産経新聞が、日本維新の会藤田幹事長の記者会見での話を報じています。
維新・藤田幹事長「安定的な皇位継承」議論停滞に苦言
https://www.sankei.com/article/20230201-TS4AODNQK5PAFPLLNN2HA5ARBM/
退位の際の皇室典範特例法の付帯決議が求める「立法府の総意」をまとめる動きが停滞していることに苦言を呈したものです。
議論を進める努力すらしないのは、もう政治家としてどうなのかと思う。静謐(せいひつ)な環境で粛々と進めていく段取りができるよう、特に自民党に呼びかけていきたい
付帯決議では冒頭こう述べています。
一 政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること。
令和ももう5年です。
「速やかに」とは一体いつのことなんでしょうか!?
4 件のコメント
ゴロン
2023年2月2日
維新の意見書の考えではどうにもなりませんが、この苦言はもっともだと思います。
国会議員がこのことに前のめりになるよう圧力をかけたい。
突撃一番
2023年2月2日
速やかに、などと表現をボカすより「何年以内に報告せよ」とか、具体的なリミットを決めた方がよかったんじゃないかとは思う。
しかし、どっちにしろ昨年の有識者会議のように、「皇位の安定継承は既に確保されているから、現在の継承順位を揺るがせにしてははならない」などと、さながら一夜漬けでデッチ上げた夏休みの宿題みたいな報告書しか出て来ないようなら、いくらリミット決めても意味無いかも。
結局、大多数の国会議員が、皇統問題に殆ど関心が無いという現状を、何とかしないとダメだと思う。
サトル
2023年2月2日
同じ辞書には
「善処する」……
相手の意向を聞いた上で、公事として処理すること。
「政治家の用語としては、さし当たってはなんの処置もしないことの表現に用いられる」
(別記)
ここを「しつこく」、「糾弾」しないと、「先例バカ」の思う壺です。
「速やかに」の政治的意味も先例となってます。
「まだ」マスク解除の期日のほうが、「政治的には」早い……というグロテスクさ。
サトル
2023年2月2日
「速やかに」……
出来るだけ時間をかけずに。
(新明解国語辞典第八版 白版より)
こうなると、
出来るだけ「必要な」時間をかけずに……の意になってますね。
狡猾な言い逃れ。