさわしい(嗤)

    自民党を吹っ飛ばすのは、構わんが、皇室は許さんからな、
    「統一協会め!」

    サトル

    2022年8月24日

    櫻井さんへ。

    いやいやいやいや(嗤)。

    突っ込みどころが満載、いや、ある意味しっかり「統一」されとる(嗤)。

    疑惑に、ちゃんと答えず必死だね。

    「杉田水脈」を交えて「動画」作ってくれ。あらためて。

    まとめて粉砕してやる!
    「統一協会め!」

    呼べないよな?彼女は超弩級のバカだから、なにを言い出すかわからんからな。

    なんたって「鍵をぶらさげてる人物」だからな。

    「この統一協会め!」

    マクベス夫人

    2022年8月24日

    2006年、小泉政権下であと少しで長子相続=愛子皇太子が成立する直前でNHKによる「紀子さまご懐妊報道」、そして安倍晋三によるアマテラスからの皇位簒奪を絶対に忘れてはならない。

    男系男子絶対=儒教の価値観も統一協会による悪企みであった!!!

    チコリ

    2022年8月23日

    今流行ってますね、昔は創価学会もそうだったじゃないか、っていうやつ、あちこちで聞こえて来ます。
    今は違うでしょうが!

    統一協会を擁護、又は非難しないのは、己が関係してしまった事を弁解する自己保身に過ぎない。

    自分は関係ないのに協会を非難しないのは、関わってしまった仲良し仲間を守る為で、正に「政治ジャーナリストで千葉工業大学特別教授の、石橋文登さんです」
    おぞましい統一協会にあまりに無知すぎる!
    小林氏の「集金奴隷」のおばさんを派遣するぞっ!

    チコリ

    2022年8月23日

    読んでいて気持ち悪くなりました。

    誰もが統一協会の悪行は既に過去の事、と思っていた!でも違っていた!
    協会は、外部への積極的な働きかけは自粛気味にしても信徒への圧力を強めた。
    問題にならない方法で依然として霊感商法は続いていた。
    兼ねてからの政治家への積極的な働きかけで、いつのまにか公安の対象から外されマスコミ報道も一切なかった。それが誤解を生み名称を変えた事も含め、統一協会は今はもう霊感商法などの悪行は一切やらなくなり、世界統一家庭連合の名前の如く幸せな家庭を作る理念で活動している。祝福の名残はあるが、教祖によるマッチングもなくなりお見合い形式にして、細く緩く旧信徒達で団体を維持している、と、私も思っていましたよ!

    あなた達もそう思っていたんでしょう!
    でも違いました!
    彼らは全然変わっていなかったどころか政治家が統一協会に支配されていました。
    桜井さん、自分が教団組織で講演をしたからって今更往生際が悪く見苦しい醜態を晒していますよ!何故正直に謝れないんですか?
    知りませんでした。未だに統一協会が反日、反社組織とは知らなかったのです。まさかこの私が、皇室を、天皇陛下を、韓国のメシアに跪かせようとする団体
    と知ってて、どうして日本よ勁くあれ!などという講演をするでしょうか?と、正直に謝罪会見しろ。

    え?まさか、すべて知っていて、講演したんじゃないですよね???

    すずらん

    2022年8月23日

    皆で仲良しごっこしていらっしゃいますね。見ていましょう。

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