SPA第187章「女の血は穢れか?」を読みました~!
今回もおもしろかった~
ここまでで、男野系子は感情移入できる、どこか憎めないキャラ、と自分は感じていましたが、今回の冒頭でその理由がよくわかりました(近所に聞き込みしたのは、さすがみなぼんさんです(^_^))。
それは、「結婚後の価値観が崩壊するくらいの出来事があった(だから、「ダンケー」になった)」ということになるのですが、今回の章は非常に重要で、身近な家族の影響というものは、やはり大きいのだと思いました。このことは「男系カルト」と「宗教カルト」への道のメカニズムは、実は似ているところがあり、どちらもハマってしまう人の心の隙間を埋めてあげる(←“笑ゥせぇるすまん”の喪黒福造風<(_ _)>)だけの価値観を与えてあげられなかった、もしくは情が共有できなかった、ということがよく伝わってきました。
そして、このことをつげ義春風オマージュで見事に表現しているところが、漫画読みとしてはたまらなく(≧▽≦)、“さすが!”と、自分は思った次第です。
そのようなことは明らかになってきた男野系子ですから、カキクケ公園で「のへへへへ~~っ…」と口裂け女風の表情で、リターンマッチで出てきたのも、どこか愛嬌があって、自分はよかったですね~私見では、やはりこの人、“心の内面”では説得され始めているように思えます。
一方、水脈はいまのところ“モブキャラ的”な役割で、これは予想外だったのですが(私は、この人が意外に油断のならない奴だと思っています)、「(禁断の)科学的Y染色体説、キター!!」は、次回の導入としておもしろい風刺でしたね(キターは、もちろん別の意味で、キテイルということになるのですが ( ̄― ̄)ニヤリ)。
次回の展開が、さらに楽しみです!