愛子天皇論第5回感想:20.女性の血を穢れたものとして、嫌悪感を抱いている男野系子(ねこ派さん)

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愛子天皇論第5回(ゴーマニズム宣言187章)「女の血は穢れか?」を読みました。

生理が重く、ために、女性の血を穢れたものとして、嫌悪感を抱いている男野系子。
彼女は、多分、生理に限らず、女ならではの、自分の体に起こる様々な現象や変化を、肯定的に受け取ることができないのでしょうね。
彼女をそういう風に育ててしまった、日本の世間、教育環境にも、問題があります。

男野系子が、自分の体を肯定的に受け取れないのと、彼女が信奉して手放さない、男尊女卑の思想は、表裏一体、コインの裏表、と確信しました。

ところで、女性は、生理があることによって、男性より、寿命が長い、長生きする、という学説があることを、ご存知でしょうか?
女性は、生理によって、長年の間、定期的に瀉血します。
瀉血は、体の中の悪い要素を、外に出す効果があるらしいのです。

(そういえば、コロナワクチンを接種した女性の体に生ずる副反応に、生理に似た出血ー不正出血ーが発生しましたが、それは、不正、とは言うものの、コロナワクチン中の悪い要素を、外に排出する現象かもしれません)

現状、日本では、男性の平均寿命が約81歳、女性が約87歳で、6歳ほど、女性が長生きです。

これを、生理で、説明することができます。

初潮から閉経までを、おおよそ、15歳から50歳として、35年間、生理が続くとし、毎月の生理期間を5日間、とします。

1年間の生理期間は、5×12カ月=60日
35年間の生理期間は、60日×35年=2,100日
2,100÷365日(1年の日数)=5.7534……

つまり、約6年。

平均寿命の男女差と、大体、合っています。
男野系子には、Y染色体男系天皇説なんかより、こういうことを教えてあげたいです。

2 件のコメント

    れいにゃん

    2023年2月13日

    平均寿命と生理の関連性とは、面白いですね。
    「生理が重い」というのも個人差があり、同じ性でも他人には知る由もないです。それに意味があるというなら、せめて系子には、こういうときめきポイントを教えてあげたい。

    京都のS

    2023年2月10日

     ねこ派様、非常に興味深い説です。女性の身体に起こる生理という現象が瀉血による正常化作用と捉え、女性が比較的に平均寿命が長いことの秘密はソレだという説のことです。生物の身体は血液にしてもリンパ液にしても流体が滞りなく流れていなければ健康では居られません。滞りを流すための捌け口として瀉血が有効だと伝統医学では言われています。漢方のことを知りたかった時に軽く勉強しました。「エモーショナルな熱量をロジカルに伝えよう」( https://aiko-sama.com/archives/11529 )の時です(笑)。東洋医学では刺絡とも言います。
     神道や日本神話に「血の穢れ」という思想が日本に無いことは、出産の神秘的なパワーを宗教レベルで有難いものと考えていた縄文人の思想(出産をモチーフとする土器や土偶も存在)や出産シーン(イザナミ・日向三代…)が何度も登場する記紀神話からも自明です。男尊女卑思想もそうですが、おそらく「血の穢れ」も大陸に影響を受けた思想でしょう。

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