【新聞記事紹介】上皇陛下「前例踏襲ではいけない」

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昨日、読売新聞オンラインが次の記事を配信しました。

古来の天皇像を着実に継承、国民との関係は模索続く…令和の皇室<8>
https://www.yomiuri.co.jp/koushitsu/20221227-OYT1T50123/

前半は元侍従次長・手塚英臣氏、後半は名古屋大准教授・河西秀哉氏の両名に対するインタビュー記事です。

ここから読み取れることは、

上皇・上皇后両陛下は、「伝統」だからといって思考停止せず、
常に国民に寄り添う天皇・皇室のあり方を模索されて続けてきた
ということ、そして

その精神は天皇皇后両陛下にも受け継がれている
ということです。


本文の一部を切り抜いてご紹介します。

● 手塚英臣氏

 天皇自らが国民に近づいていくスタイルは、権威を重んじる人々から、批判された。新しい試みはさまざまなあつれきも生む。事実に基づかない批判を重ねる雑誌記事で、皇后美智子さまが傷つかれ、倒れるという痛恨事もあった。

 だが、上皇さまは、即位当初に口にした「発想の転換をしていかなくてはならない。皇室は長い伝統があり、前例踏襲に陥りやすいが、それではいけない」という決意を貫かれた。

 93年の皇室バッシングの時、宮内庁の藤森昭一長官は「即位5年を迎えた新天皇がされてきたことを国民が知れば、取るに足らない雑誌記事に反論しなくても真実は分かる」と話していた。天皇という立場は、常に「公」で「私」はなく、休息もない。そうした理解が広まり、お健やかに務めていただける令和時代であってほしい。


● 河西秀哉氏

 今年5月の沖縄復帰50年の式典や10月の即位後初の沖縄訪問のお言葉では、米占領期に「約27年間、日本の施政下から離れた」とわざわざ言及された。戦争の時代を知る父親とはまた違った時間軸で、沖縄の苦難にも向きあわれている。


上皇陛下、天皇陛下とも、伝統にあぐらをかかず、自らの意思によって国民との絆を深めようという意思が感じられます。

変わっていかなければ、伝統は守れない

そういわんばかりのご姿勢に、深い感銘を受けました。

思考停止して変化から逃げる男系カルトに、皇室の方々のような伝統を背負う覚悟があるはずもありません。


皇室の方々を信じよう!
皇室の方々の願いを叶えて差し上げよう!!

そのためにも、まずは良記事を配信した読売新聞に感想メールを送って応援しましょう!!
読売新聞 https://contact.yomiuri.co.jp/form/


文責:静岡県 L.K(40代、男性、「愛子天皇への道」運営メンバー)

2 件のコメント

    ダダ

    2022年12月31日

    記事のご紹介ありがとうございました。
    読売新聞に感想を送りました。

    上皇陛下の伝統墨守の否定と、宮内庁長官の国民に向けた啓発。
    とても勉強になりました。

    京都のS

    2022年12月29日

     皇族方は前例踏襲に陥らずに変わろうと模索しておられるのに、国民の側は変わらなくて良いのか?という趣旨の感想を送っておきました。

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