馬淵議員質疑の感想~壊れかけの長官

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質疑聞きました。

序盤回りくどい感じもしましたが、有識者会議の報告書に対する、内閣の立ち位置を確認しつつ、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持しつつ配偶者と子が一般国民のままである案の問題、旧宮家の男系男子の子孫の養子案の門地による差別の問題を指摘して、内閣としては良いと思って報告書を国会に提出したけど、何も決めてないので、国会で議論して決めてくれという答弁を引き出したのは、覆る可能性もあるということで、良かったと思いました(私の勘違いでしたらすみません)。

松野官房長官が読み上げていましたが、有識者会議の報告書の「悠仁親王殿下の次代以降の皇位の継承について具体的に議論するには現状は機が熟しておらず、かえって皇位継承を不安定化させるとも考えられます。」という意見は、改めて無責任極まりない恥知らずの結論だと感じました。

官房長官の答弁は、ちょっと壊れたテープレコーダーっぽかったです。

千葉県 ゴロン

1 件のコメント

    基礎医学研究者

    2023年2月10日

    共感を持って読ませていただきました。いや、率直な感想ですが、「壊れかけの長官」、何てうまいタイトルをつけるのだろう、と思いました。実際、馬淵議員の質問は非常に明快で、真摯に皇位の安定継承に向けあっていたと思います。一方、今回の答弁でわかったことは、政府は提出したとされる政府案に、そんなに責任は持っていないのだろうな、ということが、わかってしまいました(逆に、だからこそあの案を提出することが、できたのだろうと)。だったら、やはり立法府主導で、議員立法で、法制度を作るという流れで、内閣はよけない口出しはしない、ということで良いのではないでしょうか?今回、内閣が「皇室の弥栄」を考えていないことが、よく見えてしまった次第です。

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