わたしは、今年に入って、床屋さんを変えました。住んでいる場所に、より近いお店に。
そこは、60歳手前のご主人が、ほぼ1人でやられているお店でした。
半年近く通い、コロナの話から、小林よしのり先生の公論イベントの話までするようになりました。
2週間前に行った時の会話を紹介させて頂きます。まずは、横浜で行われた公論イベントでの、ウクライナ戦争の話からでした。
ご主人『あれは、どこをどう見たってロシアが悪いでしょ。ウクライナも悪いなんて言うのはオカシイよ。』
私『どっちもどっち論、価値相対主義で見ないかぎり、そうですよね。われわれが子どもの頃って、結構ソレでしたよね。』
主『確かにね。喧嘩両成敗とか言ってね。』
私『はい。そうでしたね。』
主『北海道(7月10日に開催された北海道ゴー宣道場のこと)では、何を話し合ったの?』
私『愛子さまについてです。このままじゃ天皇になれないので、「愛子さまを天皇に!」って話をして来ました。』
主『へえ〜、そうなんだ。あの〜何だっけ…。竹田さん! あの人、テレビでよく話してるよね。この前も話してたしさ。』
私『「そこまで言って委員会」ですよね。』
主『そうそう、ソレ。』
私『女性は天皇になれないとか言ってたでしょ。』
主『そうだね〜、何か言ってたね〜。』
私『女系とか。男系とか。』
主『あ〜、はいはい。言ってたね。』
私『竹田はホンット、ダメなヤツなんです。メチャクチャなことばっかり言うんですよ、アイツは。』
主『アイツって(笑)。ダメなの、あの人?』
私『はい! あの人、テレビに出る時に、明治天皇の玄孫とか言って出て来るんですよ。』
主『ああ。何か、天皇陛下と関係があるって言ってるね。』
私『アレって、明治天皇の女系の玄孫なんですよ! それなのにアイツ、女系は反対って言うんですよ!』
主『ダメじゃん。』
私『はい! 普通だったら、その肩書きを使わないか、そうじゃなければ女系反対と言わないか、どっちかですよね。』
主『そうだね(笑)。』
私『なのにアイツは…。そんなんばっかりなんですよ、アイツって。言ってることウソばっかりだし、ホントダメなんですよ、アイツは。』
主『ハッハッハ♪ そっか〜、知らなかったな〜。』
私『あと、山口真由とか、くらたまとか出ていたでしょ?』
主『ああ、はいはい、出ていたね。』
私『くらたま、自分の行くイベントに、コロナ禍の時に何度か来たんですよ。』
主『へ〜え。そうなんだ?』
私『はい。その時は、まあ良かったんですけど…。何か、こう、見下すんですよね、あの人。「国民にはまだ早い」とか言って。』
主『へえ〜〜。(反応薄)』
私『あと、山口真由。あの人、「女性は生理があるから穢れている」なんて言って、反対していたんですよ。』
主『なにソレ!? そんなこと言ってたの? そりゃ酷いなあ!』
私『酷いですよね!』
ここで他のお客さんが来店されたのでトーンダウンしましたが、元は左よりだったというご主人の、普通の庶民感覚を聞けて、とても楽しい時間を過ごせました。
文責 新潟県 ただし
10 件のコメント
京都のS
2022年9月2日
根拠はゼロです。キャラが立つから作劇しやすいという脚本家目線です(笑)。なるほど。「ちょい悪」あるいは「イケおじ」風だったとは。誰のイメージですかね~。
ただし
2022年9月2日
urikaniさん、サンクス!!
(^_-)-☆
京都のSさん…、うぅ〜ん…。
どうしよ。
相変わらずスゴい先入観、いやいや、予想ですねえ。その根拠は?
( ̄ー ̄)ニヤリ
いや、全然ちがうんですがね。茶髪で、やせていて、軽い感じの人かな。つか、そこ、どうでもよくないですか。
( •̀ㅁ•́;)
京都のS
2022年9月1日
カニ売りさん、同志よ。
坂元裕二作品は時代を捉えていますよね。「東京ラブストーリー」は、男女雇用機会均等法の第一世代としての赤名リカ(鈴木保奈美)と平凡男・永尾カルビもといカンチ(織田裕二)の恋物語ですが、キャリアウーマンとしての赤名は様々な葛藤を抱えており、織田が選ぶ相手は…結局?というラストです。このキャリア世代には雅子様や矢部万紀子氏が当て嵌まります。「私たちの教科書」は、イジメ自殺の案件に関わった弁護士(菅野美穂)と教え子が自殺したクラスの教師(伊藤淳史)による真相究明の物語です。戦う女性が活躍する話であり、イジメ自殺が話題になった時代も反映しています。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は地方と都市部との格差や若者の貧困も裏テーマにあると感じられ、ラストも切な過ぎました…。キャストは高良健吾・有村架純・高畑充希・坂口健太郎・高橋一生…といった今では一枚看板で主役を張れる役者が一堂に会する豪華さでした。「大豆田とわ子と三人の元夫」は、会社社長で×3の女性(松たか子)とダメな部分を抱える元夫たち(松田龍平・岡田将生・角田晃広)が繰り広げるコメディーです。歴代の坂元作品を振り返ると確実に女性の地位が上がってきてはいるけど、困難は多いよなぁっ…て印象ですね。「初恋の悪魔」は都市部の若者の貧困が「いつ恋」時よりも格段に深刻化していますし、鏑木星砂(松岡茉優)の人格が「そうなった」理由にも悲しい過去がありそうです。今後の展開には目が離せません。
きっと坂元の時代を捉える感覚の鋭さは保守に求められる「時所位」の捉え方に近いものがあると感じた次第です。やや強引ですが、女性の地位向上というテーマを絡めたドラマ評でした。
urikani
2022年9月1日
京都のSさん
怖がらせてごめんなさい(笑)
わたしも坂元裕二さん好きです(*´ω`*)
全部は観てないですが。
大豆田とわ子と三人の元夫、録画保存してあります(*^^*)
ドラマよく観てるんですね!
プリズムは録画してあって、まだ一話も観てない(^_^;)
絶対観る!
ただしさん
その姿勢、見習います(^_-)-☆
京都のS
2022年9月1日
あちゃ~。「私たちの教科書」以来の坂元裕二ファンなのに…。じゃなかった、カニ売りさん、そのツッコミは地味に怖いです。
さて、その床屋さんの顔相を当ててみましょう。ザ・庶民って感じの平泉成さん風でしょうか。前に仕事仲間のイケメン兄ちゃん=藤原季節(NHKドラマ「プリズム」で杉咲花と共演)と予想しましたが、当たらなかったようで(笑)。
ただし
2022年9月1日
urikaniさん、コメントどうもありがとうございます。
uriさんもドラマお詳しいのですね♪
(*^^*)
自分はコミュ力めっちゃ低いですが…、普段の会話の中で、なるべく自然に、公論イベントで学んだことを話せればいいなあって意識していますかね。
( ̄ー ̄)マダマダデス
殉教@中立派さん、う〜〜ん…、全てを「意見広告運動」や「世界のゴー宣ファンサイト」に結びつけたいアナタの気持ちも分からなくはないですが、ちょっと違いますね。
選挙前の議員さんへのアプローチに近いかと思います。現場で、自分の声で話してみる、コレです。
殉教@中立派
2022年8月31日
「謝ったら死ぬ病」にかかっていない庶民・・・マスクだらけの社会を見ていると「もう絶滅しちゃったのかなあ」と不安になるが。
それでも、しぶとく生きている庶民がいる。ご報告ありがとうございました!
最近は、例の動画(味噌汁発言の1分切り抜き)を拡散する動きも。ケケ田の醜態に、ドン引きする「庶民感覚」は健全といえる。こうして「男系派の腐敗性根」を白日の下にさらす・・・意見広告運動と同じく「庶民の違和感」に訴える作戦だと思う。
urikani
2022年8月31日
京都のSさん
どうも!こうのえつこですヽ(・∀・)ノ
坂元裕二さんですね。
「元」です\_(・ω・`)コレ重要!
「初恋の悪魔」めちゃくちゃ面白いで…
って、ドラマの話しは置いといて。
ただしさん、めちゃくちゃコミュ力高しですな!!庶民感覚で答えて下さるのがいいですね。
公論イベントの話しが出来るなんてスゴいです( ˊᵕˋ*)
ただし
2022年8月31日
Sさん、コメント。どうもありがとうございます。
(*^^*)
お褒めのお言葉も、嬉しいです♪
床屋さんのご主人は、ウクライナ戦争のことをとても知りたかったみたいです。なので、最初に聞いてきてくれました。
あと、元々左よりだったとご自分で言われたのですが、ウクライナ戦争を見て、軍隊を強化しなければダメだとの考えに変わったそうです。
なので、自衛隊には軍法会議がないなどの話もしました。
京都のS
2022年8月31日
見事な会話劇です。坂本裕二(「私たちの教科書」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「初恋の悪魔」…)が脚本を書いたようなセリフ回しです。相手側から竹田恒泰の名が出てくるのも興味深いですし、なぜか「くらたま」には関心が薄いのも妙に笑えます。ウクライナ問題が入り口というのも面白いですね。おそらく皇統問題とウクライナ問題の両方で味噌を付けた西部師匠の高弟ら(藤井氏&施氏)が射程に入っているはずです。
そのウクライナ問題について。ロシアの侵略戦争は国際法無視ですから、おそらく西部師匠ならこういうはずです。「国際法というルールを無視した戦争を是とする御仁らは『文化的小児病』を患っている。Jホイジンガの「ホモ・ルーデンス」の再読をお勧めしたい」と(笑)。