東北でいち庶民として暮らしている、Richard Tigerです。
(副音声)
東北に故郷のある マー坊 です。
皇室のことはなんとなく知っている程度なので、ちょっと見学に来ました!
私は普通のサラリーマンとして働き、庶民として暮らしてきたため、これまでの人生において、そこまで皇室の話について明るくありませんでした。
昔、ゴーマニズム宣言の『新天皇論』が発売された時に、皇位継承の事が問題であることは認識していましたが、かといって書籍を読んだ後も、皇室については、そこまでコミットしていませんでした。
僕も、なんとな~く、ヤバいらしいということは聞いていましたよ!
そんな私が、このままだと確かに皇室が続かないと思ったのは、【皇室の家系図】を見た時でした。
(Richard Tiger作:以下同様)
へえ~!これが皇室の人たちなんだ~!
若い世代はやっぱり少ないんだね!
現行のルールでは、皇位継承権は、皇統に属する男系男子のみに与えられますので、家系図の中の以下の方が皇位継承権を得られます。
①秋篠宮さま
②悠仁さま
③常陸宮さま
え!?もともと人数が少ないのにさらに限定しちゃうの?
しかしながら年齢を考えた場合、実質的な後継ぎは、天皇陛下の甥である②悠仁さまのみになります。従って、何のルールの変更もないまま40年経つと、皇室の家系図は、このようになります。
1人!?ひとりだけ?
後を継いで天皇になった悠仁さまが、ひとりぼっちで孤立してしまうという、とても恐ろしい状況が起きるのです。
女性は結婚したら、皇族じゃなくなっちゃうの!?
じゃあ、完全にひとりぼっちじゃない!
果たして、この家系図から、皇室の未来を考える事が出来るでしょうか?
無理!無理でしょ~!
さらに、皇位継承の話においては、伝統と称して男系男子しか継承を認めないと強弁に主張する方たち(いわゆる男系固執派)が、いらっしゃいます。
その方達は、戦後に皇族から離れた人の末裔・・・いわゆる旧宮家の人たちを、皇室に入れるべきだと、主張します。
旧宮家?
実は皇室の人は他にもいたってこと?
しかし、それがもし実現したとしたら、次のようなイビツな家系図が出来上がります。
いわゆる旧宮家の人たちは、そもそも、現在の天皇陛下とは、600年以上の南北朝時代の天皇から分かれて今に至っているという関係性であり、天皇陛下にとって、旧宮家の人たちは、単なる知らない親戚に過ぎないのです。
600年!?そんなの皇室の人でもないし、親戚ともいえるの??
そんな方を皇室に入れるなんて、皇室側が嫌がるに違いないし、何よりも旧宮家の方が遠慮するに決まっているじゃないですか。
だったら、女性天皇・女系天皇を認めるルール改正を行った方が、遥かにいい。
というか、女性を認めないルールが令和の日本に存在するってことだよね。
ありえない~!
もし今、女性天皇・女系天皇を認めるルール改正を行った場合、このような家系図が創造出来ます。
どうでしょう。この家系図であれば、皇室の未来を明るく感じる事が出来るのではありませんか?
いい加減、男系に固執して暗い未来ばかり見るのは、やめましょう。
文責 宮城県 Richard Tiger
3 件のコメント
ふぇい
2023年1月28日
この図はわかりやすい。
旧宮家の上に延びてるライン
星座を指してるのか?
天文学的(?)に、血のつながりがないことを表してますね。
ダダ
2023年1月28日
旧宮家を皇室に入れたら王朝交代!!
それも分からない男系カルトって、底なしのバカ!!
基礎医学研究者
2023年1月28日
いや、おもしろかったです。Richard Tigerさんならではの、ブログでした。こうして、家系図を見せて説明されると、「えっこれって、どう考えてもヤバいんじゃねー!で、旧宮家の皇族復帰って、どう考えても無理筋じゃね!」。それ以外の解釈しか思いつかないですかね。そして、「皇室の弥栄」を考えるのならば、とるべき道は1つですね(それは、最後の家系図のイメージを実現することかと)